スノーピークのジカロテーブルはスノーピークの焚火台とセットで使う前提で作られているので、はじめは焚火台とセットじゃないと使えないと思っていましたが、組み方を換えたり他のテーブルと一緒に使うことでいろんなアレンジができることがわかりました。
実際に使ってみて便利だった使い方を3種類のセット(組み方)別に整理しました。
目次
センタースペースを広くセット
ジカロテーブルはセンタースペースを広くセットするとスノーピークの焚火台Lサイズがいい感じに収まる作られています。

ど定番の焚火台Lと
買った当初は焚火台Lとセットでバーベキュー用に使うことしか考えていませんでした。はじめて使った日の写真なのかピカピカで気恥ずかしいです。白い軍手してるし(苦笑)。

焚火テーブルと
この組み方はセンタースペースが60cm×60cmと広いのでユニフレームの焚火テーブルが中央に収まります。焚火テーブルにマーベラスⅡとタフまるを2つ並べて鍋をした時の写真です。8~10人くらいで鍋をするときに重宝します。

ワンポールテントで
ポールを囲うように組めばワンポールテントの中央で使うことができます。ポールとフジカハイペットを囲うようにジカロテーブルを組んで子供達がストーブで火傷をしないための柵として使っていました(センタースペースを広くセットすると外側は112㎝×112cm)。

センタースペースを狭くセット
センタースペースを狭くセットしたときは、スノーピークの公式な使い方としては剛炎とセットみたいだったので我が家的にこの組み方は出番がないだろうと思っていました。

フジカハイペットと
この組み方でフジカハイペットが入るかどうか試したみたら、まさかのシンデレラフィット!!

シンデレラフィットに気をよくしてセンタースペースを狭くセットする組み方って意外に使えるじゃね?と思って試してみるとかなり使えることがわかりました。
こんなにフィットするとストーブの熱でジカロテーブルがどうにかなってしまわないかと不安になるかもしれませんが、そもそも焚火台を入れて使うのでストーブの熱くらいはノープロブレムです。
この組み方だと子供でも手を伸ばせば簡単にフジカハイペットに届きますが、子供達も大きくなってまず触ることがないのでこの組み方で使うことが増えてきました。今となっては僕が酔っぱらってこけたときの柵としての方が意味があるかもしれません(苦笑)。
ワンポールテントよりもクラシックジャック100を使う日が増えてきたので、長方形のテントの隅にぴったり置くことができるこの組み方の方が使いやすくなりました。家族だけならこのレイアウトのままで食事もできるし寝れるので、寝る前にいちいちストーブを動かさなくていいので便利です。
少しわかりにくいのですがセンタースペースを狭くセットしてもフジカハイペットとポールをストレスなく囲むことができました。

禁断の中央部分埋め
ジカロテーブルのアイデンティティを奪いかねない使い方ですが、使っていると中央部分が開いてなかったらと思ってしまうことがあるのも事実。
ユニフレームの焚火テーブルはジカロテーブルの下に丁度入る高さなので段差が気にならなければ、焚火テーブルとのコンビネーションがかなり使えます。

これは手巻き寿司をしたときの写真です。どちらかと言えば中央部分が高い方が使いやすいだろうと思いますが特に問題なく使えました。

どうしても段差が気になる、平らにしたいということなら37cm×37cmで厚さ3cm位の板を準備すれば完璧だと思います。この写真は厚めの雑誌を数冊使って段差を埋めました。多少段差は残りましたがドンジャラをするにはまったく問題なかったです(笑)。

ユニフレームの焚火テーブルとジカロテーブルの相性がよくて、少しずらしてテントポール分の隙間を開ければワンポールテントの中央で使うこともできます。

この日は焚火テーブルの上にタフまるを載せて家族でぼたん鍋をしました。センタースペースを狭くセットすると外側が89cm×89cmで収まるのでテントの中央に置いてもテントの中を広く使えるので便利です。
またネイチャートーンズのフォールディングカフェテーブルがいい感じにジカロテーブルの下に入るのでジカロテーブルのサイドテーブルとして使うのに重宝しています。

ジカロテーブルの中央部分を埋めるためのパーツがガレージブランドから販売されているみたいので気になる方はチェックしてみてください。
変則的にセット
ジカロテーブルは2つのパーツを組んでおけば自立するのでこんなアレンジもできます。

この日は車中泊だったのでワンポールテントの中は全面土間にして使いました。コットに子供達が座って大人はヘリノックスに座るレイアウトでジカロテーブルはカウンター的に使うイメージです。
相方がキャンプ飯の準備するのにL字に配置したら使いやすいかなと思ったのですが、この日以外に出番がないのでいまいちだったのかもしれません(苦笑)。このレイアウトは子供達からフジカハイペットを遠ざけるのにも一役買ってくれています。

自立していますが、重いものを載せたり体重をかけると倒れるおそれがあるので試してみたい方はくれぐれも自己責任でお願いします。この写真は2箇所だけをネジで留めているのでもう1箇所留めれれば安定性は増すと思います。
ジカロテーブルは中央部分が開いているので使い方が限定されると思っている人も多いと思いますが、遊び心を持ってアレンジするといろんな使い方ができるので面白いですよ。スノーピークから公式のオプションパーツが出ていると思いますが、持っているキャップ用品と組合せてオリジナルなアレンジを探してみてはどうでしょうか?
ジカロテーブルに少し気になるところがあるとすれば、ステンレス製なので木のテーブルと違って温かみは感じません。クールなイメージは見た目だけでなく冬場は冷え切ってしまうと手を置くのをさけたくなります。木で天板を自作する人がいるのはそういうことも関係していると思います。