実家が空き家になってしまう理由

実家の“片づけ”というのは、家の中の荷物の整理整頓的な片づけにとどまらず・・・

実家に誰も住まない場合
○残された親の荷物の整理
○相続
○空き家管理
○売却

など売却までの一連の手続き全てが「実家の片づけ」として紹介されていて物が多すぎて家の中が片付かないなんていうのは初歩的な課題だということを思い知らされます。

<実家の片付け 東洋経済>
一連の手続きの中に「空き家管理」がありますが、日本に空き家がどのくらいあるのかご存知でしょうか?

 

なんと!

約820万戸もの空き家があるそうです(2013年)

総住宅に占める割合は13.5%!
「住宅・土地統計調査/総務省」

こんなに空き家があるなら不動産の価格が下がってもおかしくないわけですが、そこは需要と供給にギャップがあるわけで・・・。

「人口の減少」と「空き家の増加」というのは相関するイメージがあるので、やはり地方での空き家率が高いのは想像できます。

記事では空き家の増加は地方だけの問題ではなく、今後は首都圏近郊の都市部でも深刻化するとも。

団塊の世代が80代を迎える頃には、なんと全体の空き家率が23.7%になるという予測もあるようです。

15年後には空き家だらけの住宅地、マンションがあちこちに出現するということですかね。。

 

東洋経済の特集記事には本誌独自の調査結果ということで、次のようなデータが示されていました。
実家の片づけ後に
  • 売却した人38%
  • 賃貸に出した人3%

売却、賃貸以外は「そのまま所有」と書かれているので、半数以上は売却や賃貸をせず、有効に活用できないままに放置されているということのようです。

このデータの通りだとすれば、相続を機に半数は空き家になる可能性があるということになります。

ところで、空き家の何が問題かというと、ひとつは空き家のままで放置されると老朽化による倒壊の危険や火災の不安が考えられます。

有効活用が難しく、老朽化がかなり進んでいるようなら、建物を取り壊すという手がありますが、更地にしてしまうと固定資産税が上がることに・・・

記事によると、富山市では

「居住の実績がなく、住居の用に堪えない建物は、住宅特例の対象から外し、更地と同じ固定資産税を課す

という取り組みをしているようです。

固定資産税だけではなく、取り壊し費用の負担も放置につながる要因だと思うので、どの程度の効果があるのかわかりませんが。

他にも気になったのが、放置されている空き家は相続の手続きが済んでいるのか?ということです。

建物の場合は老朽化が進めば相続の手続き以前に取り壊すこともあるのかもしれませんが、土地はそうはいきません。

考えてみれば、誰も住む予定のない実家の名義変更だけに、後回しにしてしまっているケースがかなりありそうですね。

 

相続の手続きは済ませたものの、なかなか買い手が見つからなくて放置されているのと、相続の手続き自体を放置しているのでは大違いです。

いざ売却しよう、他人に貸そうという時にスムーズに事を進められるよう権利関係の放置は避けたいものですね。


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