泡盛ブログ

真夏の大阪を泡盛列車が走りました。

令和8年8月8日(土)、大阪モノレールの泡盛列車 琉球泡盛号が運行しました。

大阪モノレールの泡盛列車

泡盛列車の様子はこちらの記事がわかりやすいので、是非。

参考|約600年続く泡盛、味わいは進化 列車で出合う新しい一杯 130人が沖縄の伝統酒にふれる

イベントを関係者の視点から振り返ってみようと思います。

泡盛列車でつながる泡盛の輪

大阪モノレールで各地の酒を楽しむ「日本酒列車」が運行されていますが、泡盛列車というのは、日本酒列車の沖縄、泡盛版です。

大阪モノレールのイベントということで、乾杯の掛け声は出発進行!。

泡盛列車の車内の雰囲気

泡盛列車は、万博記念公園駅を出発して、トイレ休憩のためにいくつかの駅で停車しながら、約2時間でまた万博記念公園駅に戻ってくるルートを走ります。

車内でじゃんけん大会は予定されていましたが、基本的にはモノレールの車内という非日常空間でお弁当を食べながらお酒を楽しんでいただくというイベントです。

泡盛列車で提供されたお弁当です。

お弁当@泡盛列車

そして、提供されたお酒は、こちらの4種類と、

  • 紺碧(こんぺき) 沖縄県酒造協同組合
  • 紺碧(こんぺき)ゴールド 沖縄県酒造協同組合
  • コーヒースピリッツ 新里酒造
  • 残波(ざんぱ) 青切りシークヮーサー 比嘉酒造

恩納村にある恩納酒造所の「萬座 古酒」と咲元酒造の「咲元蔵波」も提供されました。

参加者のみなさんは、

  • 泡盛の度数を十分にわかった上で、飲んでいるのか?
  • 日本酒と同じような感覚で、飲んでいるのか?

はっきりとはわかりませんが、想定を超える早いペースでお酒が無くなっていくので、運行後すぐに主催側は不安になってきました(汗)。

安全に運行するために「泡盛は度数が高いお酒なので、割って飲んで欲しい」という趣旨の車内アナウンスを何度も繰り返してもらっていました。

車内で提供されるお酒はイベントページで紹介されていましたが、あらためて車内でお酒や飲み方の説明ができれば良かったと思いました。

参考|【完売御礼】大阪モノレールの泡盛列車 琉球泡盛号 を運行します!

一方で、事前の打合せでは、車両毎にお酒の説明をする話も出ていましたが、乾杯と同時にみなさんが勢い良く飲まれていたので、現実は乗車してからの説明は難しかったかなと思います。

※飲食物の持ち込みは自由です

僕はイベントページの↑この一文を読み飛ばしてしまったのですが、泡友のOさんがこれに反応して秘蔵の泡盛を持ち込んでいました。

座席のまわりの方に振舞われたようなので、極上の古酒をきっかけに泡盛の輪が広がったのではと想像しています。

降車後に僕も味見させてもらいました。瓶熟成と合わせて19年古酒は熟成が素晴らしく、美味しくいただきました。

味見させてもらった、くいなブラック

泡盛列車は、大阪市内を一望できるスポットで一時停車。普段の大阪モノレールでは体験することができない非日常を味わうことができました。

大阪市内を一望できるスポットで一時停車

沖縄関連のイベントでは、泡盛よりもオリオンビールが飲みたいという方をよく見かけます。

持ち込み可能なのでビールを持ち込んだ方もおられたかもしれません。

僕はじゃんけん大会のために駅に停車するタイミングで車両を移動したので、全車両を終始把握していたわけではありませんが、今回はそういう方は居なさそうでしたね。

泡盛のことをわかっていないと、割って飲むという飲み方を知らないと、飲み過ぎにつながるのを危惧していましたが、車内アナウンスが功を奏して体調不良になった方はおられませんでした。

おそらく、泡盛を飲みなれているのか、度数の高いお酒に抵抗のない方が多かったんだと思います。

繰り返された車内アナウンスで、泡盛は度数が高い酒ということが印象付けられたかもしれませんが。

泡盛の意外な飲み方を紹介@トークショー

台風の影響により泡盛の女王は参加できなくなりました。

泡盛列車だけでなく、トークショーにも泡盛の女王が不在というのは本当に残念でしたが、台風の影響なので仕方ないですね。

沖縄県のKさんと二人で泡盛トークショー

主催者である沖縄県の方との打合せで、今回のトークショーは泡盛の飲み方にフォーカスしてお話しすることになりました。

泡盛の飲み方は定番のテーマの1つですが、宮古島のミルク酒、そして、泡盛のソーダ割りにコーレーグースの島唐辛子をトッピングした飲み方ははじめて話しました。

泡盛トークショー@駅構内のイベント広場

ステージは駅構内のイベント広場なので、視界に映る人数のわりに聞いてもらえている感は少なかったです。休憩のために座っていた方もおられたと思います。

耳を傾けていただくという視点では、泡盛列車の受付後、車両毎に整列するタイミングに合わせてトークショーを開催する方がよさそうです。

その時に、泡盛列車内で提供されるお酒の紹介やおすすめの飲み方を紹介する手があったなぁと思いました。

古酒やハブ酒が大人気@試飲ブース

泡盛列車が運行した8月8日と翌日の9日は、駅構内で沖縄観光物産展が開催され、試飲ブースも設置されました。

僕が対応した8日の感想ですが、泡盛は古酒(萬座25度)が好評でした。

一般酒よりも古酒が飲みたいという声が多かったので、泡盛を飲みなれている泡盛好きが来られている率が高かったのかもしれません。

ハブ酒を飲んでみたいという方と、ウイスキーに興味津々の方が多かったことも印象的でした。

泡盛、ハブ酒、ウイスキーが並んだ試飲ブース

駅の特徴としてはエキスポシティに行く家族連れや若者が多い印象だったので、やはり試飲された方は泡盛列車に乗車される方が多かったように思います。

このくらいの本数だと全種類飲んでみたいという人が多く、泡盛だけではなく酒類のバランスも良かったんだろうと思います。※今回のお酒は沖縄県の方が選んでいます。

即日で完売した理由は?

泡盛の試飲ブース、トークショー、そして、泡盛列車でのじゃんけん大会(泡盛の女王の代役)という泡盛列車 琉球泡盛号のイベントの僕の出番を無事に終えることができました。

それにしても、本当にアツい一日でした。

万博記念公園駅から見える太陽の塔

さて、あっという間に売り切れた泡盛列車のチケットの購入者は、泡盛ファンなのか?大阪モノレールの日本酒列車のリピーターなのか?

個人的にめっちゃ気になっていた疑問の真相は・・・

イベント当日の伊藤調べでは、泡盛ファンは少なめ(僕が認識できている泡盛ファンは3名くらい)で、かといって、日本酒列車のリピーターばかりでもないような???

ということは、泡盛好きとか関係なく、企画次第で、130枚ものチケットが速攻で完売できることにあらためて驚きました。

しかも、車内の様子を拝見するかぎり、泡盛の度数のことを気にしている人はあまりおらず、こっちが心配になるくらいに、くいくいと美味しそうに飲んでいる様子にカルチャーショックを受けました。

泡盛列車の運行日は、沖縄観光物産展だけでなく、恩納村エイサー団体によるエイサー演舞や恩納村琉舞教室による琉球舞踊の実演も行われました。

お酒のイベントというよりも、列車内という非日常と、大阪にいながらにして、沖縄を感じることができる観光イベントの側面がうけて即完売につながったと考察しています。

参加者の方は、泡盛を強い酒、きつい酒と感じている人はいなそうでした。沖縄旅行なら抵抗なく泡盛を飲んでいる人が多いんだろうと想像しています。

泡盛列車きっかけで泡盛ファンになってもらえたら嬉しいですね。