私の家族ノートのレビュー

エンディングノートレビュー

このエンディングノートのコンセプトは、「両親と自分、子どもを繋ぐ」、
そして、「自身の人生をたどり直すことであり、家族の繋がりを再認識する」こと。

「私の家族ノート(藤原ゆきえ・田島安江/書肆侃侃房)」

次の4つの章で構成されています。

  • 1章 誕生からのことを親に聞く
  • 2章 私について
  • 3章 私の子どものために
  • 4章 今、伝えておきたいこと

1章 誕生からのことを親に聞く

1章は親に話を聞くページです。

両親や自分が育った家の見取り図を書くページは、書くことでいろいろな思い出が蘇ってきそうですね。また「親が今、一番楽しみにしていること」という項目は、ちょっと想像がつかないので是非聞いてみたいと思いました。

2章 私について

2章は自分について書くページです。

  • 幼少期
  • 中学校時代
  • 中学卒業以降
  • 18歳以降~20代前半・・・

というように年代別に記入するように作られています。

幼少期のページ等は、古いアルバムを引っ張り出してそれを見ながら書くと良さそうですね。

3章 私の子どものために

3章は0~4歳頃の子どもについて書くページ。

子どもが知らない(覚えていない)幼い頃のことを、お子さんに伝えるために書いておくページのようです。

4章 今、伝えておきたいこと

そして、4章はもしもの時に備えて葬儀や財産について書いておくページです。

もしもの時のページ数がここまで少ないエンディングノートは珍しいです。

人生をたどり直す。

私の家族ノートのコンセプトである「自身の人生をたどり直す」に関連した項目がノート全体にちりばめられています。

「この頃の自分に言ってあげたいことはありますか」
「タイムマシーンに乗って1時間だけ戻れるなら、何歳の頃に戻って、何をしたいですか」
「魔法で「あなたの性格を一つだけ変えてあげよう」と言われたら、何をお願いしますか」
「今の自分は、若い頃に描いていた自分と違っていますか。ほぼ合っていますか」など

私の家族ノート

こうして項目を並べてみると、人生をたどり直すために、自己評価を行う設問が多分にあると感じましたが、「はじめに」にあるこの一文で納得しました。

認識することがポイントのようです。

「・・・自分の歴史を振り返ることは、とても素晴らしいことです。「回想法」というカウンセリングの手法がありますが、心の奥にしまっている過去を引き出し、認識して、解放してあげることは心身の癒しに繋がります。」

私の家族ノート

また、このエンディングノートは、もしもの時に備える内容のボリュームが少なく、そこが特徴的だと感じました。

かなり異色に思えたのは、4章に「遺言書の作り方」が紹介されていることでした。

「エンディングノート」と「遺言」は別物ということを強調するエンディングノートがほとんど(だと思う)の中、エンディングノートの中に自筆証書遺言を書く用紙(白紙のページ)がついているのは他では見たことがありません。

見方を変えれば、自筆証書遺言を書くページが別にあるということは、単にエンディングノートを書くことで遺言と同じような効果が得られるわけではないということが、伝わりやすいと言えなくもないわけですが・・・。

どうでしょうか??

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