今回のテイスティング会は度数違いの泡盛を4種類準備しました。テイスティングしながら度数当てゲームにチャレンジしてみようというわけです。
目次
度数当てに全集中
93回目のテイスティング会はこちらの泡盛を選びました。
- ①龍 20度・金武酒造
- ②久米仙 25度・久米仙酒造
- ③鯨 30度・久米仙酒造
- ④おもと 3年古酒 43度・高嶺酒造所
この4種類を選んだのは、泡盛を「強い」と言う人が多いので、そんなに強いと言うなら度数の違いなんて簡単にわかりますよね?というアンチテーゼです(参加者のみなさんが強いと思っていたのかはわかりませんが)。
それと、8月に泡盛マイスターの実技試験に挑戦するメンバーがいるので、試験科目の度数当ての練習の機会を作ろうと思ったのも理由の1つです。
泡盛は20度・25度・30度・43度を準備しましたが、度数当てに使うのは5度違いの3種類。43度はさすがに口に含んだ時のインパクトが別格なので、35度40度あたりを入れておかないと簡単にわかってしまいます。
デキャンタをお借りしてブラインドで挑戦しました。
みなさん、真剣に度数当てに挑戦中。
25度の常圧蒸留と30度の減圧蒸留で迷ってくれたらゲームとしては面白いんじゃないかな?と考えて、同じ久米仙酒造の2銘柄を準備しました(25度の久米仙には減圧もブレンドされているかもしれません)。
僕の狙い通りにひっかかってくれた人もいましたが、全問正解された方が多かったようです。
泡盛を自分で選んでおいて、外してしまったら泡盛マイスターを返上しないといけないと思っていましたが、僕も無事に正解できました。正解発表の瞬間に1番ドキドキしていたのはきっと僕でしょう(苦笑)。
20度は軽く感じることに加えて、25度と30度は同じ久米仙酒造なので、印象が違う点でまず最初に20度を選ぶことができました。飲み込んだ余韻の重さで30度は選びました。
度数当てに集中したためテイスティングは流しました。今回は詳細なテイスティングメモは割愛させていただきます。
すべるかもと思っていたので、度数当てが盛り上がって良かったです。
泡盛に合わせたお料理
テイスティングしている泡盛に合わせてみたい料理をテーブル毎に選ぶのが、このテイスティング会のスタイルであり醍醐味です。
テイスティングの最初はストレートですが、オンザロック、水割り、ソーダ割り、お湯割りなどテイスティングしながら選んだ料理に合わせて飲み方もいろいろ試しています。
初参加の方はろくちょうさんのお料理の美味しさに驚かれていました。いつものことですが、ゆんたくに夢中になってしまい撮り忘れもあると思います。
今回の〆のそばはソーキそばにしました。
100回を前に転機
どんな会でも90回もやっているとマンネリ化するのが課題だと思いますが、今回は初参加の方が8名といつもに増して多かったので、会の新陳代謝を感じることができました。
テーブル毎に盛り上がっていました。
単なる飲み会にしたくないと考えてテイスティング会というコンセプトですが、テイスティングを前面に出すと広がらないので、さじ加減が難しいと思っていましたが、参加者の中には泡盛マイスターに興味を持ってくれる方もいて、飲み会で終わらない可能性を感じました。
泡盛初心者の方もお気軽に
「本格焼酎と琉球泡盛のお店 ろくちょう」さんで開催するようになってからは泡盛ファンばかりではなく、泡盛を飲むのはほぼ初めてという方にもたくさん参加していただいています。
このスタイルにしたことで泡盛初心者の方にも抵抗なく泡盛を楽しんでもらえているように思います。
100回に向けていよいよカウントダウンが始まりました。100回目のテイスティング会はどんなことをしましょうかね?