去年のクリスマスキャンプで思ったこと。
以前ほどフジカハイペットの暖かさを感じない。購入した当時は、物珍しさも手伝って暖かく感じていたんでしょうか?

地球温暖化の問題が叫ばれて久しいが、ここ数年は冬の寒さが厳しくなったのか?年々軟弱キャンパー化しているので、寒い場所にも行ってません。
もしかしたら?と頭をよぎったのが、フジカハイペットの芯。
冬キャンプはいかにテントを乾燥させて帰るかが最優先で、フジカハイペットの芯のことまで気が回ってなくて、買ってから一度も替えてませんでした。難しそうだけど、いっちょ芯を替えてみようかという記事です。
目次
フジカハイペットの芯を買おう
フジカハイペットと言えばすごい人気で、購入するときかなり待ったので、芯を買うのも大変なんじゃないかと思って、まずは汎用品を探してみました。
amazonで探してみると、汎用品(2,380円)もあるし、フジカハイペットの正規品(4,470円+配送料)もありました。正規品は品切れとかじゃやなくて、すぐに手に入りそうな感じ。
なんですが、正規品を販売しているページがなんとなく公式サイトに思えなかったので(すみません個人の感想です)、なかなかつながらないフジカの会社の番号に掛けて購入することにしました。
予想通りすぐにはつながらず、何日掛け続けてやっとつながりました。フジカから直接購入するには代引きしかないらしいので、より手軽なamazonで購入しました。amazonで正規品を販売していたページは公式で間違いとのこと。疑って失礼しました。
余談ですが、フジカの方によると汎用品を購入して使ってみたところ、臭いが強かったそうです。フジカハイペットに関しては、子供達から灯油の臭いでやいやい言われているので、これを聞いて迷うことなく正規品にしました。

8年分の汚れを落とそう
取説を読んでいてわかったのですが、この外枠って簡単に外せるんですね。芯を替える前の下準備で、まずはたまった汚れを落としましょう。

実は前から気になっていたのが、外枠の中間リングに付いた醤油の汚れ。
フジカハイペットで餅を焼くときに、垂らしてしまった醤油が8年の間にこびりついて錆みたいになってました。。
記憶が曖昧なので画像を探してみました。たぶん、この時です。たしかフジカハイペットのキャンプデビューだったような。

ぽたぽた焼きみたいに、相方がはけで醤油を塗りながらおにぎりを焼いているのを見て、なんとも言えない違和感を抱いていました。
そりゃあ、構造的に醤油がフジカハイペット(外枠の中間リング)に垂れますわな。上面板はついているけど、クッカーカバーを外していたような気がします。
醤油で錆びるんですね。醤油の汚れは濡らしたタオルで拭けば落ちるんだと完全に油断していました。
まあ、すぐに拭けば落ちたかもしれませんが、冬場のキャンプはテントを乾かすのが最優先事項なので、ストーブはチェックアウトギリギリまで使ってすぐに仕舞っていたので。と言い訳ですね(苦笑)。
たぶん取れないと思いながらも、ウタマロ石鹼を使ってシャワーで洗い上げて、ベランダで乾かしてます。

結論からいうと、醤油の汚れはまったく取れませんでした。
外枠の中間リングにできた錆はあきらめるとして、気になっているのは中間反射板を留めるネジ。
今回外すときも恐る恐る外して取れたけど、これ以上錆びると芯の交換の度に苦戦することになりそうなので、錆の除去作戦開始!
酢に付けて、歯磨き粉を付けた歯ブラシで磨きました。こっちは気持ちだけ錆が取れたような気がしますが、どうでしょう?
さあ、芯を替えよう
取説によると芯を取り出した時に灯油で汚れると書いてあったので、ベランダにビニールの手袋と使い古したバスタオルを準備しました。

さて、何年もほったらかしにしまった間に、芯がどえらいことになっているのか?、ちょっと楽しみ。
4つのネジを緩めて芯上下装置を取り外します。このときに灯油がぽたぽた落ちてベランダを汚すことになるだろうと、身構えていましたが、実にカラっとしたもんでかなり拍子抜け。

フジカハイペットの芯は汚れていると言えば、汚れているけど、こんなものなん?って感じ。

全然、期待していたような汚れじゃなかったです。まあ、キャンプで使うのは年に3~4回ですしね。大寒波の日に家の中でも使ったことがある程度で、冬の間中使うわけじゃないので。
取説によると、水平空気孔を芯で塞がぬよう、芯を出した状態で均一に5~6mm出ているようにと、芯の取り付け位置の調整は難しそうに感じましたが、購入した芯に取説よりもわかりやすい説明書きが付いていました。

購入した芯には位置合わせの基準線が引かれていました。フジカハイペットを購入したときの芯にはこの線がないので、アップデートされているんですね。
芯ホルダーの端にこの線を合わせて取り付けたらいいみたいなので簡単です。

取説を呼んでも、この筒の中に芯をどうやって固定するのかがイメージがわかなくて。また、取説の「△ツメ」というのもピンと来なかったけど、実際にやってみるとあっさりわかりました。
芯ホルダーの三角形の部分は内側にツメのように折り込まれているので、その三角形の部分に芯を刺して固定するというわけです。

取説にあった「プチプチ」と音がするように差し込んでくださいの意味がわかってすっきり。芯を差していくときは、プチプチと小気味良い音がします。
芯上下装置を元通りに取り付ければ、フジカハイペットの芯交換はほぼ終了です。

次は中間反射板を取り付けます。醬油の汚れは取れませんでした。

外枠を取り付けて、背面反射板、燃焼筒を元の位置に戻せばフジカハイペットの芯交換は終了です。お疲れ様でした。

11月のキャンプで使う予定なので、新品の頃の暖かさが復活するのか?楽しみです。
