ランタンハンガーがあればテントやタープのポールにランタンを掛けることができますが、ピンポイントで照らしたいならランタンスタンドがあると便利です。
ランタンスタンドの名品
スノーピークのパイルドライバーは、ランタンスタンドの名品。愛用者が多いキャンプ用品です。
ランタンスタンドは迷うことなくスノーピークのパイルドライバーを選びました。相方がネットで調べてひとりで購入を決めたこともあって、僕は他にどこのメーカーから出ているのかわからないくらいです。
パイルドライバーはコンクリートや木の根が張っているところなど物理的に刺せない所以外ならどこにでも打ち込むことができます。三脚のように脚が出ていないので足を引っかける心配もなくて安心です。
先端に付いているフックだけでなく、市販のランタンハンガー・フックを付けることもできるので食器用のネットなども一緒に引っかけることができます。
地面に打ち込むのでパイルドライバーの先端は非常に鋭いです。移動中の車内で滑ると危険な鋭さです。ゴム製のカバーが付いていますが、気がつくと外れて、どっかにいってしまっていることがあります。
スノーピークなのでパイルドライバー専用のケースがあるのかもしれませんが、相方がデニムでケースを作ってくれました。
オートキャンプなのでパイルドライバーを背負う機会はほとんどありませんが、デニムの耳を彷彿とさせるゴツイ記事でストラップを付けてくれました。
ケースのおかげでゴム製のカバーが外れてもケースの中で留まっています。
パイルドライバーの失敗
パイルドライバーを一度でも使ったことがあれば間違えないと思うのですが、買ったばかりではじめて使う人、キャンプ初心者は思わずやってしまう失敗があります。
そんな奴おらんやろ?と思うかもしれませんが、何を隠そううちの相方もやってました。しかもネジ(蝶ボルト)を閉めたまま(汗)。
どんな失敗なのか?もう想像がつきますよね。
そうです!!
パイルドライバーを地面に刺すときにハンマーで叩いてしまうという失敗です。
パイルドライバーの刺し方は、パイルドライバーの3本の棒の中で長く出ている部分(ハンガーが付いている棒)を掴んで、地面めがけて打ち込むようにして徐々に打ち込んでいきます。
杭打機の要領でです。伝わってますかね?
そして、先端をしっかり地面に打ち込んだ後で、残りの2本を引き出して適当な位置でネジを締めて長さを調節します。
ハンマーを使うと上部が凹んでランタンをかける部分が上手く出せなくなる(動かなくなる)ので絶対にハンマーは使わないでくださいね。
画像じゃわかりにくいのですがしっかり凹んでいます(汗)。使えなくなるほどの被害ではないので、不幸中の幸いでした。
キャンパーならみんな持っているイメージがあるパイルドライバーですが、みんな持っているという油断が危険です。グルキャンで設営を手伝ってもらうときは気をつけないとハンマーで叩かれますよ(苦笑)。
それから・・・
気をつけているのでこの失敗はまだありませんが、打ち込みが甘い状態で重いランタンを掛けるとパイルドライバーが抜けて倒れてしまう可能性があります。LEDはともかく、火を使うランタンをかけるときは念を入れてしっかり打ち込みましょう。