愛用している我が家のワンポールテントはグランデアウトドアというメーカーのスタジオミニ。ほとんどの人が知らないと思いますが、その分キャンプ場では目立ちます。
目次
キャンプで1度もかぶったことがないテント
2017年の万博記念公園で開催されていたアウトドアイベントでグランデアウトドアのスタッフさんと話し込んでしまい、最後は使用モニターとして「感想を聞かせてもらえませんか?」とサンプルを提供してもらいました。
すごく嬉しかったので、僕ができるのは少しでも人目に付くように使うことだと思ってガンガン使わせていただいています。
この白さがキャンプ場で目立つようです。そのおかげか子供達がテントがわからなくなって迷ったことがありません。ノルディスクのテントと間違えている大人は時々いますが。
僕はそうでもないですが、キャンプ場で同じテントのサイトがあると嫌だっている人が多いみたいですね。さすがにお隣のテントが同じだったらと思うと気持ちはわかりますけど。
グランデアウトドアは数が多くないのでキャンプ場で一度もかぶったことはありません。遅くまで騒いだりする人に目立つテントは向かないと思いますけど(苦笑)。
多目的に使えるグランデアウトドア スタジオミニ
テントだけでなく宴会幕(タープ)としても使っていましたが、実はグランデアウトドアのスタジオミニは○○○用でした。
テント
スタンダードはテント使いですね。
中にシートを敷けばお座敷スタイルにもはまります。中は結構広いのでストーブを置いても余裕です。
outingcampのときはタープ(ノルディスクのカーリ20)と連結して使いました。
宴会幕(タープ)
グループキャンプではフロアマットを敷かずに宴会幕として使っています。
ジカロテーブルを使うとポールがある中央部も無駄なく使えます。
写真に全員は写っていませんが10名(子供3人を含む)の宴会幕として十分使えました。
これまた見事に映っていませんが、テントの片隅に置いたベンチの上でミニ泡盛barもできました。
ジカロテーブルを変則的にレイアウトすれば土間スタイルは動きやすくなります。でもこれは4人程度のファミリーキャンプ向けですね。
大人数のグループキャンプやイベントのときは中についているフックで裾を巻き上げて、日除けや荷物の置き場所としてオープンタープ的に使うこともあります。
実は○○○用でした。
グランデアウトドア スタジオミニには薪ストーブの煙突用の穴が付いているので、てっきり冬キャンプ用のテントだと思っていました。
我が家は薪ストーブは持っていませんが、フジカハイペットを持ち込んで冬キャンプ用のテントとして使うことが多いです。
何年も使っているのに全然気づかなかったのですが、グランデアウトドアのスタジオミニは実はサウナ用らしいです。
サンプルで使わせてもらっているテント(グランデアウトドア スタジオミニ)が実はサウナ用だったことを知って驚いてます。通りでってことがいろいろある。https://t.co/g6qk1MjArU
— 週末バンライフで働き方改革中 (@10000vanlife) January 28, 2023
サウナ用と知って専用のグランドシートがないのも納得しました。結露を乾かすために密閉してストーブをガンガン焚いたことがありましたが、熱くて中にいれないくらいだったのでサウナとして使うのはアリだと思います。
雨の日用のタープとして
予想外の雨がチェックアウトまでずっと降り続いたキャンプがありました。時間ギリギリまで中でストーブを焚いて乾かして、
裾の部分をこんな感じでS字フックを使って吊り上げてみましたが乾きませんでした。
濡れたままで帰ったので週末に公園に行って干さないといけないなぁと思っていたけど、ベランダで2日乾かして仕上げに布団乾燥機を使ったら98%乾きました。残りの2%はツヤのあるコーティングされている部分がいつまで経っても湿ってる感があるので、気持ちの問題かもしれません。
グランデアウトドア スタジオミニはフロアマットのないシンプルな構造なので乾かしやすいことがわかりました。雨キャンプはオープンタープでは寒いことが多いので、グランデアウトドア スタジオミニは雨キャンプ用のタープとして使うのがいいのかもしれません。
グランデアウトドア スタジオミニの少し気になるところ
ピンと張るのが難しい
張りやすいようにと角度の印が付いている布とペグを打つ位置を測る布が付属されていますが、スタジオミニは正八角形ではないので同じ位置にペグを打つとずれてくるんですよね。
シンプルな構造なのでとりあえず張れればいいと割り切ってしまえばかなり早く立てれますが、早めにチェックインできた日に何度も何度も微挑戦しながら張ってこのくらいのハリです。
試行錯誤の結果、ペグを打つ位置を中心から離して張り綱を気持ち長めにすると比較的ピンと張れることがわかってきました。
密閉できないので寒い
僕は冬キャンプに最適だと思っていますが、相方に言わせるとすきま風が入って寒くて寝れないそうです。言われてみれば、テントの裾というかスカートという部分をペグダウンする箇所が少なくて密閉できないので、わからなくはないです。
でも冬キャンプでストーブを使うならできるだけ喚起が良い方がいいと思うんですよね。
喚起しやすいのを良いことに、雨キャンプの日に炭を起こすときにタープの中で焚き火の雰囲気を愉しんだことがあります。
これは不本意なのですがあの雨じゃタープ下じゃないと炭に着火できなかったでしょう。普段の焚火以上に燻されました(苦笑)。
寒さ対策でDODのカンガルーテントを買ってカンガルースタイルを試したことがありましたが、手狭で使いにくかったです。
お座敷スタイルにすれば暖かいんじゃないか?とグランドシートを探してみましたが、専用のグランドシートがなかったので、グループキャンプ中にメンバーに手伝ってもらってキャンプ場でブルーシートをいい感じにカットしました。
ブルーシートの余計な部分がなくなって、使いやすくなるはずが・・・
ブルーシートが小さくなったせいでテントの中に雨が吹き込んで、ブルーシートが水浸しになって夜中に跳び起きたのは忘れられない思い出です。
しかも、このキャンプは雨が撤収中も降りやまなくて、新年早々完全にグランデアウトドア スタジオミニを濡らしてしまって真冬に乾かすのは大変でした。。
結局、オガワのバスタブタイプのシートを購入してお座敷スタイルのときに使っています。構造的にシートの上にポールを載せるのでポールの位置決めに時間がかかります。
フロアマットもピンと張りたい派ですが、1人では難しいのでポールを浮かせるのとマットを引っ張るのを相方と二人でいっせいのでやります。もちろん4歳の次男には無理ですが。
まとめ|○○○が入りたくなる素敵なテント
まとめると、グランデアウトドア スタジオミニはクリスマスには思わずサンタも入りたくなるくらい素敵なテントだってことです(笑)。
グランデアウトドア スタジオミニは宴会幕としての出番が多くなりそうですが、引き続き愛用させていただきます。ありがとうございます。