エンディングノートの書き方のポイント|普通のノートでも中身は完璧なエンディングノートでした。

エンディングノートの書き方のポイント

私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノートを書いたレポートです。

気になることを書いた後は家族・親族編。

今回は命日、冠婚葬祭メモについてです。さあ行ってみましょう!

祖父母達の命日を書いておこうと思ったら、日付は覚えていてもあれ何年だっけ?というのが正直なところでした。

そういうときは戸籍(除籍)謄本や住民票などを見ながら書きましょう。お寺の過去帳があればそれも参考になりますね。

このページは正月に実家で過去帳を見ながら書きました。過去帳には戒名も書いてあったのでエンディングノートのメモ欄に書いておきました。

冠婚葬祭メモは、誰にご祝儀をいくら包んだかということを書いておくことにも活用できますね。

話の流れで、父が祖父母のお葬式の時に書いておいたというメモを見せてくれました。

それはメモというレベルではなく、ごく普通のノートに何ページにも渡って葬儀に関することがこまごまと書いてありました。

祖母が亡くなる前の数日について日記的なことも書いてあって、さすがにそれには気が付かない振りをして返したけど、どんな内容なのかとても気になりました。

もう十年以上前になりますが、正月に祖母が入院していた病院を訪ねて結婚の報告をした時が、僕が祖母に会った最後になりました。

僕にとって祖母というよりも母代りだったので祖母の最期について知りたいという気持ちもありましたが、やっぱり見てはいけないと思いました。

関連記事:エンディングノートの書き方のポイント 過去を振り返ろう|僕のお母さんは?


ひとつにまとまったものではないけど、父は父なりにいわゆるエンディングノートに代わるものを父自身も気が付かないうちに準備している。

父の書いたノートを見て思いました。

子供はもれのないように

命日を書く欄の下に(ひっそりと)「親族メモ」という項目があります。親族について家族に伝えておきたいことがあれば書いておきましょうと、書いてあります。

  1. 前婚での子がいる場合
  2. 認知した子がいる場合
  3. 養子がいる場合など

相続の実務では亡くなった方のお子さんを洩れなく把握することは手続きを進める上でとても重要なことです。

最初に確認していますが、前婚でのお子さんを相続人と認識していない方が結構おられるのを常々感じています。

このエンディングノートにある家系図のような親族表も前婚のことを書くようには作られていません(まあ当然かもしれませんが)

だから親族表を見ながら自分の相続人について考えても前婚でのお子さんを相続人として見落としてしまうのもわからないではありません。

交換日記(例えが古い?)じゃないんだし、たとえ家族でもエンディングノートは基本的には見せ合うようなものではないでしょう。


日本では夫婦3組に1組が離婚しているというデータがあるようです。アメリカは2組に1組だとか。

そう思えば、相続人や親族関係を正確に整理しておけるように、前婚での親族関係も書いておける親族表があってもいいような気がします。

関連|エンディングノートを相続専門司法書士が書いてみた。書き方のポイントまとめ。

人気記事 遺言書を書こうかどうか迷ったら|郵便局で無料相談会開催中!

人気記事 終活だけじゃもったいない!人生が変わるエンディングノート超活用術