泡盛ブログ

泡盛×イタリア料理の会@レガーレ vol.1

泡友のMさんが企画してくれたスピンオフの泡盛会。大正区にあるイタリアンのお店、Pizzeria Legareさんで泡盛×イタリア料理の会を開催しました。
あっという間の3時間、楽し過ぎました!

メニューを元に選んだ泡盛

これまでの泡盛の会は、先に泡盛があって、その泡盛に料理を合わせるというコンセプトでしたが、今回は逆。

先にメニュー(お料理)が決まっていて、それに合う泡盛を考えて実際に合わせてみようというコンセプトの会です。

この日のメニューを元に、Mさんが選んでくれたお酒はこちら。

泡盛×イタリア料理の会のお酒
  • ①Zuisen Legare 11度・瑞泉酒造
  • ②八重干瀬 30度・宮の華
  • ③さくらいちばん【2023年蒸留】 30度・山川酒造
  • ④琉球王朝 特選古酒 30度・多良川

参加者は泡盛好きばかりではないので、初心者目線に立って30度までの度数で選んでいる気遣いがにくい。

泡盛×イタリア料理

泡に合わせる小さなピッツァ

お品書きのアミューズには、・泡に合わせる小さなピッツァ。

泡?ってことは、最初はワイン?それとも、泡盛の泡のこと?

って気になった、あなたはするどい!

泡盛の会なので、ワインではなく特別な泡を用意しました。ちゃんとスパークリングの泡です。

アペリティフはZuisen Legare

アペリティフは瑞泉酒造さんの泡盛リキュール、Zuisen Legare 11度です。

今回お世話になっているお店の名前「Pizzeria Legare」からMさんが選んだお酒です。お店の方がとっても喜んでくださったのが、嬉しかったですね。

ネーミングはもちろん、スパークリングだし、いわゆる泡盛らしくないので、泡盛初心者の方にも入口として最適だったと思います。ナイスチョイス!!

ピッツァとの相性もバッチリでした!

ピッツァとズイセンレガーレ

Zuisen Legareは、2025年3月3日から那覇空港JALダイヤモンドプレミアラウンジ数量限定で提供されているそうです。確かに空港のラウンジが似合いそうな雰囲気です。

Mさんのチョイスも素晴らしかったし、レガーレさんが作ってくれた、このお品書きが完璧で感激しました。

泡盛×イタリア料理の会のお品書き

厚みのあるしっかりした硬さの紙に印刷していただいているので、これだけでイベントの格が上がります。

前菜五種盛合せ

続いては、前菜五種盛合せです。

前菜五種盛合せ

今回の会のコンセプトにあわせて、シェフからお料理の説明をしてもらった後で、Mさんからそれに合わせる泡盛の説明してもらうという流れで進んでいきます。

シェフからお料理の説明を聞く

前菜5種の盛合せに合わせるのは、さくらいちばんの2023年バージョン。さくら酵母で仕込んだ山川酒造さんの泡盛です。

さくら酵母仕込みのさくらいちばん

コンセプトは違ってもせっかくの泡盛の会なので、さくらいちばんで泡盛テイスティングを体験してもらいました。はじめての方には、意識して飲むと泡盛の香りの強さやアタックの強さが普段飲んでいるお酒と比べて、明らかに違っていて圧倒されていたようでした。

今回のお料理は特に沖縄をイメージするものはお願いしていなかったのですが、シェフがさつまあげや沖縄の天ぷらをイメージしてフリッタータは作ってくださいました。

ホタテのテリーヌには、ほんの少しですが島唐辛子が使われているらしい。この心配りが嬉しいですね。

辛い物を食べるとくしゃみが出る僕は花粉症の季節なのでやめておきましたが、島とうがらしも味見させてもらえました。辛くてお酒が進みそうな感じ。

粉末状の島とうがらし

さくらいちばんは、爽やかな印象がありましたが、水で割ると甘味よりも苦味を感じました。

魚介の香草パン粉焼き

続いてのお料理は魚介の香草パン粉焼き。殻付きの海老は殻までバリバリと美味しく頂きました。

魚介の香草パン粉焼き

Mさんが選んでくれたのは八重干瀬、宮古島の離島、伊良部島にある宮の華さんの泡盛です。

八重干瀬の説明をするMさん

八重干瀬とはなんなのか?女性杜氏の酒造所であることなど、宮の華さんの特徴をきっちり説明してくれました。

色味は完全な透明ではなく、クリスタルのような印象を受けました。ミルクキャラメルのような甘味を感じました。

豚肩ロースのナポリ風煮込み

いよいよ、イベントも後半へ。豚肩ロースのナポリ風煮込みに合わせたのは今回唯一の古酒、多良川さんの琉球王朝 特選古酒です。いわゆるブレンド古酒になります。

豚肩ロースのナポリ風煮込みと琉球王朝特選古酒

しっかりした甘さがあって、飲みごたえがある泡盛会のラストを飾るのにピッタリの古酒でした。

MさんのMC、泡盛の説明が素晴らしくて会が盛り上がりました。そして、今回のイベントでMさんの名言が生まれた瞬間です(笑)。

MさんのMCで盛り上がる泡盛×イタリア料理の会

シェフ特製のパスタ

最後のお料理はシェフ特製のパスタです。

ウニのクリームパスタ

ウニを使った濃厚な味わいのパスタに合わせる泡盛は・・・

もう、残っていない(笑)。

いつもの会は定員15名で開催していますが、今回は12名の予定だったので、いつもより少な目の量を準備していたこともありますが、みなさん、よく飲んでもらったみたいで、気持ちよいくらいに綺麗になくなりました。

というわけで、最後は飲みたい人には別会計でビールを飲んでもらいました。

大阪クラフトビール、「なにわのフッ軽」、「日曜日のおとん」から、僕は日曜日のおとんを選びました。濃厚なパスタに負けないしっかりした味わいでした。

日曜日のおとんとシェフ特製のパスタ

どのお料理も美味しくて、ついついお酒が進みます(笑)。

全力のおもてなしに感激

当初の12名の予定から1名増えて13名で開催しました。いつもの泡盛の会を含めても初参加の方が10名。今回は土曜日なので、平日は参加が難しい方にも参加してもらうことができたのも良かったです。

泡盛×イタリア料理の会@レガーレ vol.1

人数が増えても快く対応していただいたり、完璧なお品書きだけでなく、ウエルカムボード。「ごゆるりと酔い夜を」が沁みます。

イベント用のウエルカムボード

また、スタッフのみなさんがこのイベント用の名札をされていて、レガーレのみなさんの細かい気配りに感激しました。

と言いながら撮り忘れた自分が情けない(苦笑)。

あっという間の3時間、楽し過ぎました。参加されたみなさんも楽しそうで良かったです。

12月の打合せから何度もお店に行って打合せをして準備をしてくれたMさんには感謝しかないです。

Mさん、シェフのKさんをはじめレガーレのみなさんのおかげで、第1回泡盛×イタリア料理の会は大成功でした。ありがとうございました。

Pizzeria Legareさん@大正区

Pizzeria Legareさんは、大正橋からバスで平尾で下車。イタリア三色旗の提灯が目印です。

Pizzeria Legareさんの提灯