バンライフを始めるなら絶対にいるのがマイカー(バン)ですよね。これがなくちゃ始まりません。
バンライファーのみなさんには、本格的なキャンピングカーやワイドボディーのハイエースが好まれているのかなと思いますが、我が家が選んだのはデリカカーゴです。

どこから手をつけてオリジナルな世界観を出していこうかとワクワクしています。伸びしろだけはかなり大きいと思います(笑)。
マイナーなデリカカーゴに決めた理由

デリカカーゴって超マイナーですよね。マツダのボンゴブローニィバンのOEMなんですって言われても、それがどうしたって感じですよね(苦笑)。
いわゆるキャンピングカーや何かと使い勝手の良いハイエースではなく、デリカカーゴを選んだのにはちゃんと理由があります。それは ボンゴブローニィバン(デリカカーゴ)をキャンピングカーにカスタムするブローニィRIWに一目ぼれしてしまったからなんです!

見た目の無骨さも好みでしたが、見た目以上に惹かれたブローニィRIWの魅力はこういうところです。
- 作り込まれていないフリースタイルさ
- 土足前提のアウトドアテイスト
作り込まれていないので荷室が広いんです。我が家は車中泊よりテント泊がメインなので、テントやクーラーボックスなどのキャンプ用品を余裕で積める荷室の広さが魅力的でした。

車とテントを行き来することが多いので、ブーツのまま気兼ねなく車に乗り込めるのも我が家のスタイルと合っています。さらに、泡盛barをするのにカウンターや泡盛も沢山積み込むし、ベッドになるイスの部分を外に出すとそのまま泡盛barのイスとして使えそうなのもいい感じ(^^♪

一方で、マンション暮らしなので駐車場の車高・車幅に制限があったのも理由です。それに本格的なキャンピングカーなんて正直なところまったく手が出ません(苦笑)。
コラム|中古のバンを買うのは実は不安でした
一切の迷いもなくデリカカーゴを買うのを決めたように思ったかもしれませんが、実はけっこう悩みました。
デリカカーゴは中古車しか選択肢がないので、それなりに距離を走っている車がほとんどなんですよね。もしキャンピングカーにカスタムが終わった後にエンジンが故障したらどうすんの?とか不安はありましたが、
- 新車でも壊れるときは壊れる
- 大きな故障なく走ってきた中古車には「実績」という安心が付いている
とか何とか、自分に言い聞かせてこの不安を克服しました(笑)。
むしろ、悩んだのは中古かどうかよりも実はサイズでした。
デリカカーゴの前に乗っていたフリードを買うときに、同じホンダ車でもステップワゴンじゃなくてフリードを選んだ理由は、ステップワゴンはデカくて運転しにくそうだったからです(まだキャンプに目覚めていなかったし)。
こんな大きい車をちゃんと運転できるのか?というのが正直なところで、始めはボンゴブローニィじゃなくてショートボディのボンゴバンの方でカスタムしてもらえないかとお願いしていました。というのもデリカカーゴはフリードより50cmも長くなるんです!汗
- フリードの全長|422cm
- デリカカーゴの全長|469cm
普段はほとんど車に乗りません。平日に乗るとしたら雨の日の保育園への送り迎えくらい。
職場は大阪市内(中央区)なので仕事でも移動は電車がほとんどです。仕事で車に乗るのは成年後見人の仕事やお客様の御宅へ伺うときくらいですね。
車に乗る機会が少ないのはそもそも運転に苦手意識があることが影響しています。苦手意識を持つようになった理由はこの2つの事件というか事故ですね。
寿司食べ放題で玉突き事件
大学の頃、親友の運転する車の助手席に乗っていたときに後ろから派手に衝突されて、むちうちで何ヶ月も通院してました。神経に異常が出ていますと診断されたので、だいぶ酷かったと思います。。
この日は、とある回転寿司の食べ放題の日でした。目当ての店舗が混んでいて入れなかったので、あそこなら空いているかも?と何軒か車で移動しているときにオカマを掘られたというなんとも食い意地が張った情けない話です(苦笑)。
僕らが4台玉突きの前から2台目だったのかな?親友の車は廃車になるし、後ろの車の人は鼻血なのか?流血していたし、まあまあ大きな事故でした。で、あの時から僕はシートベルトを締めるようになりました。
ちなみに、この交通事故で保険会社から支払われた慰謝料で人生初の車を買ったというエピソードもあります。

写ルンですで撮った写真だと思いますが、写ルンですって日付入りましたっけ?95年だから二十歳くらい?気に入っていたダブルアールエルのネルシャツを着てますね。 宇都宮ってことは間違いないんですけど、はてどこだったのか??
八百屋のシャッター破壊事件
運転に苦手意識があるのには、もう1つ思い当たる事件があります。
大学のときに熱があるのにどうしてもバイトに行かなくちゃいけない日がありました。バイト先から今日だけは車で来てもいいと言われたので、車で行って店の前に停めてなんとかバイトを終わらせて帰ろうと車を出そうとしたときです・・・
バイト先の向かいにある八百屋さんに車をぶつけてシャッターを派手に壊してしまいました。
お休みでお店には誰もいませんでしたがめっちゃ焦りました。熱でフラフラだったのに一瞬で血の気が引いて熱まで下がりました(大汗)。
それでも大学の時は普通に運転してましたが、就職で大阪に来て車の量や道路の複雑さが宇都宮とは比べ物にならなくて引いてしまったのか?2つの事件がトラウマになっているのか?実は運転が苦手なんですよね。
そんなこんなでデリカカーゴを買うのは楽しみ半分、不安も半分。前進はいいけど車庫入れはかなり不安でした。
あれこれ考えるよりも慣れるが勝ち
車屋さんでデリカカーゴを見たときに左後ろに凹みを見つけました。

うわぁぁぁー前オーナーもぶつけてるやん!やっぱりデリカカーゴは長すぎるぜ(汗)。
でも「箱車は運転しやすいですよ~一度乗ったら他の乗れませんよ~」と車屋さんにデリカカーゴの運転のしやすさは太鼓判を押してもらって購入を決めました。
調べてみると、デリカカーゴの全長はフリードよりも50㎝長いのに最小回転半径はデリカカーゴの方が小さくて、実際に乗ってみるとデリカカーゴは取り回しがしやすいです。
- フリードの最小回転半径|5.2m
- デリカカーゴの最小回転半径|4.9m
キャンプにハマり出してからは運転する機会が増えたので運転自体はだいぶ慣れてきました。運転が上手くなるのは無理だろうけど、走りなれた高速道路とかは運転していて余裕すら生まれてきました。だから、とにかく慣れることが大事なんでしょう。
なんでも慣れてしまえば勝ちです、たぶん。
我が家のバンは貫禄の14年落ち
ベース車探しは難航
バンの車種はボンゴブローニィバン(デリカカーゴ)にすんなり決まったのですが、ベース車を探すのに苦労しました。
まぎれもない商用車なので走行が浅くて程度のいいものなんて壊滅的だし、そもそもボンゴブローニィバンって平成22年に生産終了している車なのでほとんど市場に出回ってないんですよね。
ちなみにこの条件で探していました。
- オートマ
- 後輪もシングルタイヤ
- 5ドア
- 6人乗り
- ガソリン
- できれば禁煙車
- 走行はできるだけ少なめ
知り合いのつてを頼って車屋さんに声を掛けてもらっていましたが、オークションで見ている情報はどこも同じ。
愛知県の商用車専門店をはじめネット中心に探しまくって、ボンゴブローニィバンのOEMの平成16年式のデリカカーゴをなんとか入手することができました。ご協力いただいたみなさんありがとうございました。
納車日に家族総出で大掃除
いろんなつてを頼って納得できる中古車を見つけることができたのですが、商用車なので家族総出で大掃除から始めました(笑)。
1回キャンプに行ったら汚れるから僕はあんまり気にしてないんですけどね。

少し前に長男が保育園で「くるま」というテーマでこんな作品を作ってきたので、デリカカーゴを見たらどんな反応が返ってくるのか気になってました。ちなみにタイトルは「キャンピングカー」らしいです・・・

子供らは新しい車ってことで普通に楽しそうで安心しました。新しいの意味も色々(笑)。
デリカカーゴは1列目、2列目共にベンチシートの6人乗りなので、子供達を運転席の隣に二人並んで座らせたらめっちゃ喜んでましたね~。長男は「僕が運転してるみたい!」だって。
でも子供以上に僕も相方もノリノリです。どこから手をつけてオリジナルな世界観を出していこうかとワクワクしています。これって乗っている僕らにはどんな車なのか見えてないのも大きい(苦笑)。
新車からの乗り換えは落差が凄かった。
デリカカーゴはパワステは付いていますが、キーレスエントリーもチャイルドロックもありません。メーター周りはとってもシンプルなのに、こんなものが付いていました(汗)。
みんな興味津々の14年落ち。
パワステですか?
14年前のバンを買ったというとビックリする人がまわりにいて、いろいろきかれるのですが、さすがにパワステです(まあまあ重いけど)。
集中ドアロックは付いていますが、キーレスエントリーはありません。チャイルドロックとかそんな次元の話じゃありません。
デリカカーゴの前に乗っていたフリードは新車を買って乗っていました。時速20km以上(だったかな?)になると自動でドアがロックされる機能がついていたので、それに慣れてしまっててデリカカーゴに乗り始めた頃はよくドアロックをし忘れて走ってました(汗)。
ロックし忘れるのはまあいいとして、右側のスライドドアの立て付けが悪くて半ドアでも走ってたこともありました。ドアの立て付けが悪い車っていまどきどうなんだろ?と思うけど(苦笑)。
ちなみにデリカカーゴの2列目はシートベルトが付いてないので、子供が2列目に乗っているときは半ドアとドアロックは気を使います。
でも手のかかる子供ほどかわいいというのは車にも当てはまるんですかね。フリードと比べると50㎝長くなったので最初はびくびくしながら乗っていましたが、いつの間にかデリカカーゴで出かけるのがすっかり楽しみになりました。
おかしい!ライトがつかない。
メーター灯切れてるの気づいてる?と、相方からLINEで聞かれたときは、もひとつピンと来なかったけど修理用のパーツが届いたっていうので三菱に行ってみました。
でも、取り寄せてもらった電球を取り付けることができませんでした。そもそも切れていたわけではなく、もともと光らないみたい。
なんで??
うちのバンのライトは2段階です(最近の車にはオートライトがあると思うけど、うちのデリカカーゴにはないので無視)。
- ①1回ひねるとスモールライトが点きます
- ②もう1回ひねるとヘッドライトが点きます
「①と②の違いがわかるようにメーター周りで光っていた部分が点かなくなった」と相方は言うんですが・・・
うちのは①でメーターまわりがグリーンに光るだけで、②にしても変わらないんですね。ようするに我が家のバンは①も②も↓この状態だけ。

僕はそんなことだろうと思ってましたけどね(苦笑)。
相方の勘違いは仕方がないとしても三菱の人はいったいどこの電球を取り寄せたんだよ~?って思って聞いてみたら、ほとんど扱ったことがない車なので、それらしい電球を3種類取り寄せていたらしい。。
マジか~(笑)。
メーター周りはダミーのパネルも多いとか。確かに表示する必要があるものなんてバンにはほとんどないよなぁ。そもそも回転数もわからないし。
こんなものが付いていた!
右の後輪の近くに付いてるコネクターが外れているのが少し前から気になっていたので、ちょうどいい機会だからと一緒に見てもらいました。
「なんのコネクターでしょうね?」と三菱の人も首を傾げていましたが、エンジニアの人がコネクターをつないでようやくわかりました。
バックするときにピーピーと警告音を鳴らす装置のコネクターでした。トラックとかに付いているやつね。かなりうるさい音が出るらしい。
夜のキャンプ場でバックすることもあるし、今は付けるのが義務ではないようなので外したままにしてもらいました(汗)。
お願いだからやめて欲しいこと
14年落ちのバンなのでいかにも遅そうだからその気持ちはよくわかるけど(苦笑)、高速を走っているときにうちのバンが視界に入った瞬間に抜こうとするのは止めて欲しい。
それから、追い越すなら完全に追い越してから元の車線に戻って来て欲しいです。中途半端なスピードで前に入ろうとする車とぶつかりそうになることがあるので、こっちが気を使ってアクセルを緩めなきゃいけない意味がまるでわかりません。
見た目で判断しないで、それなりのスピードで走ってることに気づいて欲しいですね。まあ、あおられるよりはマシですけど。。
このままでいいって言う人もいる
遊べたら何でもいい人(笑)
広い荷室で快適に車中泊ができるし、子供がいくら騒ごうが全然気にならない車。子供にとってこんなに面白い車はないかもしれませんね。
窓に付いているバーを掴んでタイヤハウスの上に乗って遊んでましたわ~(≧∀≦)。子供達にこれだけ楽しんでもらったらそれだけで価値あるバンだなと思います。

でもまだボロいバンから何も変わってないのに、外でデリカカーゴのことをキャンピングカーって呼ぶのは勘弁して欲しいです。まるで親が洗脳しているみたいじゃないですか(苦笑)。
価値基準が少しずれている人
こういうバンが好きなのは子供だけじゃないみたいです。一緒にキャンプに行った友達のお父さんはこういう年季が入ったバンのやれた感じが大好物らしく、キャンピングカーにしなくても色も塗り直さなくても、このままでカッコいいと言っていたのが印象的でした。
本人はうちのデリカカーゴがいったい何台買えるんだろ?っていう車に乗ってるんですけどね。実は・・・っていうギャップが面白かったです。
以前にも増して価値観というのは人それぞれで面白い時代だなって思います。僕らが学生の頃はこんなバンは見向きもしない・されませんでしたからね。イケてる車は走り系と四駆の二択しかなかったような。←遠い目
ひと昔前のような画一的な物の見方をしていたら成熟社会は楽しめないのかも。値段はともかく好きな車に乗れるっていうのは、ある意味幸せなことなのかもしれませんね。
こんなバンですが乗れば乗るほどに楽しくなってきてます。しかも見慣れてきたのか?既にカッコいいって思えてきた(笑)。そんな我が家の愛車、14年落ちの三菱のデリカカーゴはこちらです。

コラム|デリカに歴史あり
三菱の販売店の棚にあったデリカカスタムブックVol.7を手に取りました。
初代デリカはトラックだったみたいです。で、デリバリーカーからの造語で「デリカ」だって知ってました?
そうなると、デリカカーゴってデリバリーカーカーゴってことになるので、ちょっとしつこいかな。
1975年のモデルに既に乗用車と商用車がありました。

この商用車がデリカカーゴの祖先にあたるのかどうかは?ですけど。デリカカーゴはマツダのボンゴブローニィのOEMだから違うかな?
75年モデルにはなんと!キャンピングカー仕様のバンがあったみたい。その名もデリカキャンピング!!

40年前の車とは思えないし1周回ってかっこよく感じますね。かなり欲しいです。しかも燃費が17.5km/Lとかってびっくり。うちのデリカカーゴより全然いいんですけど。
キャンピングカーにカスタムするその前に
何事にもタイミングってものがあるんですよね。キャンピングカー(ブローニィRIW)にカスタムする前提で買ったデリカカーゴでしたが、しばらくそのままで乗り回しています。少しでも快適に過ごしたいと思いDIYに挑戦しました。DIYというのが恥ずかしいくらいのなんちゃってですけど。
2列目シートベッド化計画

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バンの全塗装|ビフォーアフターを公開
キャンピングカーに改造する前にまずはバンの色を塗り替えることにしました。きっかけは子供の友達の何気ないひと言でした。うちのバンを見てこう言ったらしい(苦笑)。
あ!工事のくるまだ!
6歳児が工事のくるまなんて知らないでしょ。こりゃあ保育園のママ達の間でかなりの噂になってるな(苦笑)。

いつまでもこのままじゃ保育園に乗って行けないと、相方が嘆くのでひとまずデリカカーゴの色を塗り直す(全塗装)ことになりました。塗り直す色は9色から選べましたが相方が頑として譲らなかったのでRIWのデモカーと同じです。ちなみにこのカラーサンプルは相方の作品です。
バンの全塗装のタイミングで僕が解消・解決したかったこととキャンピングカープラザ大阪の阪本さんから指摘・確認された箇所事にビフォーアフターを紹介します。
それにしてもバンの全塗装が終わった翌日にあんなことが起きるなんて・・・週末だけとはいえ我が家のバンライフは人生の縮図でした。最後はちょっと切ない夏の日の話です。
フロントパネル
キャンピングカーにカスタムする前提で買った車なので中古のバンのままじゃ保育園に乗って行けない。。と嘆く相方。百歩譲って塗装しないのを我慢したとしても、相方がここだけは譲れないというのがこのカスカスなフロントパネルでした。

相方はフロントパネルのやれた状態にほとほと嫌気が差していて、約1年乗っているのに未だに保育園に行くときは気持ちがどんよりと重くなるらしい。僕は既に見慣れてきたけど、そう言われると僕はウインカーの部分が気になっていました。。
パネル(コンビネーションボデーというらしい)の色もだし、ウインカーの曇りもだいぶやばい。14年落ちのバンなんだから、こんなものかなと思うけど、ゴールは↓これなのでまったくの別もの。

本当にこうなるのか?まったくの未知数でしたが・・・
カスカスだったフロントパネルは見違えるくらい真っ黒になりました。

近寄ってみると表面をデコボコ・ザラザラにさせた仕上がりもバッチリ。水滴じゃないんですよ。

バンパーとフォグランプのパーツは素材感が違うので浮いた感じになっていましたが、同じ色に塗り直したことでフォグランプがバンパーに馴染んでとても満足しています。

バンの色を塗り直すときに、パーツの状態があまりにも悪かったら交換する場合もあるとキャンピングカープラザ大阪の阪本さんから聞いていました。どうせ交換しないといけないなら前もってフロントパネルを交換してしまう手もあるなぁと在庫を確認するために最寄りの三菱へ行ったことがありました。
在庫はありましたが、フロントパネルは正面とサイドが別々のパーツでした。さらにリアテールゲートのガーニッシュ(持ち手)も割れているので、まとめて交換すると・・・工賃込みで7万円。。。
ひとまず在庫が確認できたので、その足で今度はキャンピングカープラザさんへ。2018年11月にオープンしたばかりのピカピカの新店舗です。

くたびれたパーツを交換せずに塗装ができるかどうかは作業をはじめてみないとわからないということ。塗装で解決できるかもしれないのに、7万円はさすがにもったいないよなぁと思ったので保留確定。
7万円という金額も理由ですが、相方がこのパーツのまま保育園に行く覚悟を決めたのはパーツの在庫を確認してくれた三菱のお店の人の対応がよかったのが大きいと思います。
- 表面をデコボコに仕上げる塗装ならこのパーツはまだ交換しなくても大丈夫だと思いますよ!
- この走行距離ならまだまだ乗れますよ~!
という感じで古い車なのに買い替えをすすめるでもなく、「新型が出るのでどうですか?」としきりにプッシュしてくる某ディーラーさんとはエライ違い。次に買うなら新しいデリカもいいなぁってなってるもん。
でも僕らが少し新しい型のデリカに乗ってたら対応が違ったかもしれません。この人に押しても無駄だと思われた気もしますが(苦笑)。
フロントガラス
色を塗り直すときにフロントガラスを外すとガラスの淵にひび割れがあることがわかりました。運転していても前から覗き込んでも分からない場所です。

ひびが大きくなると車検が通らないことがあるようです。そうなったときに替える方法もありますが、運転に支障が出るくらい急に大きくなることもあると聞いて、その時に慌てるのも嫌なので全塗装のタイミングで交換することにしました。
フロントガラスは天井付近に色が付いているガラスでした。デリカカーゴの前に乗っていたフリードもそういうガラスだったので、てっきり純正だと思っていましたが前オーナーが海外製のものに替えていたようです。
フロントガラスは同じようにブルーの色が入っているものに替えました。この方が眩しくなくて運転がしやすいし純正よりも値段が安いのです。外からみると光の加減でかなり青く見えるので、見た目にこだわる人は色が入っていない純正を選んだ方がベターだと思います。

窓まわりの錆止め
買ったときからバンの荷室の左右の窓の周辺に錆がきている箇所がありました。僕らは気にしていなかったので写真も撮っていませんでしたが、全塗装後に錆が出てくるのはやっかいみたいなので全塗装のタイミングで錆止めの処理をお願いしました。
ボディーの凹み
全塗装前に板金をしてもらって前オーナーがこすっていた左後ろの凹みは綺麗に直りました。


阪本さんに言われるまで屋根の凹みは全く気にしていませんでしたが、前オーナーはハシゴを屋根に載せていたようでよく見ると傷や凹みがいくつもありました。ただし、屋根はほぼ目につかないので傷も凹みも直さず、そのままで塗装をお願いしました。
コーナーパーツ
左後ろのパーツは購入時から辛うじてくっついている状態で無理くり白く塗っているのがバレバレでした。

どこかのタイミングで交換しようとバンを買うときにメーカーから交換用のパーツを取り寄せていました。

新しいパーツに交換してから塗装してもらったので完全に直りました。

でもバンパーがおもいっきり凹んでいるので、そっちの方が気になりますよね。コーナーパーツが新品になったのがまったく伝わらない画像ですみません(苦笑)。
バンパーが凹んだ理由はこちらからどうぞ。
↓↓↓
全塗装の翌日に起きた悲劇
今週は家に帰りたくなかった。。
前日に相方に散々言ってしまったので笑ってごまかせる状況じゃなかったし、子供達もめちゃくちゃ喜んでいたから会わせる顔がなくて。
デリカカーゴを綺麗に塗り直してもらって引き取りに行った翌日のこと。
ゴチン!!
一瞬、何が起こったのかわからなかった。

今週末は家族全員で楽しみにしていたキャンプなのに・・・痛い痛すぎる。
「今回は気をつけろよ!」と、以前乗っていたフリードを2回こすっていた相方に散々言ってしまった翌日のことなので「どの口が言ってたんだよ」って感じ(大汗)。
無理を言ってキャンプに間に合うように全塗装を仕上げてもらったのに。お色直しが終わって一度もキャンプに行ってないのにゴチン。
左側のボディーにもともとあった凹みはくすんでしまうほどの彫りの深さ。頭を鈍器で殴られたような衝撃から始まった1週間でした。

で、荒天予報のため楽しみにしていたキャンプは流れて・・・またしても運転が怖くなってしまった(大汗)。
いきなりコケた感がありますが、中古のバンからキャンピングカーへの長い道を引き続きレポートしていきます。

キャンピングカーにカスタム編
満を持してデリカカーゴをキャンピングカーにカスタムすることになりました。中古のボロいバンがイケてるキャンピングカーに華麗に変身できるのか?を実況中継します。作業の様子がわかる画像はキャンピングカープラザ大阪の阪本さんから送ってもらいました。
ついにピットイン|2021年3月27日
キャンピングカープラザ大阪さんにデリカカーゴを預けてきました。完成は約1ヶ月後らしいのですが、購入したのが2018年の夏だからここまで来るのに2年半かかりました。
だから1ヶ月なんてまったく問題ありません。こんな感じに仕上がる予定です。楽しみ!
ゼロになった日|3月29日
2列目シートをはじめ内装が見事になくなりました。めちゃくちゃ荷物が載りそうってそんな話はどうでもいいですね(苦笑)。
代車でキャンプへ|4月3日

デリカカーゴの代車としてスズキのソリオをお借りしました。5人乗りのミニバンなので前に乗っていたフリードとあまり変わらないはずですが、デリカカーゴのサイズ感に慣れてしまってこれでキャンプ行けるかなぁ?と不安になります。
でも行かないという選択肢はないので、代車のソリオでキャンプに行くためにゼロベースで一泊二日用のキャンプ用品を見直しました。

助手席はキャンプ用品に献上したもののいい感じに載りました。8年間の試行錯誤中に量は増えたけど、個々のキャンプ用品のコンパクト化は成功したのかも?

ピッカピカの床が完成|4月8日
床がキレイに張り替えられています。床に木材を張るスタイルに憧れたこともあったけど汚れたブーツでそのまま入るので、濡れても滑りにくそうなこの素材の方が我が家のキャンプには合ってると思います。

外していた天井のカバーも綺麗になりました。阪本さんによると今回はスチームじゃない方法でやってもらったみたいです。窓と天井の間になにやらアジのある板が張られてますね。

コラム|WALPAの壁紙で週末バンライフに遊び心を。
買ったときから見た目も中身もほとんど変わっていない我が家のバンですが、壁紙の下見に大阪市大正区にあるWALPA(ワルパ)さんへ。
壁紙なんてバンのどこに貼るの?って思いますよね。はじめは僕もそう思ってました。
スライドドアの内側やバッグドアの内側に貼ります。これはRIWのデモカーですが、ちらっと見えるスライドドアのレンガのところは実は壁紙なんですよね。好きな壁紙を選んで貼ることができます。前もって壁紙の下見に行っていました。

テーブルや内装にいろんな種類の木がやたらと使われていると思ったら実は全て壁紙でした!!

テーブルの天板に貼れば廃材を使った天板にしか見えない!ここも壁紙なんだ~って想像以上のクオリティに驚いて壁紙の可能性に興奮しました。それにしても種類が多すぎて簡単には決めれません。
廃材風を選べば14年落ちのバンのやれた雰囲気を活かせそうだし。アンティークの木箱を積んでいるように見せるとか遊んでみるのも面白いかも。
こうみえて本当に壁紙なんですよね。

味が出たスチールのケースもRIWの雰囲気にあいそう。

まだ何かありそう。
と思わせる奥行きや想像以上の可能性さえも表現できそうです。僕もこんな奥行きを見せることができたらいいんですけどね(苦笑)。
車以外で使うならこの本棚の壁紙は面白いと思いました。よく見ると本物の本棚じゃないのはわかるけど、これを貼った壁の一部を扉にしておいたらギミックとしては面白くないですか?

子供部屋のドアに張ったら子供が喜びそう。まあこういうのが子供騙しというものかもしれませんが(苦笑)。
ああでもない、こうでもないと考え出すと壁紙1枚なのに全然決まりません。でも、キャンピングカーが出来上がるまでのこの過程も楽しみたいと思います。
この門はさすがに廃材で作っていると思うけど、実はこれも壁紙だったりして?と思ってしまうほどの衝撃を受けました!!

- WALLPAPER MUSEUM WALPA
- 〒551-0013 大阪市大正区小林西1丁目15−12
- TEL|050-3538-8903
レンガを積み終える|4月9日
何度もWALPAさんに通ってやっと決めてきました。イメージはアーリーアメリカン?オールドアメリカン?です。どうですか?いい感じでしょう。

さんざん悩んだ挙句、RIWのデモカーと同じデザインなんですけどね~。相方は冒険しないから(苦笑)。

スライドドアに張るとこんな感じになります。

本物のレンガを積んでいるように見えますが実は壁紙なんです。


またまた代車でキャンプ
代車のソリオでキャンプのパート2です。前回のキャンプでソリオ用のキャンプ用品のベストメンバーがわかったので荷室の様子もスタイリッシュでしょ(笑)。

ただし助手席は今回も完全にキャンプ用品に献上しているんですけどね。

最低限のこの装備でもテント+タープでこんなサイトは作れます。

隣の車が違って見える|4月22日
阪本さんから「家具を載せてるところですよ~」と連絡がありました。まだ中身が入っていませんが一番奥はシンクとコンロ、中央は冷蔵庫が入ります。家具の中の空いているスペースは収納スペースに使おうと思っているので、構造はしっかり見ておかないとね。

デモカーで何度も見ているけど、やっぱりいい感じ(^^)
おお!RIWのステッカーが貼られてる!僕のはボンゴブローニィではなくデリカカーゴなのでDelicaRIWのステッカーなんですよね。と思って何気なく見ていたらあれ?と気がつきました。

スモーク(フィルム)が無くなっている!!
家具の画像を見返すと隣の車がハッキリ見えます。光の加減かなと思ったけど4月9日の画像と見比べるとよくわかります。
ガラス屋さんに綺麗に取ってもらえたみたいです。購入時から貼ってあったので詳しくわかりませんが素人が貼ったようなスモークだったので手間が掛かったと思います。ありがとうございました。
とうとう来たなこの時が!4月29日
GWに間に合うように仕上げてもらえたので受け取ってきました!

完成までの期間は予定通り約1カ月でした。その間に代車で2回もキャンプに行ったので長かったという感じはなかったですね。購入してから2年半かかりましたがいろんなことがあったので丁度いいタイミングだったと思います。カッコよく仕上げていただきありがとうございました。
このGWはどこにも行けないのでカーテンを付けたり、マンションの駐車場でベッドにして車中泊したり(笑)、早速しがみ倒したいと思います。
自作したカーテンを付ける
完成したキャンピングカーにはカーテンレールは付いていますが、カーテンは付いていません。少しだけでもDIYして自分たちも一緒になって完成させたキャンピングカーという意識を持ってもらうためだと聞いています。
そこでまずはカーテンの生地選びから。生地はコストコでこれをチョイスしました。イメージはオールドアメリカン、もっと言うとダブルアールエルのネルシャツです。伝わってますかね?

カーテンは相方がガシガシ縫ってくれました。カーテン留め(タッセル)も同じ生地です。必要なサイズと枚数はRIWのインスタで確認しました。
縫い目を馴染ませるために一度洗いました。乾燥機はかけていませんがワンウオッシュカーテンなので早速雰囲気が出ていると思います。

フロントガラスと運転席・助手席の窓を覆うようにカーテンレールが取り付けられているので車内をぐるりと一周完全に目隠しをすることができます。

こちらはバックドア側。

カーテンの裾が不自然に膨らんでいるのは生地の中に仕込んだマグネットで車体にくっつけているからです。見た目は不細工ですがきっちり閉めることができるので外からの視線を気にせず快適に過ごすことができます。


バンでバンご飯@マンションの駐車場
大阪は緊急事態宣言中でどこにも行けないので、マンションの駐車場に停めたバンで夕飯を楽しむという暴挙に出ました(苦笑)。最初は面倒くさいと嫌がっていた家族ものってきたので家族全員で鉄火丼を楽しみました。

完成したらキャンピングカーでやろうと言っていたカタンもできたので、溜飲を下げることができました。

僕はこの流れで車中泊を楽しんだのですが、家族は家で寝るわとスーっと引いていきました。次男は助手席に長男は2列目に専用のベッドを作ったあげたんですがダメでした(苦笑)。

相方の趣味エリアが完成
GWが終わる頃にはいつの間にか左後ろのパンチングボードに相方の趣味エリアが完成していました。

キッチンや冷蔵庫も使ってみたいのですが、狭くてバックドアが開けられないマンションの駐車場ではかなり使いにくいので、RIWの装備の紹介や使い勝手は実際にキャンプに出掛けた時に別記事でまとめようと思います。

中古のボロいバンがイケてるキャンピングカーに華麗に変身できたということでこの実況中継を終わりにします。お付き合いいただいたみなさんありがとうございました。
スーパーホワイトタコのカスタム
有孔ボードを留めているタコが取れてしまうことがよくあります。
元々付いているオリジナルのタコが弱いのかもしれないと思い、より強いタコに変えることしました。バンとタープを連結するときに使っているタイプのタコ(スーパーホワイトタコ)です。

僕は白いままで良かったと思ってますが、それじゃ相方が納得しない(苦笑)。
夜な夜なスプレーで塗りました。黒くなったからスーパーホワイトタコじゃなくてスーパーブラックタコかな?

真冬のベランダで数時間おきにひっくり返して塗っては乾かし、塗っては乾かししていたら・・・

数時間おきに長男にミルクをあげていた頃を思い出しました。ゲップが出るまで寝かせられなかったし、そもそも飲んですぐには寝なかったなぁ。今となっては懐かしい思い出。そんなことはさておき結構、綺麗に塗れました。
タコの表面をやすり掛けしてスプレーの乗りをよくしておいたのが効いていると思います。

タコを変えたらバンの有孔ボードががっちり留まりました。もし黒く塗っていなかったら外から見えるタコの内部が白いままということです。

それでも夏場は暑さのせいかやっぱり取れるタコもあります。相方がタコを取り付ける面にハンドクリームを塗るとしっかり留まるというノウハウを聞いてきて、やってみたら最初はズルっとすべるんですがしっかり留まるようになりました。