泡盛を楽しんでいる写真を10000人分集めています。
大阪から泡盛を盛り上げたい!と活動していますが、僕ひとりが泡盛がいい・泡盛は面白いって言うよりも実際に泡盛を楽しんでいる写真を沢山見てもらった方が説得力があると思い、この挑戦をスタートしました。
名付けて10000あわもりチャレンジです。
目次
変な写真を集めるのは何のため?
僕ひとりがなんだかんだ言うよりも実際に泡盛を楽しんでいる人の写真を沢山見てもらった方が、泡盛の魅力を伝えるには説得力があると思ったからです。
でもいざ泡盛イベントなどで撮ろうとするとSNSに顔出しOKかいちいち確認するのは大変だし、酔ってたらまともに確認できない。。
だから泡盛プロップス(通称、泡盛のお面)は顔出しNGの強い味方です。
顔出しNGだからこのお面がありがたいという人もいるし、むしろこれで撮りたいって人もいる。もっと出したい方には顔出しパネルもあります(笑)。
それにSNSに投稿してもパッと見、日本酒なのか?焼酎なのか?何を飲んで盛り上がってるのかわからないでしょ。泡盛だってことがひと目でわかるように、このお面がひと役買っています。
こうも人数が多いとわかりにくいけど(苦笑)。
- 飲み会をもっと面白く!
- 泡盛の文字を拡散させたい!
- 一緒に撮って全国の泡盛ファンをつなげたい!
という想いで、10000人分の写真を集めながら泡盛ってなんだか楽しそうっていう刷り込みをしようというわけです。
泡盛プロップスが生まれたのは2015年5月。飲めない方にもイベントを楽しんでもらおうと、阪神百貨店の沖縄物産展で作ってもらった顔出しパネルがヒントになりました。
いろんなバージョンのプロップスを作ってきました。
- 初プロップスは阪急うめだ本店の沖縄物産展
- 2017年にはオリジナル泡盛のおまけに
- 2019年にはグランフロント大阪のイベントでも
集めるっていっても泡盛を飲んでないのに形だけ撮らせてもらって数を集めるのは趣旨と違うので、泡盛を楽しむイベントを月1回ペースで続けています。
関連|泡盛イベント
始めてわかった10000の重み
1万時間に限らず10000を絡めて目標を立てると、達成するにはかなりの時間がかかります。何年かかろうが達成できたらすごいことなんですが、チャレンジをしているとどうしてもそこに目がいくんですよね。
僕のチャレンジも進捗状況から逆算すると、いまのペースで頑張り続けても達成まで8年。長すぎるよね・・・。
そもそも1万時間を達成するのに1日3時間を続けると10年。1日10時間なら3年かかる計算なので時間じゃなくてもチャレンジの内容によっては同じくらいの時間がかかると思うと、10000というのはやっぱり異常値だなぁと思い知らされます。
「それはあなただからできたんでしょ?」と言われないように、セミナーは再現性があることを求められますが、この10000チャレンジは
- 再現性は気にしない!
- わたしだからできたんです!
- 誰にも真似させない!
という領域を目指す変態集団かもしれません(苦笑)。
でも、誰でも簡単に達成できるようなものなら、はっきりいって強みとは言えないと思います。だからこれが10000チャレンジの醍醐味なんです。
10000チャレンジャー全員で10000の壁を乗り越えた先を見たいのですが、個でも回でも人でも目標に「10000」を掲げるとチャレンジの難易度がぐんとあがるので「10000」をどう絡ませるのかが難しいというか、悩ましいところなんですよね。
10000よりも大切なこと
10000チャレンジのゴールの1つは、こう言ってもらえる得意分野を作ることです。
- 〇〇さんといえば〇〇
- 〇〇を見ると〇〇さんを思い出す
好きな分野に打ち込んでいる様子を日々発信する。これを継続することでまわりに認識してもらいながら強みに育てていく挑戦です。
続けるには方向性や絞り込みは必要で、僕はこのチャレンジをきっかけに泡盛に興味を持ってもらいたいし、泡盛が盛り上がるきっかけになったら面白いなと思っています。
仮に写真が1万人分集まったところで結果的に泡盛が盛り上がるきっかけにならなかったら、達成できたところで単なる自己満足だし、まったくの無駄。だから10000個、10000回、10000人・・・10000を達成することはゴールのようで実は本当のゴールではありません。
チャレンジって数字を達成することに夢中になるあまり、そもそも何のためにやっていたのか?これを忘れてしまうことって多いですよね。
極端な例えですが、僕がたったひとりでプロップスの写真を10000回自撮りしたところでまったく意味がありません。実際にやったらある意味凄いけど(苦笑)。
1万人分の写真を集める過程で、泡盛を楽しんでもらうにはどうしたらいいのか?という視点が必要だということです。
つまり目先のことに囚われすぎて本質的なことがおざなりになってしまわないように、もっと先にある本当に実現したいことに意識を向けないといけないよねという話です。
チャレンジすることの本質的な目的は何なのか?ということを、スタートのタイミングで真剣に考えないとダメですね。僕も偉そうには言えませんが、ここを落とし込めていないと続かないと思います。
10000チャレンジの効果を検証してみた
強力なサポーターのみなさんに支えられて順調に伸びていましたが、コロナ禍で現在はほぼ休止状態です。コロナという強大な壁を前に10000に辿り着けるのか?正直なところわかりません。
達成状況|4460人(2022年5月)
写真を集め始めたのは2015年5月の阪神百貨店の沖縄物産展でした。この挑戦に10000チャレンジの要素を取り入れてみたのが2018年2月です。
- 2015年5月~2018年2月|33ヶ月→1444人
- 2018年3月~2020年3月|26ヶ月→2853人
- 2020年4月~2022年5月|25ヶ月→163人
10000チャレンジの要素を取り入れてから増えるスピードが格段にアップしています。テーマは違いますが一緒に切磋琢磨できる仲間と出逢えたこと、継続×発信が功を奏して強力な応援者と出逢えたことが理由だと思います。
1000|まずは超えよう!1000の壁
当初は数を集めることに意識が向いてなかったので、ブログをはじめfacebook、Instagram、Twitterなど各SNSにバラバラと投稿していましたが、途中からInstagramで専用のアカウントを作って、そこにまとめて投稿するようになりました。
フォロワーを増やすことは目的にしていませんが、特に活用できず集まった人数のカウント用に甘んじています。
感覚的には1000を超えると自分が変わります。10000チャレンジをスタートさせたとき(2018年2月)は1444人でした。まずは100でも1000でもキリがいいところを目指して頑張りましょう。
こんなことをしていて何になる?と、はじめは疑いながらやっていても(苦笑)、いつしか自信に変わります。
自分自身が1000を超えることができていなかったら、そもそも10000チャレンジという企画は生まれていなかったと思います。
1500|打席に立ち続けるとたまにホームランが打てる
プロップスをきっかけに泡盛に興味を持ってもらいたい!と、ずっと言い続けてきました。でもやっぱり無理かもしれないと諦めかけていましたがあるイベントの前日のことです。
ついに!
SNSでこのプロップスを見て!
プロップスをやりたいので、泡盛イベントに参加したい!という女性があらわれました!!マジで~!?
しかも、それで終わらず。
イベントで泡盛を飲んでみたら・・・泡盛に対する苦手意識がなくなったということで、なんと!次回のイベントも参加したいです!!とか、嬉しすぎるんですけど!!
プロップスをきっかけに泡盛に興味を持ってもらいたい!とずっと言ってきましたが、ついに実際に起きてしまいました(^^)v
やるやん!泡盛プロップス(笑)
打席に立ち続けると、たまにはホームランを打てるってことがわかりました。
2000|いいねの数を気にするのはもったいない
投稿しても反応が少ないと、またか!うざっ!って思われてるんじゃないか?って気分になります。だから一度にまとめて投稿したり、気分が乗らなかったときはfacebook・Twitterはスルーして(笑)インスタグラムだけに投稿したときもあります。
2000人も近いしと、半ば強引に気持ちを上げてこんな投稿をしたことがありました。
打てなくても腐らずに打席に立ち続けるって大事(^^)v
とにかく泡盛に興味を持って欲しくて、プロップス(この泡盛メガネです👓)と泡盛を楽しんでいる写真を10000人分集めるというチャレンジ中・・・只今1984人!!
先日は泡盛は苦手という女性がSNSの投稿を見て「プロップスをやってみたい!」という理由で泡盛イベントに参加してもらえるというまさかのことが起きました。それだけでは終わらず。イベントで泡盛に苦手意識がなくなったそうで「次回のイベントも参加したいです」というホームランが打てました。
嬉しすぎる(≧∀≦)ちなみにきっかけになったのは僕が投稿した写真じゃないっていうのが、さらに嬉しいです(^^)
いつもなら「ふぅーん」という反応で終わるはずの投稿ですが、打てば響くってこういうこと!?と思うようなことが起きました。
この応援は本当に勇気が出ました!発信を続けていると、やっぱり見ていてくれる人はどこかにいるんですね~。わいるどふぁーむのYさん、ありがとうございました!
達成までにどんな経験ができるんだろうと思うと10000を目指すモチベーションが湧いてきました。
「毎日1回SNSに投稿する」とかって決めると、義務感が生まれて投稿するのが億劫になるという意見も聞きますが、そういうノルマ?足かせ?がなかったら余計に投稿しないと思います。
毎回伝わる発信をするのはたぶん無理だろうけど、どうしても伝えたいことがあるなら、なおさら伝わるまで発信し続けることが大事だと思います。
それに誰もが経験があると思いますが、文章なんか読まずに惰性でいいねを押していることもあるし、いいねを押さなくても実はじっくり読んでいることもある。だから表面的な反応を気にしてもしょうがない、そんなことを気にして発信しないのはもったいない!ってことですね。
10000あわもりチャレンジに投稿した画像は約470枚になりました。2000人に辿り着くまで集めた写真が470枚ってことは、1枚平均4.2人が泡盛とプロップスを楽しんでくれている写真だと思うと賑やかな感じがするので嬉しくなりますね。これが平均1.5人とかだとあんまり楽しそうな感じがしないので良かったです。
4000|発信を続けていると強力な応援者が現れる
4000人の壁を超えることができたのは、富山県高岡市にある沖縄元気料理 ゆいまーるさんのおかげです。お店で開催していた泡盛普及フェア 盛り泡ろう2019で、10000あわもりチャレンジにご協力をいただきました。
これまで沢山の方から写真をいただいてきましたが、飲食店のフェアでがっつりサポートしてもらったのは初めてです。それが想像を超えるほどの強力な後押しになって一気に5000が見えてきました。ありがとうございます。
キャンペーンが終わる時には4297人分の写真があつまっていました。なんと!ゆいまーるさんで1000人を超える写真を撮っていただいたみたいです。
ゆいまーるさんでは期間中に最も登場回数が多かった人を「盛り泡ろう!キング&クリーン」として表彰されていました。楽しみながらご協力いただけたようで、とても嬉しい気持ちになりました。
実はゆいまーるさんにはお店に伺ったこともなければリアルでお会いしたこともありません。にも関わらずこんな素晴らしいご縁に恵まれたのはSNSがきっかけです。
これこそが発信することの醍醐味じゃないでしょうか。コロナが落ち着いたらお店に伺いますね!本当にありがとうございました<(_ _)>
プロップスミシン目プロジェクト|2017年11月~2021年2月
10000あわもりチャレンジになくてならないのは泡盛プロップスです。沖縄物産展やイベントで使うものは僕が作っていました。
チャレンジを加速させるためにオリジナル泡盛(泡盛でカリー!ブレンド)のおまけにも泡盛プロップスを付けていて、それは購入者のみなさんにカッター・はさみで切ってもらうつもりでしたが、酔っ払いにはさみ・カッターは危険!というご意見をいただきました。
確かにちょっと盛り泡って来た頃がプロップスの出番だったりするので、なるほどと思いました。
それなら、もっと気軽にプロップスを使ってもらえるように、先にミシン目を入れておくことにしました。
どうやって?
カッターで!
誰が?
僕が!
1枚1枚、手作業で(苦笑)
1日1枚、2週間ミシン目を入れてみましたが、仕事のいい気分転換になってます!←ちょっと強がってます(笑)。
勢い余って切り取ってしまうことも時々あります(笑)。
ミシン目を入れるくらいなら、いっそのこと切り取ってしまったらという話もありますが、切り取らないのが「付録」ならではのこだわりかなと。だって子供の頃に雑誌の「付録」が面白かったのは、自分で作る楽しさあってこそじゃないですか?
手作業で何百枚もミシン目を入れる。こんな無謀なことは記録に残しておいた方が良さそうなので、この記事にまとめていくことにしました。
ミシン目プロジェクトに革命が!?
facebookの投稿で「ミシン目を入れるならOLFAのミシン目カッターなら楽かな?」と教えてもらったので、物は試しに購入してみました。
さすが!ミシン目カッター!テレビマガジンの付録のミシン目みたいなクオリティ〜。切り取る時のプチプチという子気味の良い音が快感です。
ただ、いかんせん、径が28mmもあると小回りが利かない。
径が大きいほうが一気に切れて楽かな?と思った僕が浅はかでした。途中で諦めてカッターで切り取りました(泣)。もっと径が小さいカッター探そう~。2017年11月18日
日本一になれるかも?
さすが18mm。小回りが利きますね。本音を言うともっと小さい径のミシン目カッターが欲しかったんですが、文房具屋で探してもらったけどこれ以上小さいのはありませんでした。でもまあ、28mmとのコンビネーションなら、このプロジェクトもなんとか乗り越えられそうかな!?
これ全部にミシン目を入れることができたら日本一のプロップス職人になれそうな気がします。こんなことは誰もやらないので日本一というのは既にクリアしてそうですが(苦笑)。2017年11月25日
何度でも何度でも何度でも
三種の神器を使い分けて、1日1枚コツコツと泡盛でカリー!プロップスミシン目プロジェクト進行中〜
勢い余って切り取ってしまう日もたまにあります(苦笑)
この部分は普通のカッターで、ここのカーブは18mmのミシン目カッターでと、やり易いパターンが見えてきました。さて、カリー!してるこの後ろ姿は誰でしょう?
中のラベルが見えるので、プロップスのめがね(グラス)のとこは切り取ってしまった方がいいかな。2017年12月2日
熟練の職人技をぜひその目で
日本に一人しかいないプロップス職人(笑)によるハンドカットプロップスです!
1枚1枚丹精込めて丁寧に切り取られています。この滑らかなカーブは熟練の職人にしか作ることが出来ません。職人によるホンモノのハンドカットであることを証明する印もついてます(笑)
ミシン目を入れる時に勢いあまって切り取ってしまったり、印刷がズレているもの(何百枚も印刷するとこういうのもあるんですね~)など泡盛には付けられないプロップスが3枚たまったので、約束どおりプロップスだけで販売します。
限定1セット、特別価格の390円です!○○さんは約束どおり買ってくれるんだろうか?笑 ※おかげ様で売り切れました<(_ _)> 2017年12月17日
サンタさんお願い!!
プロップスに簡単にミシン目を入れれる秘密道具をサンタさんにお願いしたら・・・
ちょっと大きめのカッティングマットが届きました〜
今のがボロボロなんでありがたいけど、秘密道具はやっぱりドラえもんにお願いするべきだったなぁと思ったら1枚だけ手伝ってくれました(笑)。2017年12月27日
仕事始め。
あけましておめでとうございます!司法書士の仕事初めに合わせてプロップス職人も始動しましたー!2018年もどうぞよろしくお願いします(^^)
新年早々俺は何をやってるんだーというのは心の声(苦笑)。もう少しでのべ1,300人分の「あわもり」が集まりそうです。ありがとうございます(^^♪ 2018年1月4日
継続は力なり
#継続は力なり #プロップ職人
— 伊藤 薫@泡盛バカの司法書士 (@itokaoru3) February 16, 2018
めがねというかグラスの部分がたまってきた(笑)
オリジナル泡盛のおまけの #プロップス にミシン目を入れてます(^^)#10000チャレンジャー 3:43 pic.twitter.com/gr9kDm2sSU
1日1枚でも続けていると貯まってくるもんですね。まったく使い道はないけど(苦笑)。コースターにしたらというアドバイスが嬉しかったです(^^) 2018年2月16日
歩みはのろくても
1日1枚コツコツと。手で切り取れるように、オリジナル泡盛のおまけのプロップスにミシン目を入れてます。
— 伊藤 薫@泡盛バカの司法書士 (@itokaoru3) March 11, 2018
歩みはのろいけど比べてみると確実に前に進んでるd(^_^o)#プロップス を楽しんでいる写真を10000人分集めてます❗️
只今1529人https://t.co/EU2bTHdWOg #10000チャレンジャー pic.twitter.com/HVs10Nmw0t
2018年3月11日
新記録が出た!
2:42の新記録出た‼️と焦って止めようとしたら初めて見る画面が出た( ^ω^ )#プロップス職人#泡盛でカリーブレンド #ストップウオッチ #iPhone pic.twitter.com/27hNicPkxT
— 伊藤 薫@泡盛バカの司法書士 (@itokaoru3) May 9, 2018
2018年5月9日
またまた新記録!
はじめた頃は1枚に5分以上かかっていたことを思えば半分以下になってる。慣れるって凄い!2018年6月25日
切ってる?掘ってる?
ここまでくると切るというより掘ってる感じ。目の部分もたまってきた( ^ω^ )
— 伊藤 薫@泡盛バカの司法書士 (@itokaoru3) July 30, 2018
プロップス(お面・泡盛眼鏡)はオリジナル泡盛のおまけなのに、泡盛よりもプロップスの方が欲しいっていう反応もあって嬉しいようなちょっと複雑な気分(≧∀≦)#プロップス職人 #10000チャレンジ#泡盛でカリー #泡盛 pic.twitter.com/CItpG6JaPF
2018年7月30日
目だけによく回ります
「オリジナル泡盛のおまけのプロップス(お面・泡盛眼鏡)の目の部分がめっちゃたまった〜」と投稿したら
- コースター
- 名刺
- メンコ
- テイスティングチャートなどなど
目の使い道のアイデアを色々コメントしてもらったので、まずは子供と一緒にブンブンゴマ 作り。目だけによく回ります!2018年8月1日
箱いっぱいにぎっしり。
いったい何枚カットしたんでしょう??
オリジナル泡盛 泡盛でカリー!ブレンドはおかげ様で残り50本になりました。2020年7月17日
完売しました!!
沢山の方に応援していただいてオリジナル泡盛 泡盛でカリー!ブレンドは全国へ泡盛のイメージを変える挑戦の旅に旅立っていきました。ありがとうございました。これにてミシン目プロジェクトも終了です。2021年2月