「私の人生アルバム」 その2

「私の人生アルバム」 その1

「第3章 葬儀とお墓のこと」を見ていて、公益社ならではと感じました。

ページ数の少ないエンディングノートだからかもしれませんが、一般的なエンディングノートにありがちな「お花は?」「音楽は?」「祭壇は?」といった事細かに葬儀の希望を書くようには作られていません。

「費用はある程度かかっても良い葬儀を希望する」、「失礼がない程度に費用を抑えることを希望する」といったざっくりとした希望を伝える項目があるだけ・・・意外でした。

もしかすると、エンディングノートに事細かに希望を書いたところで実際にはあまり役に立たないということかもしれませんね。本人が簡素な葬儀を希望しても、喪主の社会的地位に見合うような葬儀になってしまうことや親戚が口出ししてきて本人の希望とは裏腹にどんどん立派な葬儀になってしまうこともあるらしいので。

一方で、喪主をお願いしたい人の希望を第二候補まで書いておくことができるエンディングノートというのは、はじめて見たかも。第二候補まで決めておかないと、すんなりと決まらなかったりするんでしょうか。おそらく現場を知り尽くした葬祭のプロならではのエンディングノートだろうと思います。

また、身内の葬儀でもないかぎり実際に掛かった葬儀費用を目にすることはないので、「第5章 葬儀のお役立ち情報」にある葬儀費用等のデータは興味津々です。

葬儀費用の全国平均は約189万円という金額でしたが、正直なところこれが高いのか安いのか分かりません。比較するものとして適切かどうかわかりませんが、感覚的には結婚式の費用の半分というところでしょうか?(結婚式は二人分だからほぼほぼ結婚式と同じぐらい)

そう考えると参加人数毎の平均があればもっとイメージしやすそうです。家族葬ならいくらで、50人ぐらいならいくらとか。ちなみに、俗にいう「直葬」であれば全国平均の10分の1ぐらいで済むのではないでしょうか。

実際に経験してみると「直葬」は非常に簡略化されていることがわかるので、自分の思いだけで「直葬」を希望しても家族に納得してもらうのは難しいかもしれません。

直葬に限らず、エンディングノートに希望を書いておけばいいというものではなくて、エンディングノートを家族と話をするきっかけにするのがエンディングノートの正しい使い方のような気がします。