毎度毎度、強烈なパンチを繰り出してくるルートビアは、沖縄好きのみなさんにはお馴染みですよね?
僕とルートビアの出会いは初めて石垣島に行った2000年頃。当時ビール党だった僕は初めて行ったA&W(エンダー)の看板に書かれていたルートビアおかわり自由!というコピーに釘づけになりました!!
目次
飲み放題なのに1杯も飲みきれない。。
ファストフードでビールが飲み放題って!
流石、沖縄だなぁ~と、はじめての沖縄旅行ということもあって感心と驚きが入り混じった興奮を抑えることができませんでした。しかもルートビアフロートっていうのもあるじゃないですか!!
ん、フロート???
看板の写真を見る限り、大ジョッキになみなみと注がれたビールの上には、まさかのアイスクリームがプカプカと浮かんでいました。
沖縄すげー!!ビールにアイスを載せてるー!!! と、石垣島の猛烈な暑さで判断力が鈍っていたのか普段なら絶対に頼むことはないであろうビールにアイスを浮かべたルートビアフロートを頼んだのが、僕とルートビアの忘れられない出会いでした。
アイスとの異色のタッグというのはあまり関係なく、ルートビアってビールちゃうやんというところで思いっきりつまづいてしまい、飲み放題なのに1杯も飲み切ることができず撃沈しました。撃沈した理由はビールかどうかということよりもあの個性的な味わいにあります。
よく言われるのは「コーラに湿布を漬け込んだ」といった表現ですが、泡盛マイスターとして言わせてもらえばあれはサロンパスですね。サロンパス様のハッカの香りがします。注)当たり前ですがルートビアにサロンパスは入っていません
あの時はいくらなんでもこれは無理だと思ったのですが、時を経て今ではすっかりルートビアファンになってしまいました。慣れって恐いですね。というよりも白百合といい個性的な味わいに惹かれるんでしょうか僕は(苦笑)。
でも、さすがにルートビアフロートはあの時以来飲んでいません(あの時もほとんど飲めなかったけど)。
ルートビアを泡盛で割ってみた
前置きが長くなりました。ビールじゃないならルートビアを泡盛で割って飲んでみようという話です。12本セットが割安だったので思わず大人買いしちゃいましたよ。
目指したのは見た目がまるでハイボールのような泡盛のルートビア割り。ってこだわったのは氷を丸氷にしたくらいですけど。30度の泡盛4に対してルートビア6の割合で作りました。
僕はルートビアが好きなので美味しく飲めましたが、ルートビアの主張が強すぎるので泡盛の香味はわかりにくくなってしまいます。これを逆手に取ると沖縄好きでルートビアは好きだけど泡盛は苦手という方には自信を持っておすすめできます。ってそういうことじゃないかな?苦笑。
クリームソーダ味でも割ってみた
クリームソーダ味はほとんど飲んだことがないので、まずはそのままで飲んでみます。
- バニラのような香り、そしてプリンっぽい
- クリームソーダ味だけあってさすがにクリーミィ
- サロンパスを感じることがなく、あのルートビアらしさがない
バニラの香りという泡盛の古酒のニュアンスを感じたので、ここは古酒を使ってみましょう。
古酒としてはまだまだ若手の3年古酒で割ってみると、バニラというかプリンのような味わいがアップしました。他のお酒で例えるのは極力避けたいんですけど、その方が伝わりそうなのであえて言うとウイスキーぽいですね。見た目も高級感を醸しだしていていい感じです。
「あなたと飲みたい沖縄」のロゴに合わせてみました。沖縄の銘酒 泡盛を地元で愛されるルートビアで割る、これこそ「あなたと飲みたい沖縄」のイメージにぴったりなんじゃないかな、なんて。
ちなみにA&WのHPを見るとルートビアフロートはスイーツのカテゴリーにあるんですよね。なんで?と思った僕の疑問のヒントになったのがクリームソーダ味でした。
調べてみるとクリームソーダは一般的に炭酸飲料にアイスクリームを載せたものを指すようです。だからアイスが乗っていることでドリンクじゃなくてスイーツという位置付けなんじゃないかと納得した次第。
ルートビアのクリームソーダ味も美味いけど、ルートビアはやっぱり基本のサロンパスを感じる方が僕は好きですね。
エンダーじゃないけど大阪で出逢ったハンバーガーとの相性もバッチリでした。
注)繰り返しになりますがルートビアにサロンパスは入っていません!これは唯一無二の個性的なルートビアが好きな僕なりの愛情表現なので誤解のないようお願いします
ルートビアシュナップスはビールなのか?
ルートビア好きなら是非飲んで欲しいのがこちらのルートビアSCHNAPPS。端的に言うとルートビアをモチーフにしたお酒ですがビールではありません。ドイツでは無色透明でアルコール度数の高い蒸留酒のことをSCHNAPPS(シュナップス)と呼ぶらしく、リキュールでした。
ビールじゃないのはさておき、ベースのお酒が泡盛じゃなかったのは個人的には残念でした。。
表示をみてもルートビアが含まれているのかどうかわかりません。僕は美味しいと思いましたが、どうしても泡盛じゃないとダメだという方はご自分で泡盛をルートビアで割ってください!