泡盛ブログ

雪国でしかできない泡盛の楽しみ方

年末年始は山形(米沢市)の実家に帰省するのが恒例行事です。山形には美味しい日本酒がたくさんありますが、雪国ならではの泡盛の楽しみ方について考えてみました。

雪の中で泡盛を冷やす

真冬の山形は暖房をつけていないと家の中でも凍える位に冷えます。子供の頃は水道が凍って水が出ない日もあったので、コンタクトを使い始めた頃は保存液が凍るんじゃないかと密かに心配でした。

家の中でも十分冷えますがせっかくなので雪で泡盛を冷やします。柔らかい新雪なら上から雪の上に落として自然な感じで冷やします。

雪の中のさんご礁

ちなみに、このさんご礁は沖縄旅行で父が購入して山形に持ち帰ったものです。父にとってはじめての沖縄旅行だったので首里城や美ら海水族館、斎場御嶽などメジャーな観光スポットも行きましたが、泡盛の酒造所見学という少しばかりディープな観光スポットにもいくつか巻き込みました。

ところが意外や意外、気にいったのかそれぞれの酒造所で泡盛を買い求め、僕は全くすすめていないのに結局、山形に持ち帰った泡盛は四合瓶が4本。

無料で見学させてもらうのは悪いなぁと思ったのかもしれませんが、もしかすると数年後には山形県民の親子泡盛マイスターが誕生することもあったりしてなんて、血は争えませんからね~

天然の冷蔵庫で泡盛を冷やす

雪が多い年は天然の冷蔵庫で冷やします。

天然の冷蔵庫で冷やした請福ゆずシークヮーサー

日が落ちて辺りが暗くなる頃にはたまらないくらいにキンキンに冷えています。

キンキンに冷えた請福ゆずシークヮーサー

天然の冷蔵庫というのは雪国名物のかまくら。もちろん人工的に造るので、天然どころかかなり大変です(苦笑)。

天然の冷蔵庫はかまくらです

この年は大雪だったので過去最高に大きいかまくらが完成しました。

過去最高に大きなかまくら

サイズ感がわかりにくいかもしれませんが、中でおっさんが横になって寝れるくらいに広いです(笑)。

かまくらの中は大人が横になれます

雪で泡盛を冷やす

雪を握って丸く固めて氷のように泡盛の水割りに浮かべて冷やします。ここまで思いつきましたがさすがにやりませんでした。

小学生の頃、ふざけて雪を食べたことがありましたが酸性雨が話題になった頃なので隠れて少し食べた程度です。そのときの記憶で雪は汚いというイメージがあるので、これは水を入れたグラスに雪を浮かべてみただけです。いまどき酸性雨なんて聞かないので雪も綺麗なのかもしれませんが。

水を入れたグラスに雪を浮かべてみた

飲むのは家の中がいい

大きいかまくらなら中で泡盛が飲めそうですが、高さがないのでちょっと厳しいです。それにかまくらの中は外に比べて暖かいといっても泥酔して寝落ちしてしまうと凍死の危険があります。

真冬に暖房が効いた家の中で冷えたお酒を飲むのが年末年始の醍醐味だと思うので飲むのはやっぱり家の中に限ります。請福ゆずシークヮーサーはアルコール度数が10度なのでロックにするよりもそのまま冷やして正解でした。シークヮーサーのしっかりした酸味が食欲をそそります。米沢名物の鯉の甘煮との相性もバッチリ。

請福ゆずシークヮーサーと鯉の甘煮