泡盛ブログ

津波古酒造@泡盛テイスティング会

3年振りの再会

コロナ前の泡盛テイスティング会でお世話になっていた、ろくちょうさんで3年ぶりにテイスティング会を開催することができました。

居酒屋ろくちょうさん@江坂

久しぶりにお会いした大将と奥さんもお元気そうでなにより。お店はコロナ禍に改装されていて以前に増して快適に過ごすことができました。

お店にお邪魔するのが久しぶりだったので気持ち早めに出掛けたら思っていたよりも早く着いてしまって、さすがに早すぎたかもしれないと思いながらお店の中をのぞくと全然一番乗りじゃなかったという。

はやる気持ちを抑えられなかったのは僕だけじゃなかったみたいです(笑)。

暑かったし気持ちも少しクールダウンした方が良さそうだったので、まずはビールを飲みながら19時になるのを待ちます。

お通しはナーベラー

勉強会前だけど今日はいいんです。3年ぶりに泡盛テイスティング会を本格的に再開するためのウォーミングアップなので。

原酒太平が面白い

83回目の泡盛テイスティングの会は津波古酒造さんのこちらの4銘柄を準備しました。

テイスティングした泡盛
  • 太平30度
  • 原酒太平(40番)44度
  • 原酒太平(41番)44度
  • 太平古酒40度

太平はあまり飲む機会が多くなかったし、美味しいと噂に聞く原酒太平を飲んだことがなかったので個人的に楽しみにしていました。太平を飲む機会が多くなかったのはこれまで46箇所の泡盛の酒造所を訪ねましたが、津波古酒造さんにお邪魔したことがなかったのも関係しています。

原酒太平のラベルに書かれている「Fir Sec Thir Four Fift」というのは、検定タンクの番号です。

原酒太平41番(左)と40番(右)
  • Fir(1番)
  • Sec(2番)
  • Thir(3番)
  • Four(4番)
  • Fift(5番)

原酒太平は蒸留で抽出した順番にタンクをわけて貯蔵している泡盛をブレンドしていると、津波古さんの泡盛事情に詳しい泡盛マイスターのSさんから教えてもらいました。

ラベルをみればどのタンクをどのくらいブレンドしているのかが一目瞭然というわけです。原酒太平(40番)は、Four(4番)100%で他のタンクはブレンドされていません。

原酒太平40番のラベル

原酒太平について詳しい情報を知りたい方はこちら(津波古酒造さんのサイト)をご覧ください。

一般酒の太平はミルクチョコのような甘味、もろみのような酸味が印象的でした。水割りが刺身に合いました。

一般酒の甘味がミルクチョコだとすると、原酒太平(40番)はビターチョコみたいだと思ったのですが、飲み進めていくと・・・

原酒太平(41番)は更に苦みが強くて、ビターチョコみたいと感じた原酒太平(40番)がまるでバニラのように印象がコロッと変わりました(時間が経って印象が変わったのもあると思います)。

Fift(5番)は後留部分のようなので、香ばしさ・焦げ臭が多めなのが強い苦みにつながっていると思います。

そして古酒はフルーティーな印象を受けました。古酒に対してフルーティーという表現は違和感を感じるかもしれませんが、原酒太平の強い苦みの後に飲んでいるので2つのギャップが大きく影響していると思います。

食事をしながらのテイスティング会なので料理との相性に引っ張られた部分もあるでしょう。なにより今回はウォーミングアップなので参考程度に読んでください。詰口年月日も影響していると思うし、同じ銘柄でも飲む人・シチュエーションなどが相まって一期一会なのでテイスティングの楽しさだと思うので気になったかたは是非実際に味わってみてください。

青森からスペシャルゲスト来たる

今回はコロナ前のような貸切ではなく少人数で開催しました。メンバーはテイスティング会のコアメンバーのみなさん。

1ヶ月前に集まってテイスティング会を再開することについて打合せをしました。そのときにまたろくちょうさんにお世話になることや次回の泡盛を太平にすることを決めました。

テイスティング会を再開する記念すべき会に、なんと!

はるばる青森県から泡盛ファンの木下さんが参加してくれました!!

木下さんとお会いするのは2回目ですが、普段からfacebookで交流があるのでお久しぶり感はあまりなかったですね。

関西に来る予定があったとしても、わざわざ時間を作って参加してくださるのが嬉しかったので、テイスティングの仕方、ノートの書き方をレクチャーしながらゆっくり進めていきました。

テイスティング会の様子

外観・香り・風味、味わいと順を追ってポイントを確認しながらじっくりテイスティングしていきます。今回の参加者は6名なので2つのテーブルにわかれたのですが、木下さんがいる僕らのテーブルはテイスティングのペースがゆっくりなので、隣のテーブルからどんどん遅れていきます。

今回は肩慣らしなのでさらっと進めても良かったのですが、木下さんが熱心なのでついつい時間をかけて説明してしまいました。

そして、テイスティングがひと段落してお料理を落ち着いて食べましょうか、という雰囲気になったタイミングだったと思います。

「言い出すタイミングを見失ってしまって」とおもむろに木下さんが言うので、「このタイミングでなんだろ?」と頭をフル回転させたけど、わからなくて黙っていたら・・・

「新しい肩書が増えました」と木下さんが自分のfacebookのプロフィールを見せてくれました。

そこには、「青森県初にして 唯一の泡盛マイスターです」と書いてありました。

ええ~知りませんでした!おめでとうございます!!

サプライズ成功って感じです(^^)

でも一瞬間があって違和感が僕の体中を駆け巡ります。

はるばる青森県から参加してくれた木下さんにテイスティングの仕方やノートの書き方を丁寧に説明していましたが、知らなかったとはいえ泡盛マイスターに対しては過剰すぎて我ながら滑稽だなぁと(大汗)。。

暑くて汗ばんでいたおっさんがさらに少し嫌な汗をかいたくらいの被害で済んだので、問題ありませんが(苦笑)、そういう大事なことは早く言ってもらわないと(笑)。

泡盛マイスターになってのでこれからいろいろ活動していきたいと思っていますという話を木下さんから聞いて、わざわざ大阪の勉強会に参加しようと思った理由がわかって納得しました。

でも青森から大阪ですよ。それに定期的に開催している小さな勉強会ですよ。

木下さんの行動力は凄いです。尊敬します。泡盛マイスターとしての新たな挑戦を大阪から応援しています。頑張ってください!

そばを食べてそうな木下さん(中央)

ろくちょうさんは黒糖焼酎も充実しているので〆にまーらん舟@冨田酒造場を頂きました。これもテイスティング会の醍醐味です。木下さんは奄美大島にもよく行かれているみたいでMさんと奄美大島の話題で盛り上がっていました。大阪で新しい出会いがあったようで良かったです。

まーらん舟@冨田酒造場

このそばが食べたかった!

テイスティング会の〆は大将特製のそばがお約束でした。テイスティング会を休止している間はほとんど飲みに行くことがなかったので、ずっと食べたかった大将のそば。ようやくいただくことができました。

ソーキそば@ろくちょう

今回はソーキそばにしました。以前よりも進化しているように感じます。大満足です。ごちそうさまでした。

テイスティングノートを書くときはまずはストレートで味わうとしても、その泡盛の適した飲み方や相応しい料理を探るなら想像するよりも実際にその場で試した方がいいと思いました。だから泡盛だけを味わうよりも食事と一緒に楽しむテイスティング会にしたくて、ろくちょうさんで開催させてもらっています。

今回はじっくり時間をかけてテイスティングノートを書いていたので、メニューから選ぶ時間がなかったので隣のテーブルが選んだものと同じものを作ってもらいました。泡盛をテイスティングしながらその日のメニューを見て、この泡盛はこの飲み方で飲んでみたい、合わせるならこの料理というのをそのときの直感で選んで味わう。これが理想のスタイルです。

どれも美味しかったぁ。いつものことですが撮り忘れもあると思います(苦笑)。

泡盛初心者の方もお気軽に

会場は江坂にあるろくちょうさん

ろくちょうさんで開催するようになってからは泡盛ファンばかりではなく、泡盛を飲むのはほぼ初めてという方にもたくさん参加していただいています。このスタイルにしたことで泡盛初心者の方にも抵抗なく泡盛を楽しんでもらえているように思います。 

泡盛ファンでもこんなスタイルで泡盛を飲み比べる機会はあまりないんじゃないですか。

コロナ前は念願だった酒造所の方をゲストに招いて開催することも出来ました。こういうスペシャルな会もどんどん開催したいと思っていますので、関係者のみなさん、どうぞよろしくお願いします。

81回目のスペシャルゲストは瑞穂酒造の本田さん

次回は7/20(木)に開催します。会場はろくちょうさんで19時スタートです。テイスティングするのは伊平屋酒造さんの泡盛です。参加費は割り勘ですが、だいたい5,000円前後になることが多いですね。参加希望の方はお知らせください。