泡盛ブログ

金武酒造@泡盛テイスティング会

ろくちょうさんが沖縄に行くタイミングにあわせて金武酒造の回を準備していました。ありがたいことに沖縄で金武酒造の豆腐ようを仕入れてきてくださいました。初参加の方、6名をお迎えして、96回目の泡盛テイスティング会を開催しました。

龍祭り

金武酒造の豆腐ように合わせるなら龍の古酒はマストだろうと思いながら、まだ飲んだことがない金武酒造の尚も入れたいといろいろ悩んだ結果、この4銘柄に落ち着きました。

  • ① 龍ゴールド 古酒 25度・金武酒造
  • ② 龍 30度・金武酒造
  • ③ 龍 3年古酒 43度・金武酒造
  • ④ 尚 KIN 40度・金武酒造
テイスティングした泡盛

今回はありがたいことに定員を超える申し込みをいただき、僕はスタッフ役に徹して飲まなかったのでテイスティングメモはありません。しかも、直前にもお申込みをいただいたのでお断りした方もいます。お断りするのは本当に心苦しかったです。

こちらが大将が沖縄で買ってきてくれた金武酒造の豆腐ようです。

金武酒造の豆腐よう

金武酒造の泡盛でテイスティング会を開催すると知って、いつもお世話になっている沖縄のアニキが貴重な古酒をわけてくださいました。

「鍾乳洞貯蔵古酒」と書かれたラベルを見る限り、平成14年から平成24年までの10年間、鍾乳洞古酒蔵で熟成されていた泡盛のようです。平成24年以降の保管状態はわかりませんが、トータル22年熟成されているようです。

鍾乳洞貯蔵古酒@金武酒造

豆腐ようも古酒もとても美味しかったですという感想を聞いています。どちらも味わえなかった僕は、「でしょうね」と頷くだけです(笑)。

余談ですが、豆腐ようはこれが普通に売られているものだとしたら、以前と比べると色が濃すぎると感じました。僕が金武酒造の豆腐ようを自宅の冷蔵庫で10年間熟成させたもので↓この色なので、10年物の方が少し薄く感じます。

10年間熟成させた金武酒造の豆腐よう

飲んでいないので泡盛の話は最小限になってしまいますが、龍ゴールド 古酒 25度と龍 30度の違いは度数だけでなく、25度には古酒がブレンドされているようです。

あるテーブルでは女性のみなさんが尚を気に入ってずっと飲んでいたという話も聞きました。

初参加の方からこんなご感想をいただきました。

お酒のフレーバーや味の違いをきのこ、ナッツとか、チョコみたいなと表現するのが難しかったです。3つの違いはわかるような気がするんですけど、表現以前に、味がわかってないのかなあ。

お席のみなさんとお話ししてたのが、初心者なので『プラシーボ効果してほしー😆!』でした。

例えば、「これ、飲んでみてください。ナッツっぽいですよね。でも、こちらは、ヨーグルトっぽいですね。」

と、レクチャーしていただけると、ああ、そんなふうに感じたらいいんだな〜のステップがあったら、感じやすいかもとねーって話してました。

ああかな?こうかな?どうしたら感じる?ってみんなで話すの、ほんと楽しいですね

初参加の方のご感想

貴重なご意見をありがとうございます。泡盛テイスティングが初めての方には香りや味わいを表現するのは難しいと思うので、こんな感じに進めることができたらいいなぁと思いました。

香りや味わいの違いは比較することでよりわかりやすくなるので、最近は同じ酒造所の泡盛でテイスティングをしていますが、バラバラの酒造所の泡盛でやるほうがわかりやすいだろうと感じました。

「持って帰っていいですか?」とフレーバーホイールに興味津々の初参加の方おられたので、次回以降も楽しくなりそうです。

泡盛に合わせたお料理

テイスティングしている泡盛に合わせてみたい料理をテーブル毎に選ぶのが、このテイスティング会のスタイルであり醍醐味です。

テイスティングの最初はストレートで味わいますが、オンザロック、水割り、ソーダ割り、お湯割りなどテイスティングしながら選んだ料理に合わせて飲み方もいろいろ試しています。

今回はスタッフ役に徹したのでソーキそばだけいただいて帰ってきました。いつも美味しいのですが、今回のソーキの仕上がりは過去一でした。やばかったです。

ソーキそば@ろくちょう

これはいつものことですが、初参加の方はろくちょうさんのお料理の美味しさに驚いていました。カツオの肝やマグロの目玉(の煮つけ?)といった珍味をオーダーしたテーブルもありました。僕は各テーブルを移動して、ゆんたくしていたのでお料理の画像はこれだけです。

初参加の方が増えています

今回は6名の方が初めて参加してくださいました。

泡盛テイスティング勉強会 vol.96

テイスティングメインでがっつりやっていたときも楽しかったけど、メンバーが固定されてしまう感じがありました。

お開きになっても、名残惜しいのかいつもと違ってみなさんがなかなか帰りません。最近は異業種交流会の雰囲気が強くなっているので、初参加の方でも楽しんでもらえているのかもしれませんね。

泡盛マイスターの自主勉強会としてスタートした会ですが、最近は泡盛ファンだけでなく、ある程度お酒が飲める方の異業種交流会のような雰囲気の会になっています。

「仕事以外のメンバーと話す場所がなかったので、誘ってもらって良かったです」という感想を聞くことができたので、事務局としては嬉しい限りです。

泡盛初心者の方もお気軽に

会場は江坂にある、ろくちょうさん

「本格焼酎と琉球泡盛のお店 ろくちょう」さんで開催するようになってからは泡盛ファンばかりではなく、泡盛を飲むのはほぼ初めてという方にもたくさん参加していただいています。

このスタイルにしたことで泡盛初心者の方にも抵抗なく泡盛を楽しんでもらえているように思います。 

100回まで残すところあと3回。いよいよカウントダウンが始まりました。

100回目のテイスティング会はどんなことをしましょうかね?スピンオフ企画を放り込んで、100回目を迎えるタイミングは少し調整しようと思います(笑)。

泡盛テイスティング勉強会 vol.96