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シンプルなレクタ型タープはアレンジ自在|ノルディスク カーリ20のレビュー

我が家の初テントは2ルームタイプのスノーピーク トルテュライトだったので、僕もキャンプを始めた当初はタープって何?っていう状態でした。友達とBBQやデイキャンプをしようというタイミングで、設営の手間や解放感がないという2ルームタイプの不便さが気になってオープンタープへの憧れが高まっていきました。

ノルディスク カーリ20を選んだ理由

オープンタープはざっくり言うと日除け・雨よけになる布です。スクリーンタープと違って横からの風除けにならないので冬は寒いです。大きくわけると2つのタイプがあります。

  • レクタ型
  • ヘキサ型

ヘキサ型(頂点が6つできる1枚の布)はスタイリッシュですが、我が家は有効面積重視なので無駄のない四角いレクタ型を選びました。20㎡クラスで白っぽい色味で探していて最終的にこの3つに絞り込みました。

  • ノルディスク カーリ20(400×500)
  • タトンカ Tarp1TC(425×445)
  • テンマクデザイン Takibi-Tarp Cotton Recta(420×480)

最寄りのスポーツオーソリティにタトンカが置いているとの情報をゲットしたので、すぐさま見に行ってきましたが、タトンカのタープ見せてください!って頼んだら店員さんにこう言われて意気消沈。

  • 縫製が甘い
  • 長い目で見るならちょっと・・・

確かに思っていたよりも生地が薄くて残念ながら却下。

続いてテンマクデザインのTakibi-Tarp Cotton Recta。こちらはモデルチェンジしたのか?ネットで見た画像よりも実物は色が濃くて、カーキかタンカラーって感じ。

思ってたんと全然違うってことで、こちらも却下。

残るはノルディスクのカーリ20。

当時は、おしゃれなテント=ノルディスク。でもノルディスクを買うのって安易だよねーと思っていましたが、最後の選択肢としてカーリ20を見に行ってきました。これも写真で見るよりはアイボリー系でしたが、3つの中では一番しっくりきたのでノルディスクのカーリ20に決めました。

で、使ってみたら・・・ノルディスクのカーリ20の使い心地最高です!安易とか言っちゃってごめんなさい!(汗)。

※色がどうこう言っているのは例によってすべて相方です(苦笑)。

カーリ20は解放感が最高

言ってしまえばレクタ型タープは長方形の布のなのでとても汎用性があります。ノルディスクのカーリ20を付属品のポールだけで張るとこんな感じです。

2本のポールで張ったノルディスクのカーリ20

別で購入したポールを4本を使って四隅を跳ね上がると、4×5mのタープなのでほぼ20㎡の日影が作れます。これなら10数名のデイキャンプやBBQに最適です。

6本のポールで張ったノルディスクのカーリ20

追加でポールを購入するときにナチュラルサイトのお約束ウッドポールも検討しましたが、当時はいいサイズがなかったのでひとまずユニフレームの黒を4本買いました。

このポールは60cm×4本の組み合わせなので、人数や天候に合わせてサイドを240cmで上げて広くしたり片側だけ120cmに下ろして基地っぽくすることができます。低いとたいがい出入りの邪魔になるので180cmか240cmにして使うことが多いです。

カーリ20(4×5m)のゆったりしたサイズ感にかなり満足しています。カール20の下にバンの後ろを入れても使いやすいです。カーリ12(3×4m)はバンを下に入れるには少し小さいかなと思います。

カーリ20はアレンジ自在

レクタ型タープはとにかくシンプルなのでアレンジがしやすく使い勝手がいいです。テントやバンと連結することで区画サイトが有効に使えます。オープンサイトでも連結することでサイトに一体感を出すことができます。

テントと連結

ノルディスク カーリ20とクラシックジャック100
ノルディスク カーリ20とグランデアウトドアスタジオミニ

これは連結はしていませんが、テントと少し重なるように張ってバンのバックドアを開けた状態で重なるように配置しました。

カーリ20とクラシックジャック100

連結していないのでいつでも車で出かけられるし、テントから車まで雨に濡れずに移動できるのでかなり快適でした。カーリ20とクラシックジャック100との微妙な色味の違いが気になるかなと思っていましたが、そうでもなかったですね。

バックドアとタープが重なるようにバンを駐車

バンと連結

狭く感じた区画サイトを有効に使うためにバンと連結しています。

この日はカーリ20とバンと連結することで風と日よけ効果アップを狙いました。

バンと連結して風をさける

バンと連結することでサイトの一体感アップを狙いました。

バンと連結したカーリ20

タープと連結

カーリ20と友人のカーリ12を連結して張ったこともあります。

カーリ20とカーリ12を連結

この日は夕飯が終わった後でカーリ20を半分降ろして、それをスクリーンにして野外映画館のようにDVDを楽しみました。

カーリ20をスクリーンにしてDVD鑑賞

カーリ20の少し気になるところ

重い

気になるとすればカーリ20の重さですかね。素材がテクニカルコットン(ポリエステル65%、コットン35%)で、サイズが4×5mあることを思えば当然かもしれませんが、約9㎏あります。

ほぼ一人で張ることができますが僕はメインの2本のポールを立ち上げるときだけ相方に手伝ってもらっています。2人で張るつもりなら重さはまったく気にならないと思います。

素材がテクニカルコットンだからこそタープ下でもあまり気を遣わずに焚き火を楽しむことができます。でも写真を確認するとやっぱりタープから離して使ってました(笑)。

カーリ20の下で焚き火を楽しむ

まだ経験していませんが、乾燥状態で9kgなので完全に濡らしてしまうと相当重くなると思います。マンション暮らしで干す場所がないので濡らさないようにかなり気をつけています。

ポールが壊れやすい

大活躍中のカーリ20の付属のポールが壊れてしまいました。中のバネorチェーンが切れたみたいで一番上の部分が外れるようになってしまいました。

中のバネが壊れた付属のポール

これが実に使いにくい。。

立ててしまえばほとんど気になりませんが、立てるときにポールの下の部分を持つと上の部分が外れてアララってなります。。

しかも付属のポールが2本とも同じように壊れました。これって自力で直せるのでしょうか?もし買い直す必要があるならその時はかっこいいウッドポールを検討しますが。