ラボブログ

バンを買ったので広い荷室で快適に車中泊をする方法を探ってみた

車中泊をするにはタイヤハウスが邪魔

我が家の新しいバン(デリカカーゴ)の広い荷室を見て車中泊がしたくなりました。

でも荷室にポコッと飛び出たタイヤハウスが邪魔です。そもそも、タイヤハウスなんて見る機会ないですよね?苦笑

荷室にポコっと飛び出したタイヤハウス

バンの荷室で快適に車中泊をできるかどうかは、荷室にポコッと飛び出したタイヤハウスをどう攻略するか?に掛かっています。

いずれは、キャンピングカーRIWにカスタムする予定なので荷室にベッドを自作するのはパス。

そこで、荷室にマットを敷いて家族4人が雑魚寝する案(マットスタイル)と、荷室にコットを置いてコットとバンの2列目に別れて寝る案(コットスタイル)を思いつきました。

  • ①マットスタイル|荷室にマットを敷いて車中泊
  • ②コットスタイル|荷室にコットを置いて車中泊

快適なバンパク(バンの荷室での車中泊)を目指して、持っているキャンプ用品を活用してタイヤハウスの攻略に挑戦した記録です。

荷室にマットを敷いて車中泊してみた

久しぶりのキャンプなのに微妙な天気。

我が家はマンション暮らしで乾かす場所がないのでテントを濡らしたくないのと、デリカカーゴの荷室の広さを噛み締めたくて(笑)、荷室にマットを敷いて車中泊をしてみました。

快適だけど日を選ぶマットスタイル

中古のバンなので「車内の臭いで酔うかも?」と言っていた相方でしたが、車中泊を提案したらまさかのノリノリ!

正直、ビックリでした。

バンの荷室にマットを敷いて車中泊

結論から言うと、マットスタイルの車中泊は快適でした。とにかくデリカカーゴの荷室が広いので家族4人で寝てもタイヤハウスはほとんど気になりません。

僕はバックドア側を頭にして、相方と子供達は運転席側を頭にしてタイヤハウスの間に足を伸ばすように寝ました。ラグの下にはコールマンのエアマットを敷いているのでクッション性もバッチリです。

ただし、荷室で雑魚寝するには荷室の中のキャンプ用品を全部外に出さないといけないので、こういう日に限られます。

  • キャンプ用品・荷物が少ない日
  • 天気が良い日

マンション暮らしで家からマンションの駐車場にキャンプ用品を運ぶのが手間なので、キャンプ用品はほぼ車に積みっぱなしなのと、雨予報のキャンプで車中泊がしたいので荷室にマットをしくマットスタイルはあまり出番がありません。

マットスタイルなら冬の車中泊も快適

冬は雨でテントが濡れなくても結露でテントが濡れてしまうので、チェックアウトの時間が早いと焦ります。それにテントよりも車の中の方が暖かいので、冬場も気兼ねなくキャンプを楽しみたいと思うと車中泊の出番が増えます。

この日は冬キャンプでマットスタイルの車中泊を試してみました。まずはキャンプ用品を全部車外に出してデリカカーゴの荷室を空っぽにします。

車中泊の準備は荷室を空けることから

ちなみにこの日の荷物はこんな感じ。キャンプ用品をかなり載せていますが荷室が広いので乗車率でいうと50%もいかないくらいです(笑)。

我が家のデリカカーゴの荷室

まずは、少し潔癖が入っている相方が自分が寝る部分に敷物を敷きます。

運転席の後ろにシートを敷きます

次にコールマンのエアマットを荷室全体に敷き詰めます。

  • 手前にダブルサイズを縦向きに1枚
  • 奥にシングルサイズを横向きに1枚
荷室に敷き詰めたコールマンのエアマット

ここで冬の車中泊の秘密兵器ホットカーペットの登場です(今回は電源サイト)。

エアマットのセンターにホットカーペット

その上に、エルパソのラグを敷いて。

ホットカーペットの上にエルパソのラグを敷きます

最後は、寝袋(スノーピークのオフトン)を広げて完成です。

最後はラグの上に寝袋を敷きます

冬仕様の車中泊の寝心地を確かめる前にいったん寝袋を横に寄せて子供の遊び場を作ります。

ニトリで買った切り株スツールでお座敷スタイル

この日は僕はバックドア側に足を向けて寝ました。

ホットカーペットが腰くらいまでしかないので足元はけっこう寒かったです。寝袋の端を閉じずに掛け布団状態だったのも原因です。たぶんヒートテックとかを履いて寝たら問題なかったと思います。

朝、相方に「寒くなかった?」と聞いたら・・・

返ってきた答えが、電気毛布も使ってたから暑かった。

ホットカーペットと電気毛布でサンドイッチ状態って、自分だけすげえ過保護だな(苦笑)。

こんなことができるのは電源サイトだからですけどね。冬キャンプで車中泊するなら電源サイトかポータブル電源はマストだと思います。

こちらは、氷点下の日にポータブル電源で電気毛布を使って車中泊に挑戦してみたレポートです。

関連|ポータブル電源PowerArQ2と電気毛布で氷点下の車中泊に挑戦してみた!

荷室にコットを置いて車中泊してみた

コットの脚がタイヤハウスに当たる(泣)

バン(デリカカーゴ)の荷室が想像以上に広かったので、荷室にコットを置いて車中泊をする方法を思いつきました。コットは1つしか持ってませんが、2つ並べて置けるならもう1つ買ってもいいかもと前のめりだったのですが・・・

すぐにマンションの駐車場で試してみると、我が家のコット(ワイルドワン製)の真ん中の脚がタイヤハウスと干渉して、コットを置きたい場所に置けないことに気がつきました。。

コットの脚がタイヤハウスにあたる

キャンピングカーにするなら普通は荷室のタイヤハウスなんて邪魔になるだけですが、タイヤハウスがない仕様のデリカカーゴは後輪がダブルタイヤになります。後輪がダブルタイヤだとキャンピングカーRIWの世界観が出せないみたいなので、あえてタイヤハウスがあるシングルタイヤの仕様を購入しているという事情があります。

コットを置く場所はしっくりこないけど雨予報で天気が心配だったので、試しに荷室にコットを広げて寝てみました。相方と子供たち3人がバンの2列目で寝て、僕が荷室に広げたコットで寝るというフォーメーションです。

タイヤハウスに当たらないように置いたコット

季節は冬。メッシュ地のコットなのでコットンのラグを敷いて、その上にホットカーペットを敷いて寝袋の中で寝ました。※電源サイトです

キャンプ用品が少ない日は家を出るときからこの状態でもいいですね。これならバックドアを開けて2秒で寝れます(笑)。

コットの上にラグ、その上にホットカーペット

コットの脚がタイヤハウスに当たらないように荷室の壁からコットを離して置いているのであまり使いやすくないのですが、ホットカーペットがあれば冬でも熱い位でコットで寝るのは快適でした。ちなみに2列目で寝ている3人は電気毛布で暖を取っています。

バンの荷室で車中泊をするために簡易ベッドを自作することを考えたら市販のコットを使う方が手軽です。真似しようという人がいるのかわかりませんが(苦笑)、参考までにこれが我が家のコットです。

愛用のコットはワイルドワン製

京都のワイルドワンで買いました。ワイルドワンのコットは現在はクオルツのGIベットして販売されているようです。

僕的には荷室にコットを置く方法はアリだったのですが、2列目で子供達と寝た相方から2列目で3人は狭くて無理!!って大クレームが入りました。

そんなわけで、このフォーメーションはお蔵入りになりました。。

コット×ベンチで使いやすく進化!

家で長いこと持て余していた木のベンチがありました。サイトで映えるんじゃないか?とキャンプに持って行ったことがあって(苦笑)、暫くそのままバンに積んでいました。

テントの前に置いた木のベンチ

釣りの前日に車中泊をしようという話になって、積んでいたベンチの隣にコットを置いてみたら予想外にピッタリ!ベンチがベッドサイドテーブルのような雰囲気で、携帯や眼鏡を置くのにもちょうどいいんです(^^)

ベンチとコットを並べて置いてみた

そのまま車中泊をしてみると・・・あら不思議!かなり使いやすくなりました!

コット×ベンチ@荷室

これなら超快適かも(^^)

コットの隣にベンチを置くと確かに小物を置いたりするのに便利ですが、だからといって超快適とまで言ってしまうのは、寝るときのフォーメーションを変えたことが大きく影響しています。

  • 【前回】 2例目に相方と子供2人|荷室のコットに僕
  • 【今回】 2例目に僕と長男|荷室のコットに相方と次男

コットの隣にベンチを置いたことで、次男(4歳)がコットから落ちる心配がなくなったのと、ストレージチェアでバンの2列目ベッド化したので僕が2列目で寝れるようになったからです。

ストレージチェアでベッド化したバンの2列目

関連|車中泊を快適に!2列目シートベッド化計画

スノーピークのコットなら劇的に進化!?

ワイルドワンのコットは脚がタイヤハウスに干渉するので無理ですが、タイヤハウスをよけれるコットならバンの荷室に2つ並べて置くことが出来そうです。

友人のスノーピークのコットは脚が2か所にしかないので、これならタイヤハウスをまたいで置けそうだなと試してみたら、荷室の端にぴったり寄せてコットをおくことができました。

使用時|2000×650×300mm

スノーピークのコット

スノーピークのコットはお値段が高いけど、キャンピングカーに改造することを思えば安すぎるのでこの方法はアリだと思いました。

キャンピングカーに改造するのはまだ先になりそうなので、快適な車中泊を目指して少しずつアップデートしていきますか。それにしても最近テントの出番がめっきり減っている。