キャンプといえバーベキューというのもよくわかりますが、何度もやっているとやっぱり飽きてきます。家では作りにくいキャンプ飯、野外で大勢でわいわい食べたいキャンプ飯、キャンプで食べて大正解だったキャンプ飯を集めてみました。
キャンプで食べてみたかった編
憧れだったキャンプでケンタッキー
ずっと憧れていたキャンプでケンタッキーを食べる!を叶えるために温泉を絡めてキャンプ場からケンタッキーの買い出しに出かけました。近くにケンタッキーがあるという条件でキャンプ場を探して見つけたのはたのはクラインガルテン能勢でした。近くといっても車で約36分なので温泉と絡めないとちょっと時間のロスが大きいですね。

関西人はキャンプでもたこパー
美味しいと評判のたこ焼き粉が手に入ったのでキャンプ場でたこ焼きパーティーです。

ステンレス製の粉つぎは義母が使っていたものです。

経木舟皿(きょうぎふなざら)も準備しました。これがあるとたこ焼きらしさがワンランク上がります!

美味しかったのでもっと食べたかったのに子供達がバクバクいってほとんど回って来なかったたこ焼き。自分達で作ったたこ焼きは美味しかったでしょうね。回って来なかったのも納得。
野外でも二度漬け禁止の串カツ
キャンプで揚げ物?って思うかもしれませんが、ガスコンロがあればそんなに難しい話じゃありません。

グループキャンプで揚げながら飲みながら食べる串カツは最高でした。

グループキャンプだと人数分の串カツを準備するのはちょっと大変ですが。

こんなお品書きがあると、キャンプで串カツはより盛り上がります。電源サイトならフライヤーを持ち込むのもありだと思います。

手巻き寿司大会
グループキャンプはテント泊ではなく多目的棟泊だったのでメンバー全員ご飯を作る気ゼロ(笑)。そこで、子供が大好きな手巻き寿司セットをスシローで買ってキャンプで手巻き寿司大会を開催しました。

山盛りのお惣菜も持ち込みました。

キャンプの定番
キャンプといえばやっぱりカレーと燻製ですよね。
子供が主役のカレー作り
野菜を切るところから子供達に参加してもらいましょう。家ではゲーム優先でたまにしか手伝わない子供達もキャンプ場なら率先してカレー作りにチャレンジ。6歳だってみんな自分が主役になりたいんだ!ってことがよくわかります。

大人はカレー作りと並行して鯖と帆立の燻製作りに挑戦します。

子供達が作ったカレーと燻製も美味しくできました。

うずらの卵、チーズを燻製にすることが多いですね。他にはささみやししゃもとか。

スモーカーはキャメロンズのを使っています。スモーカーに高さがないので熱源と食材が近くて熱燻になってしまいますが、火が通り易いので安心といえば安心です。

自家製焼豚を仕込んでおいてキャンプ場で燻製にしたこともあります。こういうのは時間に余裕があるときじゃないと無理ですが。

バターチキンカレーとナン
大人が本気になったキャンプカレーです。はじめて僕発信でカレー作りに挑戦しました。S&Bのスパイスとトマト缶を使ったお手軽なレシピでしたがかなり美味しいのが出来ました。自画自賛です(笑)。

仕込みの部分は家で準備しておいたのでキャンプ場ではフライパンで加熱した程度です。

ナン作りは改善の余地がありそうですが、子供達が頑張ってくれたので今回はこれで良しとしましょう。ナンを伸ばしているのはキャンプで使い倒している焚火テーブルです。ナンを直置きしても気にならないように念入りに拭きました(苦笑)。

設営もキャンプ飯も時短が命
キャンプ飯に時間をかけるのはキャンプに慣れてからで十分です。それよりも設営・撤収が早くできるようにならないとキャンプを楽しむどころじゃなかったので、時短になるキャンプ飯にだいぶお世話になりました。
レトルト
時短優先のときは家もキャンプも変わりません。
流水麵
時短キャンプ飯が少し洗練されてきて流水麺(りゅうすいめん)を上手く活用しています。水でほくずだけで食べれる流水麵はそばの他にうどんもあります。

ホットプレートでキャンプ飯
キャンプでお好み焼きは時短どころか準備に手間がかかっているキャンプ飯ですが、電源サイトなのでホットプレートを持ち込みました。お好み焼きを焼くならガスコンロよりもホットプレートが安定します。

ホットプレートならがあると目玉焼きやベーコンが一度に沢山焼けるので、すごく便利なんですが極めつけはレトルトカレーの温め。鍋だど何度も繰り返さないといけない8人分の温めがホットプレートは1回で済んだのかなりおすすめです。

鳥料理
家では子供達からのリクエストで一番多いのが唐揚げです。キャンプは揚げ物ではなく、炭火や焚き火で鶏肉を美味しくいただきます。
手羽先
手羽先は炭火でじっくり焼き上げます。オガ炭(おがたん)はナウシカの王蟲みたいですよね。


鶏もも
キャンプといえば子供達は長らく手羽先にハマっていました。下手すると大人には手羽先が1本も回って来ない可能性があるので、今回は相方が人数分の鳥ももを買っておいたのですが、これがめちゃくちゃうまくて・・・

子供達はすっかりもも派に転身しました(笑)。
僕は元々鳥もも派だし。ひとり1本なら準備もわかりやすい。鶏ももが分厚いので手羽先と違ってしっかり火を通すのにかなり時間がかかります。
チキンステーキ
スェーデントーチでチキンステーキに挑戦しました。なんせ初めてのスェーデントーチなので火力のイメージがわかなかったのですが、想像以上でした。

南部鉄器のスキレットでチキンステーキを焼きます。皮がカリカリに焼けていい感じ。

こちらが完成したチキンステーキです。予想通り、チキンステーキは子供達にほとんど食べられてしまいました。

ビアチキン
クリスマスキャンプは丸鳥を買ってビアチキンにチャレンジしました。


鍋
具材を切って持って行けば、キャンプ場での料理は簡単なので秋冬のキャンプは鍋が定番です。
すき焼き
グループキャンプですき焼きをした時は子供達もよく食べました。

ただ、キャンプですき焼きをするのがはじめだったので肉の量を読み違えてしまい翌朝も残ったすき焼きの隣にさらにがっつりの肉。この日は早めに寝落ちしてしまったので朝から意外に食べれました。

油におぼれるごま油鍋
寄せ鍋、おでんなど秋冬キャンプに鍋物は定番ですが、こちらは真夏におすすめしたいごま油鍋です。

すき焼きのように溶き卵に付けて食べます。美味しさの秘密は使っているごま油の量で、鍋1つに対してごま油1本丸々使います。カロリーが気になる人は想像するだけで気が遠くなるかもしれませんが、かなり美味しいです。
冷えてしまうと油がもの凄いことになるのでアツアツのうちに食べるのが正しい(安全な)食べ方です。夏におすすめするのは秋冬は油が固まりやすいからです。それと、食べている最中に冷静に油の量を考えるのはご法度です(苦笑)。
ちなみに、ごま油1本というのは、かどや製油の400gもしくは600gです。鍋の大きさと相談の上、自己責任で決めてください。
ブリのアラ汁
ど素人が初めてのノマセ釣りでまさかのブリを釣ってしまいました。
ブリのカマとアラはキャンプ用に冷凍しておきました。寒い時期は融けないよう気をつけるよりも使いたい時に合わせて解凍しておく方が難しいですね。

サーモスの真空保温調理器でじっくり時間をかけて出来上がったブリのアラ汁です。小さめの骨は食べれるくらいにしっかり火が通ってました。シェラカップで飲むアラ汁はなかなか味わい深かったです。

巨大なカマは万全の状態に育てた炭で焼き上げました。これがめちゃうまだったようでちょっと目を離した隙に長男にほぼほぼ食べられてしまいました。

今回のブリは僕が釣ったとはいえ、一緒に釣りに行ったメンバーの協力があったから、メンバーに釣らせてもらったものだと思っているので美味しく食べてもらえたらそれでいいんです。やったことないけどホールインワンをやっちゃった気分です。
ご飯もの
パエリア
スェーデントーチを使って豪快にパエリアを作ります。

パエリアはご飯を炊くのと同じ要領なので、はじめは中火から強火なので丁度いいだろうと思ってパエリアパンをトーチの上に載せました。

蓋はありませんが、同じサイズのパエリアパンを2つ持っているので1つを蓋代わりに被せます。

スェーデントーチの火力があまりにも強いので途中からタフまるにバトンタッチ。スェーデントーチでの火柱ってすごいですね。タープを高めにセッティングしていなかったら危なかった。。
強い火力が良かったのか?パエリアは美味しそうに出来上がりました。

はじめての鮎ごはん
前日の夜に炭火で焼いた鮎で炊いた鮎ご飯。鯛めしは馴染みがありますが鮎ご飯は僕もはじめましてです。

キャンプの朝ごはんはトーストやベーコンエッグのような洋風のイメージがありますが、和風のザ・朝ごはんというのもいいものです。特にお酒が残っている日の朝は。

キャンプの夜は楽しくてついつい飲み過ぎてしまうけど、二日酔いの撤収は物凄くしんどいので気をつけましょう。自戒を込めて。
とうもろこしご飯、香港風焼きそばとか、家では作らないご飯ものにチャレンジするのもキャンプ飯の醍醐味ですね。


その他
ここは牡蠣小屋なのか?
グループキャンプで牡蠣を差し入れてもらいました。あたらないと聞いたので心置きなく、たらふくいただきました。ぷりっぷりの牡蠣が入ったアヒージョもたまりません。



カラムーチョ人参サラダ
人参とマヨネーズとごま、そしてカラムーチョがあれば簡単に作れるサラダです。

ぱっと見にカラムーチョが入っているとは気がつかないかもしれませんが、人参とカラムーチョの2つの食感が楽しめて病みつきになること間違いありません。またマヨネーズがいい仕事をしてくれるんですよね。
そして、美味しさの秘密は、ふりかけたごまにあると思っているので、ごまの準備もお忘れなく!
カレー味の手作りポテチ
子供がえらい気にいって我が家のキャンプ飯のスタメン入りどころか、一時は食卓にもよく登場した手作りポテトチップスは40代にはちょっと辛いメニューです(苦笑)。少ない油で揚げれるのでキャンプではフライパンを使っています。

シンプルに塩味も美味しいのですがこのカレーパウダーをおすすめします。ポテチの他にちくわ天にかけたり、次男はご飯にかけて食べています。

バーベキュー
やっぱりやっちゃうバーベキュー
キャンプの度にバーベキューは飽きたとか言ってますが、友人がこんな素晴らしいお肉を準備してくれていたときはやっぱりバーベキューサイコーと思ってしまいます(苦笑)。

普段は手が出ないような食材を思い切って食べてみるのもキャンプ飯の醍醐味だと思います。
焼肉食べ放題のようなノリのバーベキューは身体がついて行かないけど、お酒を片手に火と語らうような落ち着いたバーベキューはまた好きになりました。ちょっとカッコつけました。家族に頼まれて焼き係をしているだけとも言います(苦笑)。

炭火でじっくりもいいけど、焚き火で豪快に料理するのも面白いですよ。

お頭の炭火焼き
キャンプで食べたかったメジロのお頭もチキンの隣で炭火でじっくり焼きました。

ご当地グルメ編
キャンプ場のある地元の名物を楽しみたいときは準備をしないで現地調達しています。焚き火があればそれをおかずにご飯が何杯でもいけるというキャンプ好きもいるかもしれませんが、現地調達できないのは怖いのでお店の営業日や営業時間のチェックは抜かりなくお願いします。
牡丹鍋@能勢町

シャコ@赤穂市

鮒ずし@高島市

鯖ずし・焼き鯖@高島市
オリーブ牛@小豆島

キャンプ飯にルールはありません
遊びに出かけた先で宿泊地としてキャンプ(車中泊)をするようになって、キャンプやキャンプで食べる食事の楽しみ方が変わってきました。キャンプ飯にルールはないのでキャンプ=バーベキューみたいな固定概念は捨てて思い思いのキャンプ飯を楽しんでみませんか?
と、さも自分で準備しているようにここまでご紹介してきましたが、僕は食べる専門で準備はすべて相方におんぶにだっこでお願いしています。キャンプが好きっていうよりも単に僕は外で泡盛が飲みたいだけなのかもしれません(苦笑)。
