エンディングノートの書き方のポイント|連絡先は年賀状と一緒に毎年見直しましょう。

エンディングノートの書き方のポイント

私、相続専門司法書士の伊藤 薫が実際にコクヨのエンディングノートを書いたレポートです。

気になることを書いた後は家族・親族編。今回は友人・知人一覧についてです。 さあ行ってみましょう!

  • 友人・知人一覧
  • その他の連絡先一覧

どちらもこのエンディングノートに書かなくてもいいと思いました。

実際、その辺もよく考えられていて他で連絡先を整理している場合は、携帯電話、パソコン等、どこをみればよいのかを書いておけるように作られています。

親族一覧にも記入するところがありましたが、友人・知人一覧にも、もしもの時(入院・葬儀)の連絡をするか?しないか?を書くことができます。この辺りがエンディングノートたる所以ですね。

最初から最後まで書いてみたというコンセプトなので、あえて、このエンディングノートに連絡先を書こうとしましたが、もしもの時の連絡の欄でどうしても手が止まります。

いまは健康だからなのか?

入院といっても、入院したことを自分で連絡できるような状況しかイメージできないんですよね。

だから「どちらでもよい」を全員に丸を付けたくなります。って考えることから逃避してますね。。

入院じゃなくて葬儀の連絡はどうかといえば、同じようなものです。

例えばですが、もし100歳まで生きると思っていたら・・・

葬儀の連絡をしようにもその頃には友人・知人はほとんど亡くなっているわけで、そんな先のことを考えていたら書くのが馬鹿馬鹿しくなってしまいます。

もしもの時の連絡の欄は、いくら若くても健康だとしてもきちんともしもの時をイメージして書かないと意味がないですね。

一例として、明日死んでしまったらとイメージするとか(なかなか難しいですが)

定期的に見直す

一度書いても定期的に見直さないと意味がありません。

年賀状の住所録リストをエクセル等で整理していれば、もしもの時の連絡という欄を作って、そこにする?しない?を記入しておくのがいいかもしれません。

連絡をしてほしい人には連絡方法(電話番号、メールアドレス)も記入しておけば、ご家族が連絡をする時にわかりやすいですよね。

年賀状のリストなら毎年見直すだろうと思うので、いいんじゃないでしょうか?

コラム|エンディングノートが1番必要な人は?

ビルの建て替えのため開業から6年間過ごした事務所を移転しました。移転といっても住所が二丁目から一丁目に変わっただけのことですが、心機一転精進してまいります。

自発的な移転ではないので引越し作業は、それは苦痛でした(笑)

建て替えなら立退き料がもらえたんじゃないの?と思うかもしれませんが、定期借家契約だったので立ち退き料はありません。

契約終了の3月末に移転するのは年度末と重なるので、さすがにマズイだろうとひと月早めて引越しました。

成り行きで引越しましたが、良かったことも。

思いきって沢山の物を処分したので事務所がすっきりしました。物理的に片付いた以上に気持ちがすっきりしたのが大きいです。

まったくのゼロから事務所をはじめたわけではないので、本や資料をはじめ引き継いだものが沢山ありました。処分したものは引き継いだものが中心ですが他には6年間まったく使わなかったものや1度しか使わなかったものも処分しました。

まったく使わなかったもの、1度しか使わなかったものがそこそこあるのは、開業当初は来るものは拒まずで話があれば何でもやろうと色々と手を広げていたことも理由だと思います。

今では「時間は有限」ということ、それから「できることなんて本当に限られている」ということをとても感じるので、使わないものやまったく必要ないものに囲まれていることが苦痛になっていました。

とはいっても日常に追われてしまって、処分する時間を作れなくてずるずるとそのままになってしまっていたわけです。

引越しを機にこれを解消したい気持ちが大きくなったので、引越しの前日までかかっているもの、いらないもののジャッジをやり切りました。

捨てる時にもっと迷うかなと思っていましたが、スパッとジャッジして捨てることができました。ただし、この作業は自分でするしかなかったので2月の忙しい時期に時間を取られたのはかなり痛かった(>_<)

自分にしかできないジャッジをしていて思ったこと。

個人事業ならある程度は仕方がないのかもしれませんが、自分の身に突然何かが起こったらうまく引き継ぐことができるんだろうか?ということ。

一人で仕事をしていると、ものを捨てるか残すかの判断に限らず、自分しか把握していないことって多いですよね。

僕は共同で事務所をしているので、何かあればすぐに関係先に連絡してもらうことができそうですが、一人で仕事をしていたら入院した・亡くなったという連絡も遅れそうです。

エンディングノートの連絡先リストは、亡くなった時というよりも入院などで自分では連絡をすることができなくなる時に備えて、自分に代わって状況を伝えて欲しい人を書いています。

それから、いまどんな仕事をしているのかの一覧と、その仕事の進捗が分かるように資料関係を普段から整理しておくようにしています。

これはついついおろそかになってしまいますが、もしもの時にスムーズに引き継いでもらうにはこれが大事ですよね。

エンディングノートって年を取ってから書くというイメージが強いと思いますが、一番必要としているのは個人事業主かもしれませんね。それを痛感した事務所の引越しでした。

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