エンディングノートの書き方のポイント|預貯金は情報を書きすぎないこと!

エンディングノートの書き方のポイント

私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノートを書いたレポートです。

自分のことを書いた後は資産のこと。1つ目は預貯金についてです。 さあ行ってみましょう!

預貯金のページの書き方

預貯金の情報を書いていて気が付きましたが、口座の数が多すぎる!

残高ではありません、残念ながら(汗)

予め用意されている2ページ(口座9つ分)では書ききれませんでした。

某銀行なんて支店違いで3つもありました。今は基本的には1つの銀行で1人1口座までしか作れないんでしょうが、一昔前はいくつでも作れましたもんね。

給料振込用、住宅ローン返済用、それからへそくり用と分けていた記憶が(笑)

とりあえず書ききれない口座は付箋に書いて貼ってみましたが、吟味して不要であれば解約した方がいいですね。

口座番号を書くと。

せっかくだからと暗証番号も書いておきたくなりますね。

ネットバンキングに登録していると、キャッシュカードの暗証番号の他にネットバンキング用の暗証番号(パスワード)も必要ですよね。

ログイン用、実行用とパスワードがいくつもある銀行もあるので覚えきれません(>_<)。どこかにまとめておかないと大変です。

でも。

注意書きにもありましたが、エンディングノートに暗証番号(パスワード)を書くのは絶対に止めましょう!

それから、エンディングノートにはカード類を収納できるポケットが付いているものもあります。

コクヨのエンディングノートにもそれらしいものがついていました。こんな感じ。

コクヨのエンディングノートについているディスクケース
コクヨのエンディングノートについているディスクケース

パスワードが記載されている乱数表のカードをエンディングノートで一緒に管理するのも危険なのでやめましょう。

ここまで書いたのだから忘れないように暗証番号も一緒に書いておきたい!

気持ちはすごくわかりますが、詳しく書きすぎると個人情報の塊になります。誤って落としたりしたらかなり危険です。

安全面に配慮してのことだと思いますが、預貯金を書くページには暗証番号だけでなく、通帳や印鑑の保管場所を書く欄もありません。

まあ、通帳や印鑑の保管場所を書いておかなくても大事なものをしまっている場所をご家族がわかっていれば問題ないでしょう。

お金の管理を奥さんに任せきりにしてしまっている方は、奥さんが急に入院することになったりすると

  • 通帳・印鑑はどこにある?
  • 暗証番号はなんだっけ?

と慌ててしまうことになりそうなので、預貯金の情報を整理するときに把握しておいた方がよさそうですね。

それは名義預金じゃないですか?

ところで、このエンディングノートには口座の名義人を書く欄があります。

自分自身の預貯金(財産)を書く趣旨なので、名義人の欄はいらないんじゃないの?と思いますよね。

自分の口座なのに敢えて書いておく必要があるとしたら、例えば結婚した時に名義変更の手続きをしてなくて旧姓のままという口座が考えられます。

もしくは親から相続したもののまだ手続きをしていない口座というのもあるかもしれません。

そのどちらでもなく、例えばお子さん名義の口座を書いているなら、それは俗にいう名義預金に該当するかもしれません。

名義預金とは?

聞き慣れないかもしれないので簡単に説明します。

名義預金というのは、あなたが子供名義の口座を作り子供が知らない間にあなたが自分のお金をそこに貯金していたような口座です。

名義預金は単に名義を借りているだけの口座なので税務上、名義預金は子供のものではなく、あなたのものです。あなたの財産としてエンディングノートに書いておく方が適切なのかもしれません。

しかし、これは口座名義だけじゃなくて、子供にあげた(贈与した)ものなんだということなら名義預金と言われないように、きちんと贈与の手続きをしておかれることをおすすめします。

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