コロナ禍で家にいる時間が増えたことで家の中で気になることも増えてきました。
- テレワークスペースが欲しい
- 子供の勉強スペースを作らないと
想定外だったテレワークを余儀なくされてなし崩し的に子供部屋に間借りしてやってきましたが、なかなか終わる目途が立たないので、これらを解決するべく自宅の和室をリニューアルすることにしました。
沖縄旅行はおろか、飲みに行くことも叶わないので家で少しでも沖縄気分を味わえるようにという想いもリニューアルに込めました。完全なDIYはハードルが高いので畳ユニットなど既製品を活用します。デアゴスティーニを真似て少しずつ手作り感満載で仕上げます。
題して、週刊 沖縄居酒屋をつくる!。
目次
和室を掘りごたつにしたい!
畳ユニット設置
まず畳ユニットを設置します。4畳半+板の間がある小さな和室です。布で目隠しをしているのが押入れです。押し入れには観音開きの扉がついていましたが、畳ユニットを置くと開かなくなるので取り外しました。
約4畳分の畳ユニットですが箱は中々のボリュームでした。リビングのテーブルを端に寄せて組み立てるスペースを確保して、1つずつ組み立てては和室に運んで連結させていきます。
畳で蓋をした状態です。手前のユニットは引き出しタイプを購入しました。中央部以外は全て収納スペースになっています。
掘りごたつ用のテーブル設置
畳ユニット内に泡盛蔵を移設
和室リニューアルの個人的なテーマは家の中で分散していた泡盛を和室に集約することでした。場所は畳ユニットの中と押入れの中です。80㎝×40㎝サイズの畳ユニットを3つ泡盛用に割り当ててもらったので四合瓶までの泡盛と関連するグッズを収納しました。
DIYするのか既製品を購入するのか散々悩んだ結果、畳ユニットを作っているメーカーの炬燵兼テーブルを購入しました。
テーブルの脚は中に設置しているやぐらの上に載せているのですが、脚とやぐらの位置が合わないと少しでもずれるとテーブルの脚が中に落ちてしまうので危険だからです。酔っぱらったらやってしまいそうじゃないですか(苦笑)。
余談ですが悩んでいた過程でテーブルを自作しました。掘りごたつ部分に載せている畳に簡易な折り畳み式の脚を付けてみたのですが、脚の作りが華奢でぐらぐらするし、脚の位置がずれて中に落ちるのでこの案は即却下。
脚を畳むとそのまま掘りごたつ部分に仕舞えるのでいいアイデアだと思ったんですけどね~。
押入れを泡盛蔵にしたい!
押入れの扉をロールスクリーンに変更
押入れは扉の代わりにロールスクリーンを付けました。できれば前付けタイプにして押入れの木枠も覆うようにスクリーンを取り付けたかったのですが、押入れの上部に下地がなかったので断念しました。木枠に付ける案は木枠の幅が取り付け基準に満たなくて無理でした。
結局、ニトリのセミオーダーの上付けタイプを購入しました。スクリーンの両サイドに若干隙間が出来ますが、気にしなければ気になりません(笑)。
何歳だったかな?粘着クリーナーで遊んでいた長男にボロボロにされたままだった右手に見える襖は流行りの鬼滅風のに張り替えてもらいました。
押入れの中の泡盛蔵
押入れのロールスクリーンを上げると現れる泡盛蔵は大満足の仕上がりになりました。
忠孝の暖簾は突っ張り棒で吊り下げているだけなので、外すとこうなります。
ここは甕と一升瓶、升升繫盛ボトルの収納スペースです。ちょっと狭かったので棚をDIYしました。棚と言っても押入れの中に置いた木の箱に2本の脚を付けた板を渡して五升甕の上にスペースを確保しました。
当初、甕を置いていたパントリーは手狭になってしまったし、和室の板の間に甕を置く案はルンバから攻撃されるし、相方からは埃を被ると反対されて断念したので、押入れの中に五升甕の安住の地が見つかって安心することができました。
棚兼カウンターが欲しい!
小学生の長男が勉強をするスペースを和室に確保するのもリニューアルのメインテーマ。いずれは次男と二人並んで勉強できるようにカウンターを作ります。カウンターはIKEAの既製品のラックを活用してDIYしました。天板用の板を2枚購入して脚を2本ずつ取り付けます。
この画像でわかると思いますが、脚を付けていない側の板はラックに載せているだけです。長い方の天板は地震で揺れても倒れにくいように畳ユニットがストッパーになる位置に脚を取り付けました。天板は白木だったのでワトコオイルを塗って保護、艶出しをしています。
和室が沖縄居酒屋になった!笑
家にある泡盛関連の暖簾、幟を総動員して飾り付けてみましたが、若干やり過ぎな感がありますね。
通常営業はこのくらいにしようと思います。
ちなみに、これが計画段階の完成イメージでした。カウンターでテレワークや勉強をしたり、疲れたら横になったり、時には麻雀に興じたり(笑)。予想以上の仕上がりに満足しています。
完成までの過程でこんなアイデアを思いつきました。
- 会員制泡盛サロン、表札のない沖縄居酒屋というコンセプトでお客様用のおもてなしスペースにする
- 泡盛の魅力発信基地というコンセプトでライブ配信、オンラインイベント用のスタジオにする
早速、オンラインイベントのスタジオとして使ってみたところ・・・押入れの扉をロールスクリーンに替えたので、和室で声を張ると寝室に声がダダ洩れになってうるさくて寝れないという苦情が来ました(苦笑)。