泡盛ブログ

春雨祭り@泡盛テイスティング会

今まで春雨の飲み比べはやったことがなかったので僕もかなり楽しみにしていました。初参加の方8名をお迎えして、95回目の泡盛テイスティング会を開催しました。

春雨祭り

宮里酒造所さんの春雨は何度も飲んだことがありますが、飲み比べをするのは初めてです。だいぶ前ですが、一時、入手しにくいというイメージがあったので、一度に複数の銘柄を揃えるのは難しいと思ってしまってましたが、テイスティング会でこちらの4銘柄を準備することができました。

  • 春雨グリーンボトル 15度・宮里酒造所
  • 春雨ST 25度・宮里酒造所
  • カリー春雨 30度・宮里酒造所
  • 春雨ブルー 43度・宮里酒造所
テイスティングした春雨

15度の春雨はどうしても入れたかったのですが終売になってしまったようです。そんなときに頼れるのは沖縄のアニキ!いつもありがとうございます。

春雨グリーンボトル15度は、和乃春雨の後継もしくはリニューアルした商品なのでしょうか。

15度の泡盛はほとんどないので、冷やして飲んでみようと、春雨グリーンボトルはお店にお願いして冷蔵庫で冷やしておいてもらいました。

毎回、最初だけテイスティングっぽいことをしていますが、僕のテーブルでは春雨グリーンボトル15度と春雨ST25度を比較しながらやってみました。

今回は初参加の方が多くて僕のテイスティンググラスが足りなくなったので、オトーリグラスでじっくり味わいました(初参加の方にはグラスをお貸ししています)。

今回はオトーリグラスでテイスティング

余談ですが、オトーリグラスは円柱状なのと、目盛りがあることで水割りが作りやすいです。

春雨グリーンボトルは冷やしておいて正解でした!

氷と水で作る泡盛の水割り15度とはまったく違い、味わいがしっかりしています。それでいて、するすると飲めてしまいます。

少し時間が経つとミルクキャラメルのような甘味を感じました。泡盛は強いと思っている方に是非飲んでいただきたいです。

春雨STのSTってどういう意味だろう?と思っていたら、スタンダードのことでした。

春雨ST 25度の商品設計コンセプトは「春雨の基本(スタンダード)」。

この春雨STを飲むにあたって、水割りであっても、炭酸割りであっても『氷を入れては飲まない』を基本コンセプトに設定しています。

Shimmer

僕のテーブルでは、スタンダードというよりも濃厚で味わいがしっかりしている印象があるという感想で一致しました。第一アロマは炊き立てのお米、第二アロマはきのこ様。この感想は15度と比較してということが影響していると思います。

↑この情報を元に僕のテーブルでは水割りもソーダ割りも氷なしをおすすめしました。

この2本の後で、カリー春雨30度を飲むと度数は高いのに春雨STに比べて穏やかな印象を受けました。

今までは勝手にカリー春雨を中心に宮里酒造所の泡盛を見ていましたが、STが基本と言われて飲むと、なるほどと思えて納得できました。カリー春雨に対して感じた穏やかという印象は口当たりの良さを狙って造られていると思いました。

最後に取っておいた春雨ブルー43度は、春雨STをより濃厚に芳醇に深化させたような味わいでした。これは割らずにストレートでゆっくり味わいました。

各春雨の情報はShimmerさんのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。 参考|宮里酒造所 商品一覧

宮里酒造所の数ある泡盛のほんの一部ですが、4銘柄を飲み比べるとそれぞれの春雨の味わいや飲み方のバリエーションが広がって楽しいですね。僕だけでなく参加者のみなさんにも楽しんでもらえたようです。

泡盛に合わせたお料理

テイスティングしている泡盛に合わせてみたい料理をテーブル毎に選ぶのが、このテイスティング会のスタイルであり醍醐味です。

テイスティングの最初はストレートですが、オンザロック、水割り、ソーダ割り、お湯割りなどテイスティングしながら選んだ料理に合わせて飲み方もいろいろ試しています。

お造りには春雨グリーンボトル15度を、ラフテーにはストレートのカリー春雨、もずくの天ぷらカーリーフライには春雨STのソーダ割りを合わせてみました。

どっしりと濃厚な春雨ブルー43度には豆腐ようが合うと思ってオーダーしました。自分でもベタなチョイスだと思いましたが、間違いなかったです。カリー春雨は好きな泡盛なんですが、豆腐ようには少し物足りなく感じるんですよね。

春雨ブルーと豆腐ようとジーマーミ豆腐

チャンジャが好きというIさんにスクガラス豆腐をご紹介しました。直接的に似ているわけじゃないですが、酒の肴枠では同じポジションかなと(笑)。気に入ってもらえたようで良かったです。

お酒が進むスクガラス豆腐

今回の〆のそばは軟骨ソーキそばにしました。実は日曜日にも家族でお邪魔したのですが、その時はほとんど長男が食べてしまったので、ソーキの口になっていました(笑)。

ソーキそば@ろくちょう

初参加の方はろくちょうさんのお料理の美味しさに驚いていました。まあいつものことですが。

これもいつものことですが、ゆんたくに夢中になってしまい撮り忘れもあると思います。画像の数が少ないので確実に忘れていますね(苦笑)。

10年振りのご参加

初参加者8名と書きましたが、Yさんは初参加ではなく、なんと10年振りのご参加だったことに会が始まる前に話していて思い出しました。

Yさんが前回参加した時は、貸し会議室のような会場だったと言うので、2013・2014年頃です。

12年続けているので、10年振りというのもあっても不思議じゃないのですが、目の当たりにするととても感慨深かったです。お久しぶりのご参加ありがとうございました。

いよいよ100回が現実になってきて、どうしようかなとワクワクしています。

100回だけが特別じゃなくて、99回・100回・101回の3回はスペシャルな回と位置付けて、少しずつ準備していこうと思います。

泡盛マイスターの自主勉強会としてスタートした会ですが、最近は泡盛ファンだけでなく、ある程度お酒が飲める方の異業種交流会のような雰囲気の会になっています。

昨夜はありがとうございました。あっという間の3時間でした。

とても楽しい会でした。また、料理もおいしくて、びっくりしました。

沖縄料理にはやはり泡盛ですね。参加されていた方々も多彩な人達で楽しかったです。誘って頂きありがとうございました。

泡盛も美味しかったですし、沢山みなさんとお話しできてとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました!

初参加の方のご感想

泡盛ファンを少しでも増やしたいと思って、続けている会なので、今の雰囲気がとてもしっくりきています。

でも単なる飲み会にしたくないので、テイスティングノートは最初だけ書く、ここだけは意地でも守っています(笑)。

泡盛初心者の方もお気軽に

会場は江坂にある、ろくちょうさん

「本格焼酎と琉球泡盛のお店 ろくちょう」さんで開催するようになってからは泡盛ファンばかりではなく、泡盛を飲むのはほぼ初めてという方にもたくさん参加していただいています。

このスタイルにしたことで泡盛初心者の方にも抵抗なく泡盛を楽しんでもらえているように思います。 

100回に向けていよいよカウントダウンが始まりました。100回目のテイスティング会はどんなことをしましょうかね?

泡盛テイスティング勉強会 vol.95