泡盛カクテルはその名の通り琉球泡盛をベースにしたカクテルです。58KACHA-SEA、しまボールなどの沖縄らしさ満点の泡盛カクテルを紹介します。また難しく考えず自由に楽しむのが泡盛カクテルの醍醐味です。自宅で簡単に作れて美味しい泡盛カクテルもあります。
目次
泡盛カクテルとは?
泡盛カクテルはその名の通り琉球泡盛をベースにしたカクテルです。泡盛マイスターがバーテンダーを務めるBarDICKをはじめ沖縄には琉球泡盛を使った本格的な泡盛カクテルが味わえるバーがあります。
こちらは泡盛マイスター協会が発行している泡盛カクテルブックです。全国泡盛カクテルコンテストの過去10年分の優勝、入賞作品のレシピが紹介されています。
沖縄らしさ満点!おすすめ泡盛カクテル
THE泡盛カクテル|58KACHA-SEA
泡盛業界イチ押しの泡盛カクテルといえば、こちらの58KACHA-SEA(ゴーヤーカチャーシー)です。公募の泡盛カクテルコンテストでグランプリを授賞したカクテルで、沖縄を代表する食材ゴーヤーが使われている苦味も楽しめるカクテルなのです。
58KACHA-SEAの作り方
58KACHA-SEAのレシピと作り方です。
【使用材料】
- 40度の泡盛
- ゴーヤー3cm
- ライム1/4
- トニック
【使用材料】
- ゴーヤーを3cm幅にカットし、おろし器で周りの部分をすりおろす
- 泡盛を40mg程注ぐ
- ライムを絞り、トニックを注ぐ
- 軽く混ぜて出来上がり
詳しい作り方はバーテンダーでもある泡盛マイスターが作っているこちらの動画をどうぞ!
ワシミルクで作る泡盛のミルク酒がヤバかった!
通っぽく泡盛を飲んでみたい方におすすめしたい飲み方があります。その名もミルク酒。
沖縄県宮古島の池間民族のミャークヅツという伝統行事で振る舞われるというミルク酒は、ワシミルクとよばれる練乳で泡盛を割る飲み方です。そもそもワシミルクって何?って思った人もいると思うのでまずはワシミルクから見ていきましょう。
ワシミルクとは?
泡盛の練乳割りは変化球どころか宮古島ではどストライクみたいです。というのも宮古島では泡盛の練乳割りはワシミルク割り(ミルク酒)といって市民権を得ているもよう。使う練乳はネスレのコンデンスミルクが暗黙のルールだとか。ちなみにワシミルクと呼ばれる所以はラベルに鷲の絵が描いてあるから。
僕も練乳割りに挑戦しようと相方にワシミルクの調達を頼んだのですが、相方が自信満々に調達してきたのは・・・エバミルクという無糖練乳。
まあ練乳には違いないけど、鷲の絵があるコンデンスミルクって言ったのに鷲の絵もないし。。
「ワシミルク」・・・
「ワシミルク」・・・
「ワシミルク」・・・
「★!?$*♯」
「エバミルク」・・・
「ワシミルク」がなにかのはずみで「エバミルク」に?
お前はだんごどっこいしょのぐつか~!
ご存じない方のために。だんごどっこいしょとは、ぐつという男の子が美味しかっただんごを忘れないように、だんご、だんごと繰り返しながら歩いていたのですが・・・川を飛び越えた拍子に思わず「どっこいしょ」と言ってしまったがために、だんごがどっこいしょになった結果、おばあちゃんに怒られたという話です。
後半はだいぶはしょりました(苦笑)。どうしても気になる方はだんごどっこいしょを買って読んでください!笑
転んでもただでは起きたくないので、こちらが泡盛のエバミルク割りです。
牛乳割りと変わり映えしない見た目ですが、若干白が濃いと思ったのは僕だけでしょうか。まあどうでもいいですね(苦笑)。練乳といっても甘さが控えめでむしろ甘さが強めの牛乳という感じ(まあ無糖練乳だからね~)。後味はなんだか日本酒のようにも感じました←ほんまか!?
こちらが正解のワシミルク(植物油脂入りコンデンスミルク)。この鷲の絵があるパッケージをみたら納得ですよね。
泡盛の練乳割りは泡盛をほんのりとした優しい甘さで包み込むので飲みやすくなること間違いなしです。ただエバミルク(無糖練乳)割りの後味が日本酒のように感じるなんて・・・ちょっと飲み過ぎてしまった可能性があるのでワシミルク割りのリベンジはまたの機会に。
泡盛のミルク酒の作り方
ネットでミルク酒という泡盛のワシミルク割りの作り方を調べてみると、ワシミルク1缶で一升瓶分のミルク酒が作れるらしい。グラスで一杯程度ならどんな味になろうとどうってことはないのですが(笑)、さすがに一升分もできるとね。もし甘過ぎて飲みきれなかったらと躊躇してました。
そこで、ミルク酒作りにチャレンジするにあたり関西山形県人会のメンバーから猛者(酒豪)を我が家に呼びました。心強いことこの上なしです。
ネットで得た由緒正しいミルク酒の作り方を簡単にまとめると次のようになります。
- ①用意するもの|泡盛とワシミルクとミネラルウォーター
- ②ミルク酒を作るなら泡盛は「菊之露」がお約束
- ③作り方は一升瓶に泡盛を900ml入れる。ワシミルクは1缶全部入れて、余ったところにミネラルウォーターを入れる
- ④あとはしっかりシェイクしてよく混ぜ合わせる
ではミルク酒作りを始めましょう!左端はミルク酒作りのために買っておいた透明な瓶で、「海波」・崎元酒造所が入っていました。透明な泡盛の瓶を探すのに苦労しました。
まずは空の一升瓶に泡盛を900ml注ぎます。
そこにワシミルクを1缶分まるまる注ぐと練乳は沈殿して泡盛とは分離してますね。
この写真が撮りたいという理由だけで透明な一升瓶を探しました(苦笑)。
一升瓶にワシミルクを注ぐのに漏斗を使いましたが、ミルク酒の本場宮古島ではそんなことはせずダイレクトに注いでるみたいです。ワシミルクの缶の端を折ると注ぎ易くなるようですが、こんなことで家の中をワシミルクまみれにしたら相方に何を言われるか・・・。
ところで泡盛を注ぐときに使ったこのカップ。ワシミルクの缶よりよっぽどこぼれるってどうなん?床が泡盛にまみれて相方から非難轟々でした(汗)。
次は一升瓶に水を入れていきますが、ミルク酒はまだ完全に分離したままです。
あとはひたすら、シェイク!しぇいく!
SHAKE!Give me Give me SHAKE!笑
シェイクしやすいように水は入れ過ぎないのがポイントみたいです。振って振って、振っていたら!こんなんできました(笑)。
念願叶って完成したミルク酒は牛乳割りやエバミルク(無糖練乳)割りとも違った神々しい白色でした。何度も言いますが、この写真が撮りたいために透明な一升瓶を探しました(爆)。
いざ!ミルク酒を実飲
僕と猛者なら結構な量をいけると踏んでいたのですが、ふたりとも2杯目の途中でダウン。昼酒のせいか2人とも「何か入れた?」と疑うくらいの強烈な眠気に襲われて相方達の冷ややかな視線の中眠りに落ちました。先にビールは何本か空けていましたが完全に不測の事態でした(大汗)。
カルアミルクのカルアがない感じ!なんてわかったようなわからないような感想を猛者と言って盛り上がったのですが、何となく伝わってますか?ミルク酒の美味しさは実際に自分で味わってみないとわからないかもしれませんね。
それから他にもよく分かったことがあります。ミルク酒は少量でもよく寝れます(苦笑)
ミルク酒の神々しい白色をひと目見たい!という方はぜひ菊之露とワシミルクを買ってチャレンジしてみてくださいね!そこまでできない(やりたくない笑)という方は多良川さんから「わしミルク酒」が販売されているのでそちらをどうぞ!多良川 オンラインショップ
宮古島特有のミルク酒、泡盛のワシミルク割りの情報を求めてこの記事にたどり着いた方は、これ以降は読まないでください。アレンジが過ぎるのできっと時間の無駄になります(苦笑)。
ミルク酒に入れてはいけないもの。
由緒正しい(?)ミルク酒は美味しいけど、ちょっと濃厚すぎるかなとも思いました。そこが美味しさの理由でもあるわけですが、さっぱり感を出したいと思いついたのがミルク酒のソーダ割りです。ひいてませんか?大丈夫ですか!?
甘さも抑えたいならここは辛口なウィルキンソンでしょう!と、さっそくウィルキンソンを入手。
脱線しますが、ウィルキンソンって日本のブランドだって知ってましたか?僕はすっかりアメリカのブランドだと思い込んでました。今はアサヒ飲料ですが、もとは明治創業の「ザ・クリフォード ウヰルキンソン タンサンミネラル ウォーター有限会社」で造られていました。「ヰ」はわ行の「ゐ」なんですよ。
ミルク酒をウイルキンソンで1:1に割っただけですが、狙い通りというか期待を上回る味になってこれはいけると確信しかけたその時です。なんだかドロドロしてみました(驚)。どうやらミルクとジンジャー(生姜)は非常に相性がいいらしく、いい塩梅で混ぜると生姜牛乳プリンができちゃうみたいです。←マジか!!
ここで止めときゃいいのが僕のブログ。
ここで止められないのも僕のブログ(苦笑)。
そう聞いたらやるしかないでしょ!と、これは後日、生姜牛乳プリンを作ろうと張り切ってミルク酒にすりおろした生姜を適当に混ぜたところで、結局は時間の無駄だったの図です(苦笑)。
ミルク酒はうんともすんとも言わず、しーんと静まり返ったまま。狙ってみたところでそう思い通りにはいかないもんですね。
山形県民がミルク酒を作るとこうなる。
沖縄県民にとってのミルクがワシミルクなら山形県民にとってのミルクといえば日本製乳のおしどりミルクケーキです。いろんな味があるんですよ。
- さくらんぼ
- ラ・フランス
- いちご
- 抹茶
- コーヒー
- チョコレート
- ヨーグルト
それからカマンベールなんてのも。でもおしどりミルクケーキといえば本命はミルク味。
今は「サクサクミルクチップ」なんていう進化系も出てるみたいです。知らなんだ~。
左が昔ながらのミルクケーキで、右がサクサクミルクチップ。さらに保存食のミルクケーキもあるらしく賞味期限はなんと!5年間。泡盛と一緒に寝かせておけば、泡盛が5年古酒になってもまだ美味しく食べられるということですね(^^)
さ、てミルク酒の進化系(?)ということで思いついたのが、こちらのおしどりミルクケーキ de 泡盛。泡盛のオンザロックにミルクケーキを添えれば、あっという間にシャレオツな泡盛カクテルの完成?昔懐かしのポッキーオンザロックみたいじゃないですか!?
おしどりミルクケーキは割と硬めなので頃合いを見計らって取り出せば、最後の方は泡盛が甘くなりすぎるという問題もあっさり解決できます。でも気を許すとミルクケーキが沈んで取り出せなくなるの図。そもそもグラスよりもおしどりミルクケーキの方が短かかった(笑)。
今回はいつもと違ってまともなものができたような?そうでもない??苦笑。
ワシミルク、ミルクケーキのようなご当地ミルクを使ったミルク酒を作ってみるのも面白いかもしれませんね。
常識にとらわれない泡盛のお茶割り
泡盛のお茶割りは沖縄では定番です。
沖縄でお茶といえばさんぴん茶(ジャスミン茶)・うっちん茶ですが、究極の泡盛のお茶割りを求めて彷徨っていたら・・・果たしてこれはお茶なのか?というレベルのお茶割りに宮古島で出逢いました。
今回チョイスしたお茶割りはどれもが粒ぞろいの為フリもオチもありません。どんな順番でいこうか考えてみたのですが泡盛との相性が良くなる順にいきましょうかね(笑)。
ポストうっちん茶?珈琲風味のタンポポ茶割り
相方が最近愛飲しているお茶を奪い取って泡盛で割ってみたら、どえらい美味しかった泡盛のタンポポ茶割り。タンポポの根100%で造られたコーヒー風味のお茶なんですが、タンポポの根っこでなぜにコーヒー風味?
その実体はタンポポの根を刻んで乾燥させて焙煎して粗挽きにしているお茶らしいです。
ネットで調べるとタンポポ茶は戦時中にドイツでコーヒーの代用品として飲まれていた歴史があるようです。二日酔いや肝臓にもいいみたいなので、ポストうっちん(うこん)茶かも。沖縄では泡盛を割るのに馴染みのあるコーヒーだけにコーヒー風味はすんなり受け入れられそう。
味は懐かしいカルメ焼き風。小学校の理科の授業でカルメ焼きを作った時は、全然膨らまなかったなぁ~と遠い目。
パッケージに「コーヒーをひかえている方の為のノンカフェインタンポポ茶(コーヒー風味)」と書いてあったので、泡盛で割るなんてどうかなと思いましたが、「蜂蜜、砂糖、ミルクなどをお好みに応じて加えて頂きますと、おいしく召し上がれます」とも書いてあったのでミルクなどのなどに泡盛も含まれると解釈しましたが、ちょっと拡大解釈が過ぎたでしょうか?笑
二日酔いにならない!?千草28茶割り
大腸カメラで痛い思いをしたのをきっかけに健康に気をつけようと引っ張りだしてきた千草28茶。
ドロドロからサラサラへ、スッキリ快便、メタボ対策など、チラシを見ているといかにも身体に良さそうなので千草28茶を飲めば大腸カメラとは無縁な生活が送れそうですが、そこは泡盛ブログなので泡盛を千草28茶で割って飲もうという話。
で、悩んだのはその割り方。普通にお茶を作ってそれで泡盛を割るのもいいんですけど、それじゃ普通過ぎる。
千草28茶は古来より伝わる伝統野草を28種類厳選して作られているんですよね。野草って聞くと煮出した方が効きそうじゃないですか?というわけで先に泡盛と水を混ぜておいて酒タンポを使ってお茶を煮出すことにしました。
60度手前まで熱々に加熱したので燗酒としては十分すぎますね。
でも煮立てたわけじゃないのでどのぐらい色が出るのか不安でしたが、意外にも濃い目の色が出てます。飲んでみると野性味が溢れていて少々くせが強い。さすが厳選された野草です。味からのイメージですが快便効果はかなり期待できそう。
くせがあるので沢山飲めないというわけではなく、本当に身体にいいものをゆっくり吸収しているって感じ。千草28茶だけで飲んだことがないので信憑性はありませんが、泡盛で割ることで飲みやすくなったんじゃないかなと思います。←本当か?笑
泡盛で割らずに、泡盛を飲む前に先に千草28茶だけで飲んでおく方が効果がありそうです。それを言っちゃうと泡盛で割る理由がなくなっちゃうんですけどね~(苦笑)。
泡盛と同じ米から生まれた玄米茶割り
お次は泡盛のつやひめげんまいちゃ割り。山形のおいしいお米、つや姫で造られた玄米茶です。米から造られたお茶なので、同じ米で造られた泡盛との相性が悪いはずはありません(同じ米といっても泡盛はほとんどがタイ米ですが)。
なんだかほっこりする味わいです。山形県出身で山形のごっつお(うまいもの)大使を自称する身としては一押しにしたい泡盛の割り方です。
実は真面目な太陽のマテ茶割り
CMを見ていると理由もなく声に出してみたくなるネーミングの太陽のマテ茶。夏が終わってしまうとなんだか飲めなくなるような危機感を感じてトライ!
レタスの25倍の食物繊維、ということは千種28茶に負けず劣らずヘルシーなお茶なのかもしれませんね。
パッケージには日本マテ茶協会推奨と書いてありました。日本マテ茶協会?そんな協会があったんですね??あのハジけたCMのイメージとは裏腹に実は真面目なお茶のようです。※2012年に書いたブログが元になっているので当時のCMのことを指しています
意外にも陽気さと真面目さを兼ね備えた泡盛の太陽のマテ茶割りなのでした。
はたして、これはお茶なのか?
宮古島のとある居酒屋さんで見つけた泡盛の”お茶”割り。
よく見ると”お茶”といっても、さんぴん茶でも、うっちん茶でもなく、コーラ+コーヒーで”お茶”ということらしい。見つけたのは宮古島旅行の初日だったので大事を取ってスルーしたけど(笑)、ふと思い出したので家でやってみることに。
泡盛をコーヒーで割るのは沖縄でメジャーなので良しとして、コカ・コーラを使ったしまボールという泡盛カクテルもあるからコーラ割りもOK。
ひとつだけ気になるのは・・・コーヒーとコーラを混ぜること。未知の世界です(^o^;)
せっかくなので普通のコーヒーじゃなくて、自作の泡盛コーヒー(泡盛にコーヒー豆を漬けたもの)を準備しました。この泡盛珈琲は宮古島の泡盛 菊之露で作っていたのも、これもなにかの縁ですね。
この泡盛珈琲にコカ・コーラを投入します。目盛りのあるオトーリ用グラスなら泡盛コーヒーとコーラを1:1にするのも楽チン。ちなみにこのオトーリ用グラスは菊之露酒造創業80年の記念のものですが、泡盛だけじゃなくてグラスも菊之露なのは狙ったわけでもなくこれは単なる偶然です。
そうそう、宮古島で菊之露酒造さんにお邪魔した時に、このお茶割りのことを聞いてみましたが、酒造所の方も「何それ!」って感じだったので菊之露酒造とお茶割りとは関係がありません。念のため。
”お茶”割りのお味です。ひと口目は濃くて墨汁をイメージしましたが、そこで怯まずに飲み続けると苦いコーラというか炭酸のエスプレッソというべきか・・・かなり苦いです。
これは自作の泡盛コーヒーのコーヒーの抽出の仕方が影響していると思うので、缶コーヒーとかに変えればこの苦味は抑えられるでしょうね。
でも意外や意外にもコーヒーとコーラが馴染んでると思いました。手を加えるとすれば”お茶”割りというネーミングは、紛らわしいので止めましょうか(笑)。
それからコーヒーはコーヒーリキュールを使って、さらにさっぱりさせるためにクラッシュアイスを使えばお洒落な泡盛カクテルに化けそうな気もします。コーヒー×コーラのインパクトがあり過ぎてすっかり泡盛の影が薄まってしまいましたが個人的にはこの”お茶”割りはアリでした!
こうやって並べてみると黒×赤が効いてて絵的にもアリじゃないですか?
タンポポ茶割りから宮古島で出会った”お茶”割りまで常識にとらわれないで泡盛のお茶割りに挑戦してみました。アイディアとやる気(勇気)次第で新しいお茶割りが誕生する予感がします。
番外編|閲覧注意!すっぽんの生き血割りの衝撃!
泡盛の楽しみ方は無限大をコンセプトにいろんな飲み方を試してきましたが、まさかすっぽんの生き血で泡盛を割るなんて。しかもすっぽんの生き血を自分で採るなんて思ってもみませんでした。
気になるお味は・・・あ、閲覧注意でお願いします。
泡盛の生き血割りはどんな味?
facebookつながりで誘ってもらったある飲み会に参加した時のことです。
会場は京都の町家を借りてメインはすっぽん鍋。そして参加者は一人一本好きなお酒を持ち寄るという、いわば酒好きによる酒好きのための飲み会でした。そして、ほぼ全員が初対面で僕を誘ってくれた方でさえ、会うのが2回目という完全アウェイな飲み会でもありました。
時間より少し早めに会場に到着すると先に来ていた何人かがすっぽん鍋の準備をしていました。
「すっぽんの調理って特に免許はいらないんですね~」なんて言いながら場に馴染もうとしていたのですが・・・まさかはじめてのすっぽん鍋ですっぽんの介添え(介錯か?)をすることになるとは思ってもみませんでした。。
すっぽんなんて相方が愛飲しているすっぽん小町くらいしか馴染みのない僕がですよ!
すっぽん鍋の具体的な作り方は生々しいので割愛しますが(汗)、はじめに噂には聞いていたすっぽんの生き血を採取しました。
「へぇーすっぽんの生き血ってこうやって取るんだ」なんて感心していると、「生き血用のお酒どれにする?」てな話になりました。参加者が持ち寄ったお酒のラインナップはワイン、焼酎、泡盛でワインが多かったのかな。
アウェイな飲み会だし特に意見せず黙っていたら、「いとうさんの泡盛で生き血割ってもいいですか?」みたいな話になったんですよ~(驚)
いやいや~これは泡盛の中でも減圧タイプの飲みやすいのを持って来たんで他のにしてもらえますか。
というのは心の中で思っただけで、口からは「いいすっよ」って即答でした。←気弱か!
自分が持ってきた泡盛を生き血割り用にするのはダメで他の人のお酒ならいいという理由も見つからなかったし、完全アウェイな集まりだし・・・←やっぱり気弱か!!苦笑
ちなみに僕が持参した泡盛はまさひろシリーズ初の減圧蒸留「まさひろ県産米仕込み」でした。
この泡盛がすごく飲みやすいんですよね!この飲み会で泡盛を苦手だと仰る方からも「この泡盛は飲みやすいですね」というお墨付きを頂いたので間違いありません。
なのに、なんなんでしょうこの飲みにくさは・・・。
すっぽんの生き血割り自体はじめてなんで他と比べようがないんですが、口の中を切った感じというか、鼻血が口に垂れてきた感じ?
生き血割りって、そもそも味わうものじゃないんでしょうか?
ボディのしっかりした赤ワインとかの方が相性がいいような気がしましたね。とにかく減圧蒸留の泡盛には荷が重い(苦笑)。
すっぽんは新鮮なものに限る
すっぽんは肝まで美味しくいただきました。美味しさの理由であるすっぽんが新鮮だったのは言うまでもありませんよね。だってさっきまでピンピンしていたので(爆)。
はじめて飲んだ泡盛の生き血割りの衝撃を除けば、かなり楽しい会だったため肝心のすっぽん鍋の写真を撮るのをすっかり忘れてました。
後で知ったのですが、専門店ではすっぽんの血はワイン・日本酒で割ったものが出てくるらしいですね。「あんなにワインがあったんだから僕の泡盛じゃなくても良かったんじゃ?」というのは心の叫びです。
過ぎたことはさておき、生き血割りにはどんな泡盛が合うんでしょうね?
- 粗濾過
- 樽貯蔵
- 古酒
ここはあまり深追いするつもりはありませんが、合わせるならやっぱり粗濾過かな?
最後に。すっぽんって英語ではsoft-shelled turtleっていうんですね。すっぽん調理を自分の手で体験してこのネーミングにとても納得した初すっぽん鍋でした。
【追記】 生きたすっぽんの入手方法
この記事を読んで新鮮なすっぽんの生き血割りに挑戦してみたいと思ったみなさんに朗報です!なんと!Amazonで生きたすっぽんが売っていました!さすが家まで売っているAmazon。こうなったら是非、泡盛で割ってみてください。
自宅で簡単に作れる泡盛カクテル
簡単に作れて見た目も楽しめるところにこだわりました。冷凍ミックスベリーやガリガリ君・アイスの実など沖縄県外でも簡単に手に入る食材を選びました。泡盛(30度)と炭酸水があれば簡単に作れます。スイカクテルは食べる泡盛カクテルです。暑い季節にどうぞ!
※沖縄県様のご依頼で自宅で簡単に作れる泡盛カクテルを作りました
ミックスベリー
はいさーい!
— 沖縄県大阪事務所 (@okinawa06office) June 18, 2021
泡盛の特徴を的確に伝える泡盛の魅力発信のプロ、泡盛マイスター。
関西在中の泡盛マイスター 伊藤薫さんより、おうちで楽しめる簡単泡盛カクテルを教えていただきました。
是非、お試しください。
伊藤薫さんはInstagramでも泡盛の魅力を投稿しています。
↓https://t.co/xuL80Ctu6e pic.twitter.com/gwG0kWpebr
丸くなったガリガリ君
アイスの実
スイカクテル
さくら泡ハイボール
作り方ですが、作り方というほどのことでもないくらいに簡単です。樽貯蔵の泡盛60ml(30度の場合)にソーダ140mlを加えて軽くステアして、塩抜きしたさくらの花びらを浮かべるだけ。
度数の高い泡盛を使う場合には飲みやすさを意識してアルコール度数が10度以下になるようにソーダを調整してください。
さくら泡ハイボールは泡盛カクテルコンテストに用に考えたオリジナルカクテルです。残念ながら受賞は叶いませんでした。←当然か!笑
さくら泡ハイボールのコンセプト
関西では残念ながら泡盛があまり知られていません。しかも知っている方は「泡盛は強い、きつい」という先入観を持たれている方が本当に多いです。
「常夏の島で飲まれるお酒」という泡盛のイメージや沖縄らしさは、魅力であると同時に見方を変えれば「沖縄で飲むお酒」という思い込みにつながり沖縄県外で広く飲まれる上での障害になっているかもしれません。
泡盛のPRには「沖縄らしさ」が大事なのはよくわかりますが、敢えて沖縄らしさを前面に出さないで考えた泡盛カクテルがこの「さくら泡ハイボール」です。さくら泡ハイボールでは「知らなかった!泡盛ってそうなんだ!」というギャップ感を表現したいと思いました。
- ①強い・キツイというなら泡盛よりむしろウイスキーがそうじゃないかなと思いますが、ウイスキーに対してそういった声はあまり耳にしません。ウイスキーはソーダで割って飲みやすく楽しむハイボールが浸透しているからでしょう。ハイボールは多くのファンがいるので、泡盛を使ったハイボールは受け入れられやすいと考えました
- ②泡盛は甕で寝かせるイメージが強いので、樽で熟成させた泡盛が存在することを知ってもらいたいと思いました。樽熟成は古酒である(古酒基準を満たしている)可能性が高いので、泡盛の魅力の1つである古酒をあわせてPRすることができます
- ③4年後には東京オリンピックが開催されるので世界的に日本に注目が集まります。インバウンド消費に向けて泡盛をPRする上では日本らしさを押し出すことも重要だと思います。日本らしさを強調するために日本の花である桜をレシピに選びました。塩漬けの桜の花びらは通年で入手することができますし、塩抜きの加減を調整することで樽貯蔵の泡盛のスモーキーな味わいと塩味のバランスを変えて楽しむことができます
- ④桜から沖縄を連想する方は少ないと思いますが、沖縄で桜といえば「日本の春はここから」をキャッチフレーズに開催される「名護さくら祭り」があります。全国的にあまり知られていない沖縄の魅力をPRすることも意識しました
「さくら泡ハイボール」は百貨店で行われた沖縄物産展のイベントやライブハウスで開催したイベントで多くの方に興味をもっていただくことができました。特に女性の方から「かわいい」「キレイ」とヴィジュアル面からも興味を持っていただきました。
続いては当サイトで人気のある泡盛カクテルをご紹介します。人気があるというのは記事の閲覧が多いという意味で美味しさとは無関係です。気になった方は自己責任で挑戦してみてください!(^^)
なんちゃって泡盛カクテルのススメ
泡盛マイスターとして何か泡盛の普及の役に立てないかと泡盛を飲みながら真剣に考えた結果、学生時代に学んだ「お酒が苦手でもカルーア・ミルクなら美味しく飲めるという魔法の原理」を思い出しました。
そうですよ!こだわり過ぎずもっと気楽に楽しめばいいんですよね。強い・きついという泡盛のマイナスイメージがハードルになっているなら、いろんなもので割って飲みやすくして飲んだらどうでしょう?
そんな泡盛の飲み方は邪道だと言うご意見もあるかもしれませんが、まずは飲んでもらえないと泡盛ファンを増やすことは到底出来ませんよね。
というわけで「泡盛いろいろ 飲み方もいろいろ 泡盛カクテルだっていろいろ♪」と題して(人生いろいろ風に)、60以上の緩いオリジナル泡盛カクテルを作りました。カクテルというよりなんちゃってカクテルかもしれません(苦笑)。
こんなのは泡盛カクテルじゃない!というご意見もあるかもしれないので、この企画のルールをまとめておきます。
- 割り方は泡盛と何かを1:1で
- グラスは目盛りがあるオトーリグラス
- 使うのは同じ泡盛
飲みやすくて美味しい泡盛カクテルを探るには、いつも同じ泡盛を使うのがわかりやすいと思ったので思いきって買ってみました!
どん!!
4リットル入りのペットボトル泡盛「かりゆし」です(すっかり空になってしまいましたが)。
こちらは目盛りがあるオトーリグラス。
泡盛カクテルとは名ばかりの泡盛と何かを1:1で割っただけのなんちゃって泡盛カクテルを楽しんできました。なくなりそうになかった4リットルのかりゆしは、いつのまにかきれいさっぱり空になりました。
もっと気軽に泡盛(一般酒)を楽しもう!というメッセージを込めた企画です。泡盛は30度が一般的なので強い酒というイメージがあるかもしれませんが、水割り・ソーダ割りに限らずに飲みやすい飲み方で遊び心を持って飲めばいいんだと感じてもらえたら嬉しいです。
60種類以上作ったなんちゃって泡盛カクテルをまとめました。
まずは基本の牛乳割り
「泡盛の水割りは飲み飽きた~」なんて言っている方は、泡盛の牛乳割りなんていかがでしょう?
うぇっ!っと思った方も多そうですが(笑)、泡盛の飲み方として定番といってもおかしくないし、泡盛を美味しく楽しめる飲み方なんですよ。泡盛に限らず牛乳とお酒の相性って意外といいと思います。牛乳焼酎、牧場の夢なんていうお酒もありますしね。
泡盛ファンにお馴染みの牛乳割りは、ほんのりとした甘さを感じます。後味は牛乳感が強めに出るので「あぁ・・牛乳を飲んでるなぁ」と実感できます。
お次は、牛乳割りの変化球という感じの泡盛の豆乳割りです。
牛乳割りとの見た目の変化が乏しいのですが、画像の使い回しではなく正真正銘の豆乳割りです!お味はまあ想像通りですね(笑)。
蒸留酒の泡盛は糖質・プリン体を含まずローカロリーなので、カロリーが気になる方は牛乳割りよりもカロリーの低い豆乳割りをおすすめします!
泡盛で作る うりずんエッグノッグ
あるドラマで竜 雷太が「エッグノッグ」というカクテルを飲んでいるのを見て無性に飲んでみたくなりました。エッグノッグというのはアメリカ南部でクリスマスの季節に飲まれていたカクテルらしいので、当然お酒は泡盛ではありません。
そもそもノンアルコールタイプもあるみたいですが、泡盛野郎としては泡盛で作らないわけにはいきません(笑)。
さて、どの泡盛で作りましょ?卵を使ったカクテルなので「山原くいなエッグノッグ」ではあらぬ誤解を招きそうだし。「久米島の久米仙エッグノッグ」は長くて言いにくい、かといって「龍エッグノッグ」なんてのも短くて語呂が悪い。
どの銘柄にしようかと悩んだ挙句、石川酒造場さんの「うりずん」に決めました。「うりずんエッグノッグ」という響きなら良くないですか?
レシピは
- 泡盛45ml
- 牛乳100ml
- 卵1個
- 砂糖小さじ1
あとはしっかりシェイクするだけですが、うちにはシェーカーがなかった(笑)。
ホエイのシェーカーでやったら?と、相方から久しぶりにいいパスがきました。あ~それいいね!と思ったけどこんなんでいけるか??
それがほとんど牛乳なんでまったく問題ありません。むしろ牛乳のシェイクは慣れているので完璧に混ざりました。このままでも飲めるけど、さすがにこの見た目じゃもろプロティンですからね~
一応、泡盛カクテルなので泡盛グラスに注いで。うりずんエッグノッグの完成です。
気になるお味は・・・想像通りというか、素材そのまんまで特に味の化学反応は起きていない様子でした。うりずんに罪はありません、念のため。
プリンが固まる前の液体を飲んでる感じです。飲んだことはないけど多分こんな感じだと思います。エッグノッグが好きという竜 雷太は、大人なのか子供なのか・・・悩むところです(役柄ですけどね)。
泡盛をご当地ドリンクで割ってみた
北は北海道から南はもちろん沖縄まで泡盛をご当地ドリンクで割ってみたシリーズです。さあいってみましょう!
- 熊ガラナ・白熊ガラナ【北海道】
- 函館イカスミラムネ【北海道】
- 小樽うにラムネ【北海道】
- 牛たんサイダー【宮城】
- おやじの晩酌サイダー【宮城】
- なんちゃってオレンジ【京都】
- なんちゃってクリームソーダ【京都】
- ミキ【沖縄】
- 野菜生活 沖縄シークヮーサーミックス【沖縄】
- マブヤードリンク【沖縄】
- 飲むミドリムシ【沖縄】
BEERじゃないの、BEARなの
新千歳空港に着くなり視界に飛び込んできたのが「キリンガラナ」や「コアップ・ガラナ」という清涼飲料水。ガラナというのはその昔、コカ・コーラに対抗するために日本で開発された飲み物らしい。それが現在では北海道だけに定着したようです。
一瞬、これってビール?と思ったけど、よく見たら「WHITE★BEER」じゃなくて「WHITE★BEAR」でした(笑)。
もちろんビールではありません。ルートビアを初めて見たときにてっきり沖縄限定のビールだと思ってしまったことを思い出しました。この立ち位置が沖縄のルートビアに通じるものを感じたので、愛すべきルートビアに敬意を表して北海道旅行でゲットしました。
ガラナはそれは種類が沢山あったのですが「北海道限定」に惹かれ迷わずレジに持って行ったのがこの白羆ガラナと熊ガラナでした。「北海道限定」を前面に出さなくても北海道でしかお目にかかれないガラナなんですけどね。どちらも飛び出してきそうな迫力がありますね。
北海道旅行中にどちらも1回しか出逢えなかったので買っといて正解だったと満足していたのですが、このブログを書くためにネットを見ていたら「まりもっこりガラナ」なんてのもあるみたい。熊よりも、まりもっこりだったよなぁ~と泡盛片手に一人反省会です。
肴は北海道土産のこちら。
- 鮭とばイチロー
- とろけるような美味しさの「完熟花林糖」
- 雲丹の宿「いい田」のオリジナルチーズ
中でもこのチーズが絶品でした。まぐろの塩辛がいい仕事をしてますね~
美味しさはお墨付き
イカスミといえば、この2つが時々無性に食べたくなります。
- イカスミじゅうしぃ|ゆうなんぎい@那覇市
- イカスミのパエリア|ジェノ@大阪府吹田市
だいぶ前になりますが、どうしても食べたくなって10時からの石川酒造場の見学と14時からの神谷酒造所の見学の間にゆうなんぎいのイカスミじゅうしぃを放り込もうと目論んでいたのですが、うちなータイムに過密スケジュールは相いれずさすがに断念しました(笑)。
イカスミ熱が盛り上がった時にその熱を下げてくれるかどうかはわかりませんが、「函館 イカス!ミラムネ」で泡盛を割ってみました。確かにイカ墨が入っててほんのりというか、結構黒い。
ネーミングもイカスし、美味しさもおスミつきのイカスミラムネなので美味しかったことにしておきます。
うにラムネには荷が重い
北海道旅行中にとんでもない雲丹で出会ってしまいました。過去最高に濃厚でクリーミー、しかも量もすごかったので翌朝は若干顔が黄色くなった気がするくらいに衝撃的でした。
残念ながらこのお店には泡盛がなくて飲めなかったんですよね~。北海道だからしょうがないのかもしれませんが、この雲丹を前にして泡盛を飲めなかったことを引きずっていたタイミングで僕の前に現れたのが小樽うにラムネでした。
うにラムネに手を出す人自体が少ないと思いますが、これで泡盛を割ってみようと思うほどこの雲丹が衝撃的だったというわけです。
簡単には埋めることができない心の隙間。泡盛のうにラムネ割りで埋められたかどうかはご想像にお任せします。
肴要らずの牛たんサイダー割り
仙台名物の牛たん。その牛たんをサイダーにしてしまったのはトレボン食品。イカスミ・うにときたら買っちゃいますよね~。でも牛たんは焼いてますよね~。焼肉風のサイダーってどんな感じなんでしょう??
「舌鼓 炭火焼牛たん風味」というネーミングにそそられます。ラベルに登場するのは商売繁盛の福の神、仙台 四朗。しかもコラーゲンが1,000mgも入ってますぜ、奥さん!笑。
いざ泡盛で割って飲もうとしたら合わせる肴がまったく思いつかない。泡盛の牛たんサイダー割りの時点で完結してますからねぇ(笑)。
ここは素直に(?)牛たん(米沢牛の牛たんペッパー)をチョイスしてみました。仙台牛にするべきだったかもしれませんが、地元山形の食材を選んでしまったのは郷土愛に免じて許してください。
飲んでみると舌鼓炭火焼牛たん風味というのは、なるほど~という感じ。泡盛で割ることで焼肉を食べながら飲んでいるような気持ちになるのは保証します。ただ焼き肉の中でも牛たんというよりカルビかハラミが近いかな。
肴はなぜ焼肉じゃなくてスモークを選んでしまったんだろう・・・これはちょっぴり後悔してます(苦笑)。
おやじの晩酌割りは泡盛風味!?
牛たんサイダーと一緒に買った「おやじの晩酌」もトレボン食品さんの商品です。
名前はともかく、どう見てもサイダーなのになぜか「お酒ではありません」という注意書きがありました。
大人の特権に対する子供の憧れを商品化したというのにはちょっと遠いような。ココアシガレットぐらいわかりやすい方がいいと思いました。パイプ型のチョコなんかもあったような記憶があるので、例えばとっくり型の容器にするとか。
余計なお世話の個人的な感想はさておき。飲んでみるとなんだか日本酒っぽくて清酒風味は伊達じゃありません。アドバイス通りにレンジでチンするとお酒の雰囲気が増し増しです。
清酒風味が売りのおやじの晩酌サイダーですが、泡盛と1:1で割ったので今宵はかなりの泡盛風味です。この辺のデザインなんかはお酒を意識して凝ってて好きですねぇ。
ネットで調べてみるとおやじの晩酌の他にこういうのもあるみたい。どれもノンアルコールです。
- こどもの晩酌サイダー(ほんのり日本酒風味)
- ママの晩酌(梅酒風味)
このシリーズで子供用がこどもの晩酌サイダーってことになると、おやじの晩酌は大人向けの商品で休肝日用に飲むコンセプトかもしれませんね?それなら休肝日用を無理やり泡盛で割ってしまいすみませんでした。
禁断の調味料割り
今回はとうとうネタに困って禁断の割り方に手を出してしまいました・・・
これはやっちまったなーと思いました?
よく見てください。一見すると醤油とマヨネーズですが醤油はオレンジジュースでマヨネーズはクリームソーダです。
安心してください!笑
越えちゃいけない一線はまだ越えていません。なんとか踏みとどまっています。どちらもチェリオさん(京都)のなんちゃってシリーズですが、それにしても良くできていますよね(笑)
なんちゃってクリームソーダをまねてマヨネーズ(本物)をジュースのように飲むのは絶対におやめください!
ってこのクリームソーダは相当ふざけてますね~。こういうのをみると泡盛で割ってみたくなるのは泡盛マイスターというか泡盛バカの性ですね。
見た目ができすぎているせいか飲んでみると醤油もマヨネーズも味にパンチがない気がします。「これって本物?」って思えるレベルだったら面白かったのにそこだけは残念でした。本物じゃないから当然ですけどね。
ミキはよく振ってから。
沖縄ファンには説明不要の”飲む極上ライス”こと、ミキで泡盛を割ってみましょう。僕ははじめて知りましたがミキが清涼飲料水ということはご存知でしたか?ミキを飲んだことがないという方のために、まずはそのままで飲んでみた感想を簡単にご紹介します。
- とろとろっと粘性が高くゴクゴク飲もうと思っても飲めない。「よく振ってお飲み下さい」の注意書きに納得
- 腹持ちが良さそうなので「飲むライス」というコピーは妙に納得
- 味わいは「ゆべし」を飲み物にした感じ
- 香りは香ばしいもち、これは山形名物のくぢら餅の香り
くぢら餅と言われてもピンと来ませんよね?
くぢら餅は僕の地元山形のお菓子です。焼かずに食べれる餅のような和菓子で濃い茶色の方が黒砂糖、薄い茶色の方には赤砂糖が入っています。くるみも入っていて香ばしいです。子供の頃によく食べていたのでミキはとても懐かしい香りがしました。
ミンク鯨、ナガス鯨とかの皮っぽい見た目ですけど、鯨の肉は使っていないので、反捕鯨団体からとやかく言われることもありません。ちなみに、くぢら餅の由来は久しく持ち歩いても良い(変質しない)餅ということで、漢字で書くと久持良餅というわけです。昔は狩りや戦に出かけるときの携帯食だったそう。
硬くなってきたら、きたでちょっと焼くと香ばしさが増してさらに美味です。
だいぶ脱線しましたが、泡盛をミキで割ってみようと思ったのにはちゃんと理由があります。泡盛のミキ割りには泡盛マイスターの試験にまつわるこんなエピソードがありました。
実技試験の肝はやはりテイスティングです。そのテイスティングには第一アロマという原料由来の香りを表現する項目があります。原料由来の香りといっても泡盛はすべて米で作られているので、頭をひねってみてもあまり多くの表現方法は持っていませんでした。
洗いたての米の香り、炊きたての米の香りくらいです。試験に向けてボキャブラリーを増やしたい一心で沖縄で何度か目にしたことがあったミキを実技試験直前に飲んでみたかったというわけ。そして、おかげ様で「ミキのような芳ばしい香り」というフレーズを自分の物にしたのでした。
実技試験前日にギョッとする
泡盛のテイスティングは泡盛の香り・味わいを判断するので、使うグラスは汚れ・傷はいうまでもなく、水あかもつかないようにきれいに洗っておかなければいけません。試験に使うグラスに汚れや異臭がついていないか、念のためマイテイスティググラスの最終確認をしておこうと出してみると・・・
ミキの粘性が高すぎたのか?洗い方が雑だったのか?ミキと思われる汚れがグラスにべったりついていて、ギョッとしたことが忘れられません。ミキを飲んで表現の幅が広がるどころか合格の可能性を狭めてしまうところでした(汗)。
ミキは粘性がとても高いのでゴクゴク飲みたい方は泡盛の量を多めにすることをオススメします。それと、よく振ってからお飲み下さい!
なにも足さない なにも引かない 青汁割り
季節限定の野菜生活 沖縄シークヮーサーミックスに入っている22種類の野菜を見ていたら、青汁で泡盛を割ったらどんな感じなのか?がたまらなく気になってきました。
ひとくちに青汁といってもいろいろあります。でも泡盛に一番似合う青汁はやっぱりゴーヤーということになりますかね?
早速ものは試しということでゴーヤーを準備しました。何も足さない 何も引かない。と山崎のパクりみたいですが、ゴーヤーを丸ごとすりおろしてゴーヤー100%の青汁をゲット!!
これを例によって泡盛と1:1で割って完成しました!泡盛のゴーヤーの青汁割りです。
見た目はトロピカル~。抹茶味のかき氷にも見えますが、しかし味は苦い。苦い青汁そのものです。けっこう苦いと評判の「ゴーヤードライ」・ヘリオス酒造の苦味じゃ物足りなく感じるほど。
あまりにもゴーヤーそのまんまの味なので少し甘味があってもいいかも。怖くて試せなかったけど少し練乳(ワシミルク)を入れてみるとか。
いつも何かと割ってばかりですが、そろそろ足したり、引いたりも勉強した方がよさそうですね。勇気のある方は是非練乳入りをお試しください。2012年に書いたブログです。5年早かったかなと58KACHA-SEAをみて思う(笑)。
泡盛がでーじなってる!
♪マイV!マイV!マブイ~琉神マブヤー~♪
琉神マブヤーと泡盛でまっさきに思いついたのは、神村酒造さんから販売されている「暖流25度クーバー泡盛ボトル」でした。マブヤーじゃなくてなぜにクーバーと思ったけど、子供達に大人気のマブヤーが大人の飲み物 泡盛の顔になるのはちょっとばかし問題があるのかもしれませんね。
うちの子供もマブヤーが大好きで仮面ライダーゴーストと同じぐらいハマってます。ハブデービル好きとしては、クーバーボトルじゃなくてハブ入りのハブデービルボトルなんかがあったら迷わずポチったと思いますが、今回はでーじ、さわやか!な「マブヤードリンク」で泡盛を割ります!
こちらがラベルのマジムンサイド。ハブデービルがいない・・・ゴリのギャラの問題でしょうか?マブヤーサイドにケンがいないのも残念。
泡盛のマブヤードリンク割りの感想をマブヤーっぽく言えば、こういう感じですね。マブヤードリンク割りで泡盛がでーじなってる。もちろん良い意味ですよ。
泡盛カクテルを作る琉神マブヤー、バックヤードのひとコマでした(笑) 。
飲むミドリムシで割る
食べるのか?飲むのか?よく分からないままに、石垣産ユーグレナ(ミドリムシ)にチャレンジする気満々で石垣島に行きましたが、チャンスがなかったのがずっと心残りでした。でも大阪で普通に近所のスーパーにあるじゃないですか!
でもその前にちょっと味見。ざらっとした舌触り。裏面の説明を読むとミドリムシを粉末にしているらしい。道理でザラザラする訳です。そして酸味は野菜とフルーツによるものですね。抹茶とフルーツジュースをミックスさせたような雰囲気でした。
飲むミドリムシってわかりやすいけど、ストレートすぎるネーミングでそのまんまですね(笑)。
ここは石垣島の泡盛と絡めたいですね。今ならまだ引き返せるような気もするけど、ここに泡盛をプラスしてみましょう。そもそも藻なので当然かもしれませんが水槽に藻が生い茂ってるような見た目。
どうも泡盛のチョイスを間違えてしまったようです。というよりも泡盛の量が多すぎるのか?いつもは泡盛と水を1:1にしているけど、それだと泡盛が多いですね。泡盛は少な目の方が絶対いいと思います。身体にはよさそうだけど、ちょっとなーという感じ。※使った泡盛は白百合ではありません
最後の方はどろっとしててざらっとした感触が歯に触ります。これがどうも苦手。石垣島の泡盛と石垣産ユーグレナで美味しい泡盛カクテルができないかなと思いましたが、なかなか難しそうな感じ。。。
ご当地ドリンクはまだまだあるのでお手軽泡盛カクテルにして楽しんでみたいと思います。気になったものがある方は自己責任でお試しください!笑
まずは泡盛に興味を持ってもらおう。泡盛って面白そうだな、飲んでみようかなと思ってもらえるように、僕自身は泡盛の魅力の普及促進に向けていたって真剣に取り組んでいるつもりなのですが・・・。あまりくだらないことばかり書いていると泡盛マイスターの品位に欠けるとご指摘を受けそうなのでこの辺にしておきます。
元気が出る!?エナジー系泡盛カクテル
気の早い方は忘年会シーズンに突入されていることと思いますが、ついつい飲みすぎていませんか?僕も最近はお疲れモードなのか、泡盛がいつもほど美味しく感じないんですよね・・・
5杯目が。
くだらない冗談はこの辺にして(苦笑)、お疲れの時は元気をチャージできるものが飲みたいですよね。
元気ハツラツ割り
お疲れの時に元気ハツラツになれそうな泡盛のオロナミンC割り。オロナミンCの公式サイトで見つけたウイスキーをオロナミンCで割った「オロナミンウイスキー」という飲み方がきっかけで思いつきました。
色が綺麗で泡が立ち上る様子も幻想的。子供の頃に飲んだ飲み薬風で良薬は口に苦しといった味わいでした。公式サイトには牛乳で割った「オロナミンミルク」、卵黄を混ぜた「オロナミンセーキ」という飲み方も紹介されていましたので気になった方はぜひ。
そして、やはりこの手のものはさらに強い刺激を求めてしまいます。
ファイト一発~!!割り
オロナミンCの110円から153円に上ったリポビタンD。日頃から二日酔いの時にお世話になっているリポビタンDだけに泡盛との相性もいいはず。←違うか?笑
刺激というものはどんどん麻痺して、いつもの刺激では物足りなくなるのが世の常。
最後は値段もリポビタンDの○倍になった・・・
禁断のハブアタック割り
琉球ハブ酒も億万長蛇も泡盛ではなくリキュールなので、泡盛バカとしてはハブ×泡盛を味わってみたいと思いました。仕切り直しに選んだのはこちらの南都物産さんの「SUPER ハブアタック」。
525円で普通のハブアタック(315円)より少し値段は張りますが、ちょっと奮発してみました(笑)。ちなみにハブアタックにはノニアタックという姉妹品も存在します。SUPER!ローヤルゼリー・高麗人参の他にも元気の源がいっぱいです。さっそく開けてみましょう!
ちっちゃ~、あげ底ですやん。いつものように泡盛で割るのにこの量で足りる??でもこのサイズ感は効き目が約束されたような気がするのはなぜ?そしてストローがついているとさらに効き目が保証された気になります(笑)。
いつものグラスにハブアタックを注いでみましたが、いつもはぷからすの「ら」のラインまで入れているのに量が少なくて「す」のラインまでしか入りません。それならいつも1:1で割っているだけなので、泡盛を「ら」のラインまで注げばいいだけのこと。とにかく飲んでみました。
ハブだけに、ハブアタック割りがヘビーローテーションになるような予感は・・・しませんね。3回くらい飲めばくせになりそうな気もしないでもないかな?笑
元気源ドリンク割り
福島県南相馬市にある愛和産業さんの元気源ドリンク「おおっ!」割り。亀のイラストと相まってなんともいえない商品名ですね~。グラスのおじさんもいつも以上に元気に見える(笑)。
老若男女に読んでもらいたいという僕のブログのスタンスとしてはこの辺で止めておくのが賢明なんでしょうね。「おおっ!」はスッポン抽出エキス入りですが、阪神百貨店の東北6県物産展で夏バテ対策にと薦められたものです。誤解のないよう。
エナジー系はさらに強い刺激を求めようとすると、ユンケルシリーズの最高峰「ユンケルスター」(50ml)4,078円とか、ちょっと方向性の違う元気系に向かってしまう怖さがありますが。
モンスターエナジー割り
飲んでみたいと思いながらもチャンスがなくてやっとこさ飲みました。ひとくち口に含むと、濃い目のリポビタンDだなと思いました。これはリポビタンD割りの二番煎じで終わるかなと思いながらも泡盛で割るとマジでうまい!
使った泡盛(無垢)のおかげなのか?泡盛のしっかりした甘さがいい感じに働いて相方からも高評価をいただきました。
お酒をエナジードリンクで割ると、エナジードリンクのカフェインの効能で酔っていることを自覚しにくくなる傾向があるようです。それで、どれだけ酔っているのかを自覚できないままエナジードリンク割りを大量に飲みすぎてしまい、最悪の場合、急性アルコール中毒になる危険性が指摘されています。
美味しかったのは本当ですが、この割り方をすすめているわけではありません。もし飲まれるならお酒の適量を考えて自己責任でお願いします。
休肝日のための泡盛カクテル
ノンアルコールビール(ビールテイスト飲料)なんて、トマトの入っていないタコライスみたいなものは飲めるかぁ~!!!と憤っていたのですが、飲んでみるとあれ!?結構いけるかも?
それなら足りないものはアルコールということになるので、いっちょやってみますかっ!
休む日のALC.0.00%割り
まずはキリンの「休む日のAlc.0.00%」の泡盛割り。今週末は休むはずだったのに・・・みたいな不測の休日出勤をした日が似合いそうです(苦笑)。
オールフリー割り
お次はサントリーの「ALL-FREE」の泡盛割り。冷静に考えるとビールのアルコール分は5度ぐらいなのに、これは推定でも12.5度位はありそう。
アルコールのボアアップ?いや、なんだか軽さがウリのノートパソコンに、どでかいモニターとキーボードを付けて使うような感じ。例えがいけてないですね(苦笑)。
ナチュラル・モルト割り
最後は「NATURAL-MALT」の泡盛割り。ドイツで造られたこと以外の素性が分からないのですが、とにかく全然ナチュラルじゃなくなってしまったことだけは確か。ジャンクフードなんだけど、材料は全て無農薬を使ってます的な感じ?←うまく言えてないか?苦笑。
何故か大学時代のバイト先の先輩がディーゼル車のセドリックのバンをガソリン車に改造してたことを思い出しました。
そうそう味について書くのを忘れていました。他のお酒で例えるのは泡盛テイスティングでは禁じ手ですがハイボールみたいな印象を受けました。ビール風味に泡盛をプラスすることでウイスキー寄りの味わいを感じるなんて無茶苦茶ですね。でもそう感じるのでしょうがない。
でも意外にもなかなかいけるんですよねぇ。アル添の日本酒を考えればそんなに違和感ないんですけど。これは第5のビールかも!?
寝苦しい夜はこんな泡盛カクテルはいかが?
寝苦しい夜にきっと飲みたくなる泡盛カクテルをご紹介します。
コーレーグッスリ
寝苦しい夜にぴったりの泡盛カクテルが「ベスト・オブ・沖縄 2004」に紹介されていました。その名もコーレーグッスリ!
沖縄通の方はピン!ときたかもしれませんね。そうです!コーレーグースを使った泡盛カクテルです。知らない方のために。コーレーグースといえばチャンプルーや沖縄そばとも相性の良い、島とうがらしを泡盛に漬けた調味料です。漢字で書くと「高麗古酒」と書くんじゃなかろうか?(間違っていたらご指摘ください!)。
なんとなく展開が読めるかもしれませんが(苦笑)、コーレーグースに漬けてある島とうがらしを泡盛の水割りに浮かべただけのシンプルかつ危険極まりない泡盛カクテルがコーレーグッスリの正体です。
気がつけば我が家の古株のコーレーグース(右)が冷蔵庫の中で3年以上熟成されて、すっかり古酒になっていました。
新入り(左)と比べると古株(右)の島とうがらしは状態もさることながら、色が半端ない。島とうがらしの色が完全に抜けてしまっています。逆に辛さが落ち着いてコーレーグッスリに使うにはいい塩梅だと思います。今宵の熟睡を期待してコーレーグッスリにチャレンジしてみましょう!
いざ中身を取り出してみると・・・ちょっとばかしモスラ寄りになっていますが、決して芋虫ではありません(笑)。
島とうがらしを取り出した後の泡盛を少し飲みたくなったので舐める程度で味見してみました。これが意外といける(笑)。
色がすっかり抜けてしまって出涸らし感があるので思い切って爪楊枝に3つ刺して泡盛の水割りに入れてみました。出涸らしとはいえお味はピリッと辛い!横から見るとなんだか物まねの一人三役のような可笑しさを感じました。
まあ予想はしてましたがネーミングほど寝つきがよくなる泡盛カクテルではないのでもう1杯!
魔改造したミルクセーキ割り
こちらは「ミルクミント」から閃いた僕のオリジナルです。ミルクミントというのはスペアミントの生葉に温めた牛乳を注ぎ砂糖を加えたもので、寒い夜に飲むと身体が温まってグッスリ眠れるそうです。身体が温まって眠くなるというのは、寝苦しい夜に試すには眠気を誘うメカニズムが真逆な気もしますがまあやってみましょう。
まずはチェリオのミルクセーキを準備します。
次にたっぷりのミントを良くすり潰します。
そして、寒かろうが暑かろうがとにかく眠気を誘うにはこれ!?アルコール度数60度の花酒を適量加えます。
後は氷を入れてミルクセーキを注げば、はい完成です!
いつもは味見にも興味がなさそうな相方も今回ばかりは絶賛するお味でした。ちなみにミントネタを思いついたのは我が家のベランダのミントが豊作なこととは無関係ではありません。
熱中症対策は泡盛に塩を効かせて!
暑い日が続いていますが、泡盛でちゃんと水分補給してますか?笑
熱中症対策は気が抜けませんが、熱中症の予防には水分だけじゃなく塩分も重要らしいですね。今年の酷暑は塩入りドリンクが売れに売れたのはそういうことが影響しているみたいです。
ということで熱中症対策を兼ねて塩を効かせた泡盛カクテルを楽しんでみようという企画です(※2013年に書いたブログです)。
塩入りがないならスノースタイルで。
あの名作「はちみつレモン」に塩が入った「塩のはちみつレモン」なるものが6月から発売されていたので、これは是非とも泡盛で割ってみなくてはと、コンビニやスーパーなど売っていそうなところをチェックしまくりましたが、この夏はついに出会うことができませんでした。。
そろそろ夏が終わりそうなので、普通の「はちみつレモン」に自分なりに塩をプラスすることにします。そのまま塩を入れるのは負けを認めたような気がするのでスノースタイルでソルティ・ドッグ風にアレンジしてみました。
塩を少し足しただけなのにキリっと印象が締まりますね。結果的には塩入りが買えなくて良かったと思える出来栄えに満足しています。なんだかスノースタイルにハマりそうな予感(笑)。
スイカサイダーにも塩が似合う
フルーツに塩を入れるならレモンじゃなくてやっぱりスイカでしょう。そしてスイカといえば山形県の尾花沢スイカでしょうということで、地元山形推しの山形尾花沢スイカサイダーの登場です。
スイカサイダーにも塩は入っていないので、これまたスノースタイルで楽しみました。さらっとスイカサイダーって書いてますけど炭酸入りのスイカジュースなんですよね。これは好き嫌いが分かれるところかもしれません。
ところで、このスイカサイダーが5本並ぶとなんだか仮面ライダーっぽくないですか?単に名前のせい?
画像じゃわかりにくいと思いますが、スイカに合わせて薄いピンク色のパキスタン産岩塩を使ってみました。言わないと誰も気が付かないと思うので書いておきますね(笑)。
この夏、熱くならずにいれなかったもの
山形が地元の僕にとってこの夏、熱かったものといえばモンテディオ山形です(甲子園での日大山形の活躍はもっと熱かったけど)。
- 後半48分に同点弾を決められるとか
- 7試合勝ちなしとか
モンテディオ山形サポーターには熱くなりすぎてクールダウンせずにはいられない話が満載でした。それには公式ドリンクのこの12(トゥエルブ)が最適だと思いますが、17試合連続で失点しているなんてデータを見ちゃうと当然1本では足りません(苦笑)。もちろん塩も入れないと。。
さらに水だと思い込んで買った24本入りの12(トゥエルブ)が、実はスポーツドリンクだったことに気がついてまた熱くなってしまった。水なら泡盛を割るのにいくらあっても困らないから箱で買ったのに(苦笑)。
でも12(トゥエルブ)を1本買うと10円がモンテの強化費になるらしいので、よしとしますか。
こうなったらスポーツドリンクだろうが泡盛を割っちゃうよ(笑)。
お酒を飲んだ後にポカリを飲むとお酒の回りが良すぎて悪酔いするなんて話がありますが、さすがに泡盛と一緒にスポーツドリンクを飲んじゃダメですね、お酒の回りが早い早い(汗)。
これはスノースタイルではなく中に塩を入れてみましたが、想像よりも12(トゥエルブ)の酸っぱさの主張が強くて全体的なまとまりに欠けてしまいました。まとまりのないチームが勝てないのと同じようにこれはおすすめできません。
ホット泡盛カクテルでほっとひと息
寒くなってきましたね~。泡盛は南国沖縄のお酒なので、こう寒いと水割りじゃいまひとつ進みが悪くなるかもしれませんね。個人的にはそんな気配はまったくありませんけど(苦笑)。
もし水割りに気分が乗らない時は泡盛のお湯割りにチャレンジしてみませんか?
泡盛のお湯割りは意外にも市民権を得ています。でもお湯割りにすると、もわっとくるアルコール味に抵抗を感じる方もいると思います(お湯割りにしてもわっとくるのは泡盛だけじゃないんですけどね)。
お湯割りばかりも芸がないので、ホットカクテル編と題して泡盛を温めて楽しむ飲み方をご紹介します。
ジンジャーシロップで冷え知らず
グラスにジンジャーシロップをたっぷり入れて、適量の泡盛を入れます。
あとはぐつぐつ沸いたお湯を注いでしっかり混ぜれば身体の芯から温まる泡盛のジンジャーシロップお湯割りの完成です! ジンジャーシロップがあれば冷え知らずで泡盛がどんどん進みそうです。
ジンジャーは入れっぱなしで繊維質を取り除かない方がより温かみを感じられるような気がします。このグラスは二重構造のボダムのダブルウォールグラスなので沸騰したお湯を入れても持てますが、普通の耐熱グラスじゃあ熱くてまず持てません。
別に普通のカップでいいんじゃないの?という話もありますが、ブログ的には透明なグラスの方が中身が見えて撮りやすいので重宝しています。
って、これじゃ限りなくフツーのお湯割りですね。手始めにまずは準備運動ってことで。
凍らせないレモンティー割り
僕ははじめましてでしたが、このレモンティー(株式会社Suntea A K)は沖縄ではメジャーな駄菓子らしいです。
ホットでもアイスでもOKと書いてあるけど、レモンティーは凍らせて!といわんばかりのルックスですよね。寒いと凍らせてチューチューしたい気持ちなんてまったく湧いてこないので、ここはホットでいただきましょう。でもどうやってホットにする?
酒タンポがあるので、前割りしてひと晩寝かせておいたものを燗にすることを思いつきました。泡盛を温めるならレンジでもいいんですけどね。ブログネタとしてはこのひと手間が欲しかっただけです(笑)。
時間をかけて馴染ませておいたものを酒タンポで温めます。目指すは55度オーバーの飛びきり燗!
前割りをひと晩寝かせるなんていうと芋焼酎みたいですが泡盛のホットレモンティー割りです。飲み終える頃には身体も心もポッカポカ。ホット!なレモンティー割りがあれば暖房要らずです(笑)。
芯から身体を温めてくれる泡盛のレモンティー割り、飛びきり寒い日にいかがですか?
あっつ~い炭酸で割ってみた!
あのCMを見た時からずっと飲みたいと思っていたのが「あっつ~い炭酸」です。コンビニ、自販機を探し回っても「あっつ~い炭酸」なんてどこにも売ってないぞと慌てましたが「カナダドライ ホットジンジャーエール」のことだったんですね。
熱い炭酸というのが斬新すぎるので、人気がなくて置いてるところが少ないのかと思ってしまいました。ごめんなさい。
自販機で買って家まで帰る間に冷めたのと常温の泡盛で割ったことも手伝って、あっつ~いどころか、ちょっとぬる~い炭酸になってしまいました。つけ麺でいうところの「ひやあつ」状態ですね。いや「あつひや」か?ま、どっちでもいいか(笑)。
なんか、ぬる~い記事になってしまいそうなので2本買ってきたうち1本は温め直すことにしました。「ご家庭での加温はさけてください」って書いてあったのでちょっとびびって、念のため缶の蓋を開けてから泡盛と1:1にして湯煎しました。ものすごくぐらぐら沸いています。でも氷の中で冷してるみたいにも見えますね。
手で持てないぐらいのあっつ~い炭酸になりました!
うーん、かなり暖まる!
そんなことよりもホットな炭酸ってどうなんだ?と思った方もいると思いますが、泡盛で割らずにそのままで飲んでも好きな味でした。細かな炭酸もいい感じです。これもキャンプの寒い夜に飲んでみたいですね~。
ハイビスカスエキスBeni割り
泡盛に限りませんが、お酒を温めるともわっとする感じがどうしても苦手という方もいるんじゃないでしょうか。そんな方のために物質的な温かさではなく気持ちを南国気分に持っていく泡盛の飲み方を考えてみました。
常夏から真っ先に思い浮かぶのがハイビスカスなんです。そして偶然にも我が家にはハイビスカス(あかばなぁ)100%のエキス「Beni」がありました。
というわけで泡盛のBeni割り。泡盛は常温なのでもわっとしませんよ!それにしても想像よりもかなりパンチのある味だなぁと思ったら10倍希釈だからって泡盛で10倍に薄めていました~。薄まるどころかこれじゃある意味濃くなってる(笑)。
Beniを水で10倍に薄めてたものと泡盛を1:1にして仕切り直しです。ようやく見た目が薄くなりました。これならほっこりして飲んだら気持ちよく眠れそう。リラクゼーション効果が期待できそうなので女性にもおすすめしたいです。
常夏ココナッツ割り
見ているだけで南国気分が味わえそうな常夏ココナッツミルク。韻を踏んでいるしネーミングのセンスが秀逸ですよね。「山田くん~、座布団二枚じゃなくて、泡盛二杯~」と言ってしまいそうな旨さです(笑)。
しかも沖縄の海水塩使用って!探しまくっても見つけられなかった塩入りドリンクじゃないですか!真夏に会いたかったぜ~
甘そうと思ったパッケージの見た目とは裏腹に飲むと結構しょっぱいです。それと、これも温めていないのでもわっときませんよ。
寒さで泡盛から遠のいてしまいそうなみなさん!泡盛を温めるもよし、気分だけ南国に浸るもよし、寒い日にも泡盛を楽しんでみませんか?
ジューシーな泡盛カクテル
泡盛を気軽に楽しもう!とカクテルとは名ばかりの泡盛を何かで割っただけのなんちゃって泡盛カクテルを楽しんでいます。割るのはもっぱら清涼飲料水・炭酸飲料ですが、たまにはフレッシュな100パーセントの果汁や生搾りで豪快に割ってしまおうという企画です。
たんかんの生絞り割り
たんかんって「ポンカン」×「みかん」なんですね。「たん」はどこからきたんでしょう???
みかんのいえば季節は冬、こたつでテレビを見ながら一気に2、3個食べてしまうのがみかんのイメージですが、ヤンバルの灼熱の太陽で育ったたんかんにこたつは似合いません。似合うとすれば、それは沖縄の銘酒、泡盛。
いささか強引な感じですが(苦笑)、ジューシーな泡盛カクテル1杯目は沖縄はヤンバル生まれのたんかんを使います。
スクイザーを使って手でじっくり搾ったたんかんの果汁です。スクイザーなんて普段使いませんが、挑戦している泡盛マイスターの技能競技大会は筆記試験もあるのでカクテルをつくる道具もときどきおさらいしておきます。
まずは果汁だけで。ヤンバルの自然の中で育まれたからでしょうね、しっかりとした甘さがあります。
生搾り、本搾り、一番搾り、直搾りと〇〇搾りが乱立していますが、これはやっぱり生搾りになるんでしょうか?生搾りの濃いたんかんで割った泡盛もかなりイケます。
ところで、雪がまったく似合わないヤンバル育ちのたんかんでも、こうやって2つ重ねると雪だるまに見えてくるのは雪国育ちの僕だけでしょうか?口は残念ながらたんかんではなくみかんです。
泡盛のパイン缶割り
唐突ですが、パイナップルを食べすぎて口の中が切れたことってありませんか?
パイナップルと聞くと、相方がタイに行った時に食べ物が全く合わなくて旅行中はパイナップルだけで過ごしたというエピソードを必ず思い出します。何日もパイナップルだけなんて口の中が切れまくりで、ちょっとした拷問ですよ(汗)。
そんなことはさておき。ジューシーな泡盛カクテルの2杯目で使うのはそんじょそこらのパインジュースとは違いますよ。そもそもジュースじゃないし。誤解を恐れずにいえばパイナップルの缶詰めの残り汁を使います。残り汁というと聞こえは悪いけど、味は間違いありません!
これは砂糖不使用の自然体、砂糖の入っていないパイン缶詰 ロイヤルスウィートです。泡盛マイスターのKさんに教えてもらい国際通りのわしたショップで購入しました。パイナップルよりも残り汁(果汁)の方が気になって缶詰を買ったのは初めてです(笑)。
おっと、忘れるところでした。こちらが本来はメインであるはずのパイナップルです。
本来は脇役のはずの果汁の力でいい感じに仕上がった泡盛のパイン缶割り。ミルク酒作りで学んだ缶詰を注ぎやすくする加工もお手の物です。
きっと真夏のビーチで飲んだら最高でしょう。何を隠そう「砂糖の入っていないロイヤル・スウィート パインジュース」として果汁だけも販売されているので美味しいのは当然といえば当然なのです。それにしてもパインジュースだとたくさん飲んでも口の中が痛くならないのが不思議です(笑)。
フルーツと泡盛の組合せを変えてジューシーな泡盛カクテルを楽しんでみませんか?
泡盛カクテルの新ジャンル!?
泡盛とメロンの狂騒曲
泡盛メロンパンチ
泡盛イベントなどでご紹介している自宅で簡単にできる泡盛カクテル「泡盛メロンパンチ」は、大自然が似合うボタニカルな味わいの泡盛カクテルです。注)泡盛メロンパンチにメロンは入っていません
イベントの度に作って試飲してもらってますが・・・
- メロンの味がする!
- いや!きゅうりだ!
と意見が割れて埒があきません(笑)。
一部で物議を醸している泡盛メロンパンチですが、実はその元になっている「キューリ夫人のメロン記念日」という泡盛カクテルがあるのをご存知でしょうか?
「キューリ夫人のメロン記念日」というのは僕の泡盛カクテルの教科書「ベスト・オブ・沖縄 2004」で紹介されていた面白い泡盛カクテルなんです。
というわけで残念ながら僕が考えたわけではありません。ネーミングからキュウリを使うことを想像するのは難くありませんが、その実態は?
スライスではなくキュウリを丸ごと一本使うところがミソなので、いつものグラスではなくジョッキで。サイズも大きいし規格外のオモシロカクテルです。それにしてもお手本からはだいぶ遠ざかった気がするのは僕だけ?笑
できるだけメロン味を楽しめるようにと裏面はちょっと加工をしてみました。
「また漬けた胡瓜を食べたり、他人の胡瓜に手を出すのは一般的にいけない行為とされているので注意」
という補足説明が書いてあって面白いです。編集部のみなさんも完全に楽しみながら作ってますよね!笑。
僕も説明は読みましたが、メロン味に飽きた頃合いで辛味噌を付けていただきました。だって辛味噌を付けたきゅうりは泡盛の肴に最高だから。
もうお気づきでしょう。泡盛メロンパンチはキューリ夫人を水割りからソーダ割りに変えただけなんです。パクリじゃなくてアレンジですのでくれぐれもよろしくお願いします。
キューリ夫人のメロン記念日 みちのく編
ここでやめておいた方がスマートなのかもしれませんが、山形ならではのきゅうりでもやってしまうのが自称山形のごっつお(うまいもの)大使の性。これが山形を代表するきゅうりの漬物「しなべきうり」です。
これを同じように泡盛の水割りにプラスするだけなのですが、どうやらキューリ夫人以上にお手本から遠ざかってしまったようです。しなべきうりを使うとメロン風味というよりは瓜の漬物風味という味わい。そのままですね。。
お手本から遠ざかってしまうのも仕方がありません。だって同じきゅうりとは思えないから。
飲み終えた後にはキューリ夫人と同じく御法度を破って美味しくいただきました。しなべきうりはこう見えてシャキシャキとした歯ごたえがあるんですよ。
いつものフルーティな「かりゆし(一般酒)」もいいんですが、ピリッと辛みのあるしなべきうりに合わせるならここは10年古酒に育ってとろりとした甘みがある「くらクース」・ヘリオス酒造がベターです。いまは終売?くらクースが見当たらなかったのでくらスーパーセレクションでもいいかもしれません。
泡盛メロンパンチをはじめ異色の泡盛の飲み方をご紹介するのは、まずは泡盛に興味を持ってもらおうと思ってやっています。泡盛って楽しそう、面白そう、美味しそうと思ってもらうにはどうしたらいいかな?と悩みながらやっているので、単におふざけでやっているわけではない!ということは声を大にして言っておきます!
贅沢の極み!メロンアワモリ!
メロンシャンパンにインスパイアされてメロンアワモリに挑戦してみました。一見するとネタみたいですが、メロンや瓜、瓜の漬物様の香りを感じる泡盛は意外に多いので相性はバッチリです。
相方の母が旅先から送ってくれた極上のメロンを使ってメロン泡盛にチャレンジしました。なにぶん初めてなもので作り方は手探り状態ですが、まずは半分にカット!
続いて種を取り出します。ここまでは問題はないはず。使う泡盛は「かりゆし(25度)」・新里酒造で、今回はストレートで注ぎます。
でもこれで完成というのは面白くないですよね?
このままじゃ、ポロシャツのボタンを一番上まで留めるような生真面目な印象が拭えないので軽く穿ってみました。こうするといい塩梅じゃないですか?
ここで「メロンの香りがする」とか「メロンのような甘味がある」と書くと、そりゃーメロンの味がして当然やろ~というご指摘を受けるのはごもっとも。でも、そもそも減圧蒸留の「かりゆし」はメロンのような香りや甘さを感じる泡盛なんですよね。
ただしメロンは部位によって香りが異なるので、泡盛マイスターならメロンを取り上げて香り・味わいを表現するなら、果肉なのか、それとも皮の方なのかを特定しなければいけません。部位まで書かなかったり、例える部位を間違えてしまうとテイスティングの試験では減点の対象になるので、下手にメロンという表現を使うのは怪我(減点)の元。
泡盛マイスターの実技試験対策ならメロンという表現は避けるのが無難というのが暗黙のルールです。メロンという表現は泡盛マイスターといえども簡単には使いこなせない高嶺の花ということになりますが、今回ばかりは自信を持って言えます。メロンの果肉のような香りがする、と。
さてさて、食べ終えたら泡盛を飲む酒器として相応しいサイズになりました。
ふらのメロンってものすごく甘いんですね。軽々しくメロンのような甘さを感じるとか泡盛のテイスティングで使えないなってことが勉強になりました。うちの家族はメロンが好きじゃないのでメロンをもらうとほぼ僕がメロンアワモリにして楽しんでいます。偶然にもメロンが家の冷蔵庫にあるという方がいたら是非チャレンジしてみてください!
塩分濃い目の美ら海物語
沖縄旅行の度(旅)に活躍してくれていた「ベスト・オブ・沖縄 2004」で紹介されていた面白い泡盛カクテルに挑戦しました。その泡盛カクテルは「美ら海物語」。
ネーミングのほのぼの感とは裏腹に、その正体は泡盛にスクガラス(アイゴの稚魚)を放り込んだだけの健康上問題がありそうな泡盛カクテルなのです。
スクガラスの塩分が強すぎてカクテルの濃度は、死海なみ? 鯉のぼりじゃないんだし正直スクガラスは一匹で良かったですね。
あ、ここからは悪ふざけととられると困るので、コメント欄に批判やネガティブなコメントを書く恐れがある方は決して読まないでください。
さて辛い物の後には甘い物が欲しくなるのが世の常。塩辛いのが沖縄のアイゴなら自称山形のごっつお(美味しいもの)大使としては、甘い方は山形の〇〇ゴを思いつきました。
ここからは閲覧注意です!!
小さくてよく分かりませんか?少し拡大してみます。畑の肉が大豆なら田んぼの肉ことイナゴです。
この先の展開がそろそろ読めてきたと思います。 引き返すならこの辺が最後のチャンスですがこの先も読みますか? 笑
名付けるなら「美ら海物語」に対抗して、「みちのく美田物語」とか「美田の細道」ってとこでしょうか。
米から造られる泡盛と稲を食べるイナゴは意外にも親和性が高かったりします。ところで若干泡盛に色がついてきたのは気のせいでしょうか?これがコオロギなら考えたくもありませんが、小さい頃から食べ慣れているイナゴなので何の違和感もありません。もちろん飲み物に入れてみたのは初めてですけど。
色と一緒にイナゴの味が全て泡盛に染み出してスカスカになってしまいイナゴ自体は味がなくて美味しくなくなりました。バッタ(イナゴ)を食べるなんてありえない!と思う人がほとんどかもしれませんが山形だと普通なんですよね。「三つ子の魂百まで」とはよくいったものだなと、しみじみ思う今日この頃です。
芽が出る新食感泡盛カクテル
スーパーで見つけて「懐かしいなぁ~」とバジルシードドリンクを即買いしました。バジルシードが懐かしいんじゃなくてカエルの卵みたいで懐かしいなぁと思ったんですよね。山形の田舎で育ったのでカエルの卵は立派な遊び道具でした。
バジルシードってそのまんまですがバジルの種なんですね。水分を含むと寒天みたいになって東南アジアではスィーツなんだとか。初めて知りました!
まずはそのままで飲んでみるとライチのフレーバーが東南アジアのイメージにぴったりで美味しいです。
さあ~泡盛で割ってみますか!グラスを使わずに瓶の中身を半分出して(半分はそのままで飲んで)そこに泡盛を注ぐ割り方です。これは手軽なのでキャンプや海で飲むにもいいですよね。
そのまま飲むと少し甘いけど、泡盛をプラスするとちょうどいい感じの甘さに落ち着きました。でも気持ちまだ甘いかな~。これはライチ味ですがレモン・マンゴー・ホワイトグレープ・はちみつ味もあるみたいです。泡盛は「時雨(30度)」・識名酒造を使いました。
バジルシードはストローに詰まらない、いい感じのサイズ。すぅーと入ってこないとストレスになるので、太めのストローを選ぶのが美味しく飲むためのポイントです。
瓶に泡盛を注ぐ割り方は「おいしい かわいい 沖縄展」@阪急うめだ本店で石垣島ジンジャーエールをみて思いついたスタイル。半分まで飲んだところに泡盛を注ぐだけなので、難しいことはなにもなく簡単なので気に入っているんですよね。
黄色の石垣島ジンジャーエールのフレーバーはORO(オロ)。一番人気で定番みたいですが島胡椒(ピパーツ?ヒバーチ?)や秋ウコンも入っていてなかなかのスパイシーさ。
生姜たっぷりで、夏はさっぱりと冬はぽっかぽかになれる、手軽にできる泡盛カクテルです。泡盛は「久米仙(25度)」・久米仙酒造を使ったので12度の軽めに仕上がりました。
バジルシードに興味が湧いたのでバジルの種を入手して水に漬けてみました。形は少し違うけどやっぱりカエルの卵に似てますね~
泡盛のソーダ割りに種から寒天状にしたバジルシードを入れてみました。食感もさることながら種とソーダの泡が一緒に浮いたり沈んだり、見ていて飽きない泡盛カクテルです。
余談ですが、バジルの種なので条件が揃えば芽が出ます!芽が出る泡盛カクテルなんてのもできそうです。
ふってふってゼリー割り
泡盛のコーラ割りからの流れでポッカの「ふってふってゼリーコーラアップ」という変わり種のコーラ割りを思いつきました。あちこち探してみたのですがまったく見つからないので、しびれを切らしてポッカさんに問い合わせたところ終売ということでした。←真面目か
かなり残念です。。
このままでは収拾が付かないので、少し強引ではありますが姉妹品の「ふってふってゼリーグレープ」でまとめさせていただきます(苦笑)。
実のところ、これもなかなか見つけることが出来ず結局楽天で箱買いしました。その情熱を違うところに向けろよ!!というのは相方からのツッコミです。箱だけもらってきて話を盛ったわけじゃなくて、この通り中はぎっしり(笑)。
このふってふってゼリーシリーズはどのぐらい振るかでいろんな食感が楽しめます。5回振ったぐらいじゃ全然で、泡盛と完全に分離してますね。
でも振る回数が少なかったことが功を奏して新食感の泡盛カクテルでした。グレープと泡盛の相性もいい感じです。気になった方は是非箱買いして試して飲みてください!(2012年11月9日)