ラボブログ

気に入っていたスノーピーク トルテュライトを手放した理由|2ルームテント

初めて買ったテントはスノーピークのトルテュライトでした。テントとタープが一体化しているいわゆる2ルームタイプのテントです。寝室とリビング部分があるテントと言えばわかりやすいでしょうか?

かなり気に入って使っていましたが、マンション暮らしで濡らした時に乾かす場所がないことやキャンプのスタイルが変わったこともあってなくなく手放しました。

スノーピーク トルテュライトを手放した理由

トルテュライトを購入した当時(2014年)はキャンプのど素人で、テントの種類なんてまったく知りませんでした。それに今のようなキャンプブームじゃなかったのであまり選択肢もなく、とにかくスノーピークを選んだら間違いないと思って他のメーカーのテントはあまり検討しませんでした(苦笑)。

僕らのキャンプの師匠がスノーピークのテントを使っていたのも大きかったし、そこそこ値段もするけどそれが高品質の証と思っていました。←まぁその通りなんですけどね。

2ルームタイプのトルテュライトにしたのは近所のスポーツオーソリティでスノーピークの店員さんに相談した時にこう言われて、まんまと乗せられてしまったからです。

テントとタープを2つ張るよりトルテュ1つの方がラクですよ~

自分でテントを張ったこともないのに、キャンプデビューのときに2ルームタイプのテントを購入したのはこんな理由でした。

簡単だと聞いていたのに、最初は張るのに1時間以上かかりました。まあ初心者ですからね(苦笑)。

キャンプデビュー前に室内で試し張り

何年も使っているともちろん慣れてくるんですが、慣れてもポールやペグの数が多いので設営に45分くらいはかかってしまうんです。

撤収もまた然り。

嵐の中でトルテュライトを撤収した時は半泣き。。

嵐の中の撤収で地獄をみる

撤収に時間がかかってテントが水没並みに濡れました。テントが大きいので90リットルのごみ袋に入れてもパンパンだし、車内も濡れる。。

一番困ったのはマンション暮らしなのでこのサイズのテントを乾かす場所がないんですよ。ベランダに広げられないし、軽く濡れているくらいなら部屋の中で乾かす方法もあるかもしれませんが、完全に濡れるととてもじゃないけど部屋の中には置けません。

雨撤収後の乾燥はかなり負担

どこでテントを乾かそうか?と雨撤収後の頭の中はそればかりでもうイヤってなりました。

この記事を書いていて気付いたのですが、トルテュライトを張っているのは雨のキャンプが多いことです。今ならキャンセルするような荒天予報でも当時はキャンプに行きたい!というテンションだったのが影響していると思います(苦笑)。

いつしか、デイキャンプしよう!と友達家族と盛り上がったときに、デイキャンプでトルテュライトは張りたくないよなぁ~という気持ちになっていました(苦笑)。

そして、あるとき、はっ!と気がつきます。

トルテュ1つ張るよりもテントとタープ2つ張る方が早いんじゃね?

トルテュライトのような2ルームタイプのテントはリビングが広いので、特に寒い時期は快適に過ごせます。雨予報ならキャンプに行かない、もしくは濡れても乾かす場所があるなら2ルームテントはおすすめします!

でも、少しでもこう思ったことがあるならコンパクトなテントとタープを持っているとキャンプの楽しみ方がきっと変わります。

  • 雨の日でも気兼ねなくキャンプに行きたい
  • 夏場のキャンプは暑くてリビングを使っていない
  • デイキャンプ・日帰りバーベキューの設営・撤収が負担

トルテュライトのおすすめポイント

秘密基地感が最高!

トルテュライトは秘密基地感がサイコー!

寝室だけじゃなくリビングもあって広くて快適~

と初めて買ったテント トルテュライトを浮かれて使っていました。

秘密基地感のあるトルテュライト

雨のキャンプはサイトのシンクにキャノピーを被せるように張って、濡れずに移動できる基地感を楽しんだこともあります。

キャノピーをシンクに被せるように張る

荒天時でも安心

さすがスノーピークですね。しっかりペグを打って張り綱をしておけば雨のキャンプも強風のキャンプでもびくともしません。

荒天にびくともしないトルテュライト

もちろん新しかったのもありますが、少々の雨ならはじいてすぐに乾いた記憶があります。

トルテュライトの少し気になるところ

解放感はオープンタープには敵わない

トルテュライトのリビングは窓や扉を開閉することができるので当時の2ルームタイプのテントにしては解放感があったと思います。

リビングの窓や扉が開閉できるトルテュライト

でもどれだけ開放してもオープンタープの解放感には敵いません。

レクタ型のオープンタープ

夏場はトルテュライトのリビング部分が暑いので入り口をポールで跳ね上げてタープ的にしたところで朝ごはんを食べていて、リビング部分は物置と化していました。リビングは寒い時期のおこもりキャンプにはいいんですけどね。