子供が生まれたのをきっかけに本格的にキャンプを始めました。キャンプをはじめて以来、ずっと抱えていた悩みは増えすぎたキャンプ用品をどうするのか?という難問。
ちなみに、キャンプにハマる人が必ず通る道というネタでアメトークのキャンプ芸人で紹介されていたのがこちらです!
- ①グッズをいっぱい買い揃える
- ②グッズの軽量化!
- ③持っていくモノを極力減らす
キャンプを重ねるうちに①→②→③と進んで行くみたいですが、我が家はまだ①です。まだというか②に進まないかもしれない①かもしれません(笑)。
めったに使わないであろうモノ、実用的じゃないけどインスタ映えしそうなモノ、いつのまにかキャンプ用品という枠を越えてキャンプに持っていくモノが増えています。当然、家の中もキャンプ用品で大変な状況に。。
そんな我が家にも、⓪と言えばいいのか?「家にあるものをキャンプで使う」という時代がありました。
目次
家にあるものをキャンプで使う
我が家のキャンプの黒歴史が凝縮されているキャンプデビューの日の写真です。
写真を撮るのにテントの入り口のペグダウンは適当だし、食器を乾かす緑色のネットを掛ける位置もおかしい(苦笑)。
キャンプをはじめた当初は、押し入れ収納ケースやハンガーなど家であまり使っていないものをこの機会にキャンプで使おうという発想をしていました(苦笑)。
とりあえず車に載せただけでキャップ用品の積み方もまったく洗練されてません。テントはタグがついたままだし、見れば見るほどツッコミどころが満載です(苦笑)。
ちなみにキャンプデビューに持って行ったイスはマリナーズのイスでした。ビールを箱買いしたら全員もらえるキャンペーンでゲットしたものです(写真には借り物のコールマンのイスも写っています)。
イスと一緒に、これまた真っ青なマリナーズのソフトクーラーも貰ったので、クーラーボックスもマリナーズでした。
マリナーズの青さに嫌気がさして、相方がいつのまにかイスとクーラーボックスの買い替えを決めていました。これが、真っ黒というか真っ青な我が家のキャンプ用品の暗黒時代でした(苦笑)。
キャンプ用品に支配された車
全然くつろげないキャンプになっていた。。
キャンプに出掛ける直前の我が家のフリードのラゲッジスペース(荷室)の様子です。キャンプをはじめた2014年からの変遷で上の段の左から右へ、そして下の段の左から右へと新しくなっています。
途中、INNO(イノー)のルーフキャリアを導入した甲斐あって、一時的に少し余裕ができましたが、いつの間にかまたパンパンになってます(苦笑)。
2017年頃には助手席や後部座席にもキャンプ用品を積み出して荷室だけじゃなく車全体がパンパンになってしまったので、荷室にキャンプ用品がうまく納まったという感動がなくなっていつしか写真を撮らなくなってしまいました。
助手席にキャンプ用品を載せるために後部座席に3人が荷物と一緒にぎゅうぎゅうで座ったり、近場のキャンプ場だったら膝の上にキャンプ用品を抱えて出掛けたりもしてました。
これじゃ、ちっともくつろげない(苦笑)。
この写真を見て思い出しましたが、キャンプを始めた頃は独自の快適性を求めて、押入れケースを活用してました。
取り出しやすいし、そのままテントの中に持ち込めるしで結構重宝していましたが、作りが華奢なので上に重いものは載せることができないし、このルックスなのでオシャレキャンプに目覚めた相方に排除されました(苦笑)。
でも服の収納には良かったです。特に子供の着替えを沢山持っていくのには使い勝手は良かったと思います。
キャンプ用品が増えるにつれて設営・撤収に時間がかかるので、テントは張りやすいコンパクトなものに買い替えたりはしていました。
でもキャンプで泡盛barをするために泡盛を並べる棚や泡盛のボトルや甕を持っていくようになるとキャンプ用品を減らそうという気持ちは起きなくなって、如何に上手にキャンプ用品を車に積み込むかということに心血を注ぐようになりました。
キャンプをしない友人が僕がキャンプ用品を車に仕舞う様子を見たときに、これだけの荷物がフリードに全部入るんだ~と感動していました(苦笑)。
とはいえ、これは我が家だけの問題ではなく、キャンプ場でみなさんの撤収の様子を見ていると同じ悩みを抱えている同志が沢山いて思わずニヤっとしてしまいます。
- 1つでも順番を間違えたら入らないんじゃないの?と思うようなパズルのようにキャンプ用品が積まれた車
- デカイ四駆なのにキャリアの上にもキャンプ用品を満載している車
遂にルーフボックスが悲鳴をあげる
ある日、フリードに付けたキャリアを見ると、ルーフボックスの重みでキャリアが前にずれてました。▲マークのところが本来の位置です。
ブレーキを踏む度に少しずつ前にずれてたみたい。これはルーフボックスにキャンプ用品を入れすぎなんだよ(汗)。
これが引き金になって車をフリードからバンに買い替えることを決意しました。
なぜバンなのか?というと、いつの間にか、どれだけ沢山のキャンプ用品を載せれるか?という視点でしか車を見れなくなっていたからです。
ジープやランクルはキャンプ場でも映えるし、山道の走破性は素晴らしいと思うけど、エンジンの上のスペースがないのはもったいないなぁと思うようになったからです(苦笑)。
こんなことを思うなんて相当キャンプ用品の沼にハマってますよね、かなりの重症です。。
ルーフボックスがかすむバンの底力
増える一方のキャンプ用品を気兼ねなく積めるようにと車をフリードからバン(デリカカーゴ)に買い換えました。
何度見ても荷室が広すぎる!デリカカーゴの最大積載量は1,250kgですからね~。
けっこう積んだなぁと思った日でもこんな感じです。荷室が平和(^^)
フリードはステーションワゴンなので車検証に最大積載量が記載されていないので正確にはわかりませんが、感覚的にはフリードの3倍くらい積めそうな勢いです。
フリードを手放すときにイノーのルーフボックスも一緒に手放すことにしました。バンに付けるとマンションの駐車場の高さ制限に引っ掛かるからです。
キャリアとルーフボックスはすぐに貰い手が見つからなさそうだったので、リサイクルショップに持って行くことにしました。キャリアに載せているときはそうでもないと思ってたけど、外してみたら想像以上にルーフボックスがデカい(汗)。
リサイクルショップまではバンに積んでいけばいいやと簡単に考えてたけど、いざ外してみると本当に荷室に入るの?と焦るくらいのボリュームです。
でもバックドアを開けたら入りそうな気がしてきて、やってみたらサクッと入っちゃったんですよねー。フル装備に近いキャンプ道具を入れているのに(笑)。
キャリアが付いたままのルーフボックスが載っちゃうバンの積載って半端ねぇ!
このルーフボックスを買ったときは我が家の積載問題に革命が起きたと喜んでいたことを思うと、なんだか笑っちゃいますね。何かを本気で変えたかったら思いきって変えないと根本的な問題解決にならないことをキャンプで教えてもらいました。←ってそんな大した話じゃないですね。
とはいってもデリカカーゴなんてキャンプをしない人にはまったくもって興味の沸かない車だと思いますけど、ってキャンプをする人にとっても同じか。キャンプ用品を減らすことを諦めた方はハイエース、キャラバンなどの箱バンへの乗り換えを検討されることをおすすめします!
我が家に迫る小1問題
小1問題の本来の意味は詳しく知りませんが、我が家的には・・・これ!
キャンプ用品が邪魔で長男の机を置く場所がない。。
子供部屋候補の部屋は、キャンプ用品で溢れているのでこれをどう片付けよう?というのが家の方の課題でした。
これでも撮影前に気持ち片付けました(苦笑)。
キャンプ用品を目一杯車に載せている日もあれば、車中泊をする日など最小限にしたい日もあるのでキャンプ用品を片付ける定位置が家の中にあるとベストです。
現状は置けるスペース(床)にとりあえず置いてしまってるので、窓を開けるのも棚のものを取るのもひと苦労。ここに引っ越して5年、子供が小さいのをいいことになし崩しに過ごしてきたけどそろそろ年貢の納め時です。
困ったときのエレクターマジック発動!
家の片付けで困ったときに発動するのがエレクターマジック。我が家にはだいたい5〜6年周期でやってくる恒例行事です(苦笑)。
使ってないベッドを置いている部屋にエレクターを組んでキャンプ用品を収納。床置きを棚置きにしただけなんですがいい感じ。子供が寝ているタイミングでやっちゃおうと夜中にガタガタ片付けました。普通の感覚で見るとビフォーとアフターが逆のように感じますが、これで合っています。
クーラーボックスを載せた棚の高さに余裕を持たせているのは、クーラーボックスの中を収納として使いたいので棚に載せたまま蓋を開けれるようにです。
僕は自分が好きなモノなら見せる収納は嫌いじゃないけど、相方はできるだけ隠したい派。エレクター案はだいぶ抵抗されましたが、背に腹はかえられず。
でも結果的には出来栄えに満足したらしく、インスタにアップしてた(笑)。
で、いいねが140以上も付いたらしい。キャンパーさんは例に漏れずキャンプ用品の収納に困っているんでしょうね(苦笑)。
収納の悩みは全部エレクターが解決してくれる。
これ本のタイトルになりませんかね?笑。
キャンプ用品を入れていたクローゼットの中にもメスを入れてがっつり捨てました。ゴミ袋4つ分は捨てましたね~。何か捨てないと新しいものを入れることができませんからね~。
ということで、床が片付いて子供部屋もすっきり。勉強机もイスも本棚も木製のベンチも全部ずっと家にあったもの。子供らも気に入ってくれたので、我ながらいい仕事しましたね~。夜中の作業でくたくたになった甲斐がありました。
もちろんエレクターだけでキャンプ用品が片付いたわけじゃなく、まだクローゼットの中にも入れてます。車にはこのくらい載せています。
で、わかったこと。
キャンプ用品を車から全部降ろしたらやっぱり収納しきれない。。
結論|入れ物を大きくしたら・・・
キャンプ用品と向き合った結果、今回はキャンプ用品は減らさずにバンとエレクターのチカラに頼ることにしました。
我が家は(車は大きくしましたが)、子供が産まれたことがきっかけで兵庫から大阪に引越しをして家は小さくなりました。
家族が増えたのに家は小さくなりました。
だから沢山のモノを減らしました。子供が成長しても家は成長しないので自分のモノは意識的に減らしています。
コレクションじゃないけど、泡盛は前の家のときには結構な本数を持っていましたが必要最低限に減らすようにしています。ひとりで飲みきれないほどの泡盛を自宅に持っていてもしょうがないと思うようになったからです。
誰かと一緒に楽しく泡盛を飲める機会を沢山作って、必要な泡盛をそのときに買えばいいという感覚です。ここ数年よく耳にする所有よりもシェアです。ひとり占めしてもあんまり良いことはないし。
引っ越すときにそんな意図はありませんでしたが、家とモノに関してはこういう関係になっていると思います。
入れ物(家)を小さくしたら必然的に中身も減る。
でもキャンプに関しては真逆ですね。
入れ物(車)を大きくしたら必然的に中身も増える。
まあ人生にはメリハリが大切なので、自分が必要だと思うことは意識的に増やすのもありじゃないかと思うことにしています(^^)