組織の力をあてにしない

強みの育て方

関西には泡盛マイスターが少ないので関西の泡盛イベントの依頼は僕にまわってくると思っている人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。そもそも、これまで協会からそういったお仕事を斡旋してもらったことは一度もありません。

そういうのはもちろんウエルカムなんですけどね。なぜかまだないです(笑)

なぜ僕が泡盛マイスター協会の力に頼らずに阪神百貨店の沖縄物産展という憧れの場所に立つことができたのか?ということを考えているうちに気がついたことがあります。

得意分野を育てていく中で、安易に所属している組織の力に頼ろうとしていないかどうか、一度振り返ってみることをおすすめします。

チャンスは偶然の積み重ね

泡盛マイスターを名乗って8年間くらい活動していますが、泡盛マイスター協会からお仕事がまわってきたことは未だにありません。

後でわかったことですが百貨店の沖縄物産展のオファーにはこんな裏話がありました。関連|実績のない僕が阪急百貨店のイベントに出演できた理由

沖縄県大阪事務所では僕を紹介する前に沖縄にある泡盛マイスター協会を紹介したようです。それで、百貨店の方は泡盛マイスター協会に出演交渉をしたものの話がまとまらず、再度沖縄県大阪事務所に相談したときに、はじめて僕の名前が出たというのが詳細な経緯です。

結果オーライですが、泡盛マイスター協会から「大阪にも泡盛マイスターがいますよ。派遣しましょうか?」と言ってもらいたかったというのが本音です(苦笑)

報酬が先か信用が先か

5年連続で百貨店の沖縄物産展に出演しましたが、全部が全部、報酬をいただいたわけではありません。

実績を優先してボランティアだったときもあります。オリジナル泡盛を沖縄物産展で販売した時は近くで援護射撃がしたかったのでお願いして売り場に立たせてもらいました。

OKを貰えたのは、売り場に泡盛マイスターがいた方が多少なりとも泡盛全体のPRになることが百貨店の方もわかっているからというのは当然ですし、もちろん百貨店の方との関係性が出来ていなければお願いしても無理だったでしょう。

自慢じゃないですが泡盛講座の時間以外も休憩しないで売り場に立って泡盛のPRをしてきました。自分の活動が泡盛を知ってもらう機会になればと思ってできる限りのことをやってきました。

これだけ動いたのでこれだけはきっちりもらいますみたいな、お金ありきでは作れない関係性があることは十分に理解しておく必要があると思います。

憧れの舞台に立てるならはじめは無報酬でもいいと思いますし、それが結果的に信頼を作ることができるならまったく問題ないと思います。

組織に意識が向いてしまうのは良くない

小さなチャンスを1つ1つ大切にして、少しずつ信頼を作ってきたという自負があります。これまでの活動はいろいろなご縁をいただいてやってきたというわけです。

協会から依頼がないことをネガティブに捉えているなんてことはなく、今では自由にできるのでむしろありがたいと思っています。誤解のないようお願いします(^^)

いまになって思うと僕は協会の認定講師とかではなくてよかったなと思います。

認定講師じゃないので泡盛マイスター協会もその他の団体も実際のところはわかりませんが、講師用のテキストがあったりすると、そこから外れた内容で講座をするのは難しそうじゃないですか。認定講師の立場や協会を代表して話すとなるといろいろ考えてしまいそうです。

  • こんなことを言っていいのかな?
  • こんなことをやっていいのかな?

協会主催のはいいとしてもそれ以外の場合、主催者のリクエストに臨機応変に応えにくいんじゃないかな?(知らんけど)

いちいち協会や本部に確認しながらだと打合せも全然進まなそうじゃないですか?(これも僕の勝手なイメージですけどね)

とにかく協会を意識しすぎると身動きが取れなくなりそう。黄色のハッピとか、とてもじゃないけど着れないよなぁと(笑)

組織の力に頼るとまた指名してもらうために依頼者よりも組織の方に意識が向いてしまうと思います。それじゃ本質的によいものは作れないです。結果、長くは続きません。

認定講師は何で差別化するの?

巷にある認定講師というのは僕ら司法書士の登記の仕事と共通するところがあると思っています。登記の仕事は基本的に結果に差が出ません(むしろ出たらまずい)。こういう認識を持ってやっています。

だから差別化しようにもスピード感(過程)や価格面だけでは限界があります。こういう思いを抱えていたので、泡盛マイスターという資格や認定講師という肩書きだけでなんとかなるとはまったく考えていませんでした。

だって、協会で価格に決まりがあったら認定講師はどこで差別化したらいいんだって感じですよね?

料金は一律、テキストも同じ。

エリアが違うならいいとして、近くに同じ認定講師がいるなら何を基準に選んでもらうのか?悩みますよね。

そう考えるとよく言われているように、自分の好きなことを発信してそこに共感してもらって選んでもらうという戦略は、司法書士にも認定講師にも有効だろうと思うわけです。

個性豊かな認定講師が増えて、それぞれの持ち味を生かして活動した方が協会全体が発展するんじゃないですかね?

そもそも組織のメンバーということで没個性的になってしまうんだから価格以外で選ばれることを意識しないと、資格を取ったところで意味がないように思います。

もしも認定講師に講義内容やスタイルについて講師の裁量で決めることが許されていないとしたら、認定講師は新しいコンテンツを作れるんでしょうか?面白いことを思いついたのに、協会の存在を気にしてできないとしたらもったいないですよね。

特定の協会のことを思って書いているのではなくあくまでもイメージです。もちろん泡盛マイスター協会の話でもないです。念のため。

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