感謝の気持ちを伝えていますか?

エンディングノートを書いておく理由のひとつに、「もしものときに後悔しないため」がありますが、そもそも人は死ぬときにどんなことを後悔するのでしょうか?

そんな疑問に答えてくれるのは、約千人の最期を見届けてきた医師のこちらの著書。
「死ぬときに後悔すること25(大津秀一/新潮文庫)」

紹介されている25の後悔することを、自分なりに「やってしまって後悔すること」と「やらなかったことで後悔すること」に分けてみると、圧倒的に多かったのはやらなかった方の後悔でした。

いま自分の余命があとわずかだと言われたらどの項目を後悔するかを考えてみると、意外に難しい・・・

「23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと」、「24 神仏の教えを知らなかったこと」など実際にその状況になってみないと想像がつかないものもあります。「23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと」というのは、タイトルだけではわかりにくいのですが、他の言葉にすると「『生』と『死』の意味を見つけられなかったこと」というところでしょうか。

25項目の中に当てはまりそうなものが結構あります。それから、25項目の中に入ってはいませんが「親より先に死ぬ」ことは確実に後悔するだろうと思いました。

 

最後の「25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと」に興味深い、こんな記述がありました。

言うまでもなく、死が迫っているにもかかわらず、きちんと話ができる人はごく僅かである。ドラマのように最期の瞬間まで話ができるのは、幻想なのである。

やっぱりドラマはドラマ。

感動的なラストというのは期待できそうにないので、普段から感謝の気持ちを伝えることやエンディングノートなどにメッセージを残しておくことが大切のようです。

この週末は実家に電話(スカイプ)してみようと思ったのでした。