もしものときの疑似体験ができる3つのこと|衝撃の入棺体験ほか

エンディングノート超活用術

機会があって入棺体験をしたときは、「もしものとき」を怖いくらいリアルに想像してしまい相当焦りました。もし機会があれば一度体験されることをおすすめします。

まずは、もう少しソフトなものからはじめたいならエンディングノートという映画をおすすめします。

1回観ただけでは知り得ない、こんな素敵なエンディングを迎えることができる秘訣を勉強するために何度も観たいと思いました。エンディングノート・そして人生のエンディングを自分事にするきっかけになる映画です。

  • もしバナゲーム
  • 模擬余命告知
  • 入棺体験
  • おすすめの映画|エンディングノート

【画期的】ゲームをするようにもしもの時に向き合う|もしバナゲームが面白い

もしバナゲーム

ゲームを通してもしものときを考える「もしバナゲーム」を知っていますか?

もしバナゲームのマイスターの方から直接レクチャーを受けれる特別な機会に誘っていただいたので参加してきました。

その前に宝塚南口にある海鮮の美味しいお店で腹ごしらえ。会場をファミレスに移して、いざもしバナゲームにチャレンジ。なんだかドキドキしてきました。

もしバナゲームとは?

もしバナゲームについてざっくりと説明すると・・・

重病のときや死の間際に「大事なこと」として人がよく口にする言葉が書いてある35枚のカードを使って、余命宣告を受けた場合を想定して自分が何を大切だと思うかについてゲームをするように考えるものです。

やり方はいくつかあるみたいですが、今回はこれを教えてもらいました。

  • レクリエーションルール(ヨシダルール)

このルールに沿ってカードを用いることで、自分自身が大切にしていることを考え、それらを言葉にすることで、さらに他のプレイヤーの価値観を聴くことで、各人が新たな気づきを得ることができます。

「もしバナゲーム」iACPのサイト

もしバナゲームをするときの心構え

もしバナゲームをはじめる前に、基本的な心構えや注意事項について説明がありました。

  • ゲームの進行をせかさない
  • 他人の考えを否定しない
  • 知りえた情報について口外しない

ゲームはトランプのように場に並べたカードと手持ちのカードを交換しながら死期が差し迫った状況をイメージして5枚のカードを残します。

選びとった5枚のカードから中でも大事だと思う3枚と、少し優先順位の低い2枚に仕分けます。

もしバナゲーム2
僕が選んだ5枚のカード@もしバナゲーム
  • ユーモアを持ち続ける
  • 不安がない
  • 信頼できる主治医がいる

そしてゲームの最後に、なぜこのカードを選んだのか?そしてゲームを体験しての感想を順番にシェアしていきます。

もしバナゲームの感想

大事だと思い選び取った5枚からさらに3枚を選び取るのがやっぱり難しい。ここはそのときの心理状態が現れるのかなと思いました。

1回しかできなかったので表面的な感想になってしまうかもしれませんが、僕が考えるエンディングノートの本質「これからの生き方について自分と向き合う」と共通する部分もありました。

またエンディングノートとは違い「他人に自己開示をしやすい」という部分もあってとても面白かったです。

  • ゲーム感覚で自分の内面と向きあえる
  • 自己開示のきっかけになる

馴染みのない言葉だと思いますがもしバナゲームは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)のひとつとなんです。厚生労働省では、このアドバンス・ケア・プランニングをよりわかりやすく馴染みのあるものにするために愛称を募集しているようです。

人生の最終段階において、本人の意思が尊重され、本人が希望する「生を全う」できるよう、年齢を問わず健康な時から、人生の最終段階における医療・ケアについて考える機会を持ち、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合うことが重要であると考えられます。このような取組をアドバンス・ケア・プランニング(ACP)と呼び、欧米を中心に取組が普及してきています。    

参考:「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称を募集します」厚生労働省のサイト

こういうことからも、まさにゲーム感覚でやってみようと思えるもしバナゲームは画期的だなと思いました。

タイミング的にちょっと無理しましたが今回参加できて本当に良かったです。もしバナゲームとエンディングノートのコラボなど新しい可能性を模索してみたいです。

模擬余命告知は荒療治

参加者の方に、もしもの時の衝撃体験をしていただこうとセミナーを企画したこともありました。

長年外科医としてがん治療に携わり、1,000人以上の死に携わってこられた谷口医師とのコラボセミナーでは余命宣告ワークと題して、参加者の方に模擬余命宣告を受けていただくセミナーを開催しました。

模擬余命宣告
模擬余命宣告
  • 会場の空気が変わった
  • 気温が2度下がった
  • リアル過ぎて怖い

といったご感想をたくさんいただきましたので、参加者のみなさんにもしもの時の衝撃体験していただくという目的を果たすことができました。

はじめての入棺体験

テレビの特番で見たことがあったので、その存在は知っていました。

でもなかなか機会もないし、正直なところ少し抵抗もありました。

誰もがいつか経験することだから練習しておいてもいいかなと、誘っていただいた終活セミナーで思いきって体験してみました。

エンディングセミナーの会場においてあった棺桶は2種類。

  • ベーシックなもの
  • 新しいバリアフリータイプ 

入棺体験の感想は・・・

とにかく狭い。。

肩がきゅっとなります。長さも余裕がありません。  

置いてあった棺桶がスタンダードなサイズなのか?本番ではワンサイズ上のものにした方がいいのか?わかりませんが、これに長時間入っているのはかなり厳しいです。

お葬式の生前契約のために相談すれば、ぴったりなサイズを見立ててくれるのかもしれませんね。

狭かった話はこの辺にして、蓋が閉められたときの感想など。

「本当にに体験で良かった」これに尽きます。

もしもこれが現実なら「ちょっと待った~」と叫んでいたかもしれません。↓こんな感じに。

ちょっと待ったー!!@入棺体験

セミナー会場なのでまわりに人が大勢いてザワザワした雰囲気だったので、比較的ノリで入ることができました。これがシーンと静まり返った場所だったらかなり抵抗があったと思います。

バリアフリータイプはさすがに入りやすかったというわけではないのですが、サイドの板を倒すことで車椅子の方でも無理なく最期のお別れができるように開発されたものです。

バリアフリータイプの棺桶

入棺体験は本気でおすすめします。

ちなみに僕のエンディングノートセミナーでは、エンディングノートは「もしも明日」を意識して書くことを伝えしています。

例えば

  • 10年後に
  • 3年後に
  • 1年後に

意識不明になって介護が必要になったら?

これをイメージしようと思ってもなかなか難しいと思います。先のこと過ぎるからです。

「もしも明日」ならイメージしやすいし、年齢に関係なく書くことができます。

「もしも明日」がイメージしにくければ棺桶に入ってみる。これ以上の疑似体験はないのではと思います。

おすすめの映画|エンディングノート

映画エンディングノート

「いったい、どこまでカメラを回すの?」と思ってしまうほど、娘である監督がお父さんのエンディングを追いかけた映画です。

主人公である監督のお父さんが、亡くなる数日前に病院で長男と(自分の)葬儀の打合せをしている時に、こんなことを言って家族を笑わせていました。

「分かんないことあったら携帯下さい」

このお父さんは「段取り命」で生きてこられたようで、自分の死であっても漏れなく準備をしないと気がすまないという性格。

そして、いかなるときもユーモアを忘れないお父さんのキャラクターがあって完成した作品なんだと思いました。

もちろん、お父さんから家族へ、家族からお父さんへの深い「愛」がなければ、ここまでとことんは撮れないはずです。家族に囲まれ、あったかい雰囲気で見送ってもらえたお父さんはすごく幸せだと思いました。

エンディングノートにひとりで向き合うことよりも大切なことは、エンディングノートをきっかけに自分のエンディングについて家族とどのぐらい向き合えるかだと痛感した映画でした。

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