その22 定期的に見直し、書き直すのがポイントです

私、司法書士伊藤 薫がコクヨのエンディングノートを書いてみた体験談です。1冊のエンディングノートをはじめから最後まで2ヵ月半かけて書いていく中で、感じた気持ちや相続の専門家からみて注意しておくべき点、エンディングノートにまつわるエピソードを綴ったものです。

今回は友人・知人一覧と、その他の連絡先一覧について。

どちらもこのエンディングノートに書かなくてもいいと思います。実際、その辺もよく考えられていて、他で連絡先を整理している場合には、携帯電話、パソコン等のどこをみればよいのかを書いておけるように作られています。

(親族一覧にも記入するところがありましたが)友人・知人一覧には、もしもの時(入院・葬儀)の連絡をするか?しないか?(「どちらでもよい」もあります)を書くことができます。 この辺りがエンディングノートたる所以ですね。

「腰を据えてエンディングノートを書いてみた」というテーマなので、あえてこのエンディングノートに連絡先を書こうとしてみたら、もしもの時の連絡の欄でどうしても手が止まります。 いま健康だからなのか、入院といっても入院したことを自分で連絡できるような状況をイメージしてしまうので、全員に「どちらでもよい」に丸を付けたくなります。 (ようは考えることからの逃避ですね)

入院じゃなくて葬儀の連絡はどうかといえば・・・ 同じようなものです。 例えば自分は100歳まで生きるぞ!と思っている人にとったら、葬儀の連絡といってもその頃にはおそらく友人・知人はほとんどが亡くなっていると考えて、自分にはまだエンディングノートなんて早すぎると、書くのが馬鹿馬鹿しくなってしまうかもしれません。

このもしもの時の連絡の欄は、いくら若くても健康だとしてもきちんともしもの時を想定して書かないと意味がないですね。例えば、明日死んでしまったらということを想定してとか(なかなか難しいですが)。

それから、一度書いても定期的に見直さないと意味がありません。年賀状の住所録リストをエクセル等で整理していれば、もしもの時の連絡という欄を作って、そこにする?しない?を記入しておくというのはどうでしょうか?

連絡する人には連絡方法(電話番号、メールアドレス)も記入しておけば、ご家族が連絡をする時にわかりやすいですよね。

年賀状のリストは毎年見直すだろうと思うので、定期的な見直しに利用されてはいかがでしょうか?

その23に続く。