泡盛ブログ

関西泡盛同好会レポート

飲む専からゆんたく専へ@2018

恒例の関西泡盛同好会の例会に参加しました。今回は大阪城近くのKKRホテル大阪に会場を移しての開催。新阪急ホテルの方がよかったという意見もわかりますが、広いし事務所からも近いので個人的にはなかなか良かったと思います。

昨年よりも会場が広くなって真ん中に泡盛ブースのスペースをどーん!と取れていたので、試飲できる泡盛が凄い量。とてもじゃないけど飲みきれません。それでも少なく見積もってもこれくらいは飲んだみたいですが(苦笑)。

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泡盛マイスター 伊藤 薫@大阪(@awamori_meister.110)がシェアした投稿

今となっては信じられない話ですが、はじめて参加したときは知り合いが1人もいなかったので泡盛ブースの近くに陣取り酒造所の方の話を聞きながらひたすら飲んでいた記憶があります。

なんだか寂しい泡盛好きって感じですね(苦笑)。 

今は泡盛メーカーさんはほとんど顔見知りだし会場を少し歩くと知り合いに会う会う。泡盛ブースに泡盛を取りにいったらまっすぐ席には帰ってこれない。ここ数年で飲む專からすっかりゆんたく專に変わったみたいです。

ほんと、数年前にはこんな写真が撮れるなんて思ってもみませんでしたね~遠い目。

泡盛の女王と沖縄県酒造組合のお二人と関西の泡友さんと

三線ライブをしているのはお友達のマリアさんとリンダさんだし。

カチャーシーはステージにあがっちゃうし。こんなのは今年がはじめてです(苦笑)

そういえば2015年だったと思いますが泡盛リキュールのブースを担当させてもらったこともありました。でも会場のスペースの都合でこの一度っきりになってましたね。

考えてみればこれだけ知り合いが増えているっていうのは新しい参加者が増えていないっていう側面もあると思います。今年は大抽選会で久しぶりに泡盛を当ててしまったし。僕なんかよりも初参加の方に当ててもらいたいじゃないですか。

でも瑞泉さんのこの「プレミアムmigaki(10年古酒・44度)」が当たったのは正直すごく嬉しいんですけどね~。

プレミアムmigaki@瑞泉酒造

毎年思うのは、この規模の泡盛イベントを泡盛初心者をターゲットに開催したいってことです。最後はここに行き着きます。ほとんどが小さいイベントですけど、ここ3年くらいでこれだけ泡盛イベントをやってきたのは、普段泡盛を飲まない人にどうにかして泡盛に興味をもってもらいたいという一心からでした。

大きいイベントにしようと思うと、どうしても沖縄らしさが前面に出た普通のイベントになってしまうと思うので、泡盛初心者に知ってもらう場じゃなくて既存の泡盛ファンに喜んでもらうだけのイベントに落ち着くと思うんですよね。

売上とか参加者数とか数字だけみればそっちの方が成功ってことになるんでしょうけど、それじゃ本質的には全然ダメだと思います。

関西泡盛同好会は既存の泡盛ファンが楽しむ場としてとても素晴らしいものだと思うし競合するつもりはないので、半年ずらして泡盛初心者が気軽に参加できるような200人規模のイベントを大阪でやってみたいです。

楽しそうだから参加してみたら泡盛が飲めるイベントだった。で、泡盛を飲んでみたら想像以上に美味しくてハマっちゃったみたいなイベントをやりたいなぁと思っています。

泡盛bar@関西泡盛同好会 第34回

泡盛リキュール大特集

今回の仕事場は泡盛リキュールをはじめ上等な一般酒・古酒が揃う泡盛barです。

今回barのメインだった泡盛リキュールのリストを確認するとノンアルコールの黒あまざけを入れると全部で11種類!! 

  •   「ほんわかゆんたくジンジャーレモン(16度)」・ヘリオス酒造
  •   「梅見月(12度)」・今帰仁酒造
  •   「沖縄タンカン梅酒(10度)」・崎山酒造廠
  •   「マンゴー梅酒(8度)」・石川酒造場
  •   「琉球アワモヒート(12度)」・瑞穂酒造
  •   「泡盛コーヒー(12度)」・久米仙酒造
  •   「梅人(うめんちゅ・15度)」・まさひろ酒造
  •   「泡盛仕込みシークヮーサー(7度)」・久米島の久米仙
  •   「赤しそきび酢リキュール(10度)」・多良川
  •   「ゆずシークヮーサー(10度)」・請福酒造
  •   「黒あまざけ(0度)」・忠孝酒造    

ほぼほぼ飲んでいるつもりでしたが、まだ飲んだことがないのもありますね~。それだけ充実したラインナップだってことにしておきましょう!

まだ飲んだことのない新しい泡盛リキュールとの出会いを大阪の泡盛ファンのみなさんと一緒に楽しみました!おかげ様で泡盛リキュールが大人気だったので休む暇なく大忙しでした。

泡盛リキュールを飲まれた方は約8割が女性だったと思います。オーダーの時に「薄めで作ってください」といわれることが多かったので、お酒があまり強くないから泡盛リキュールを選んだという方が多かったのは予想通りでした。

中には、普段飲むのは泡盛ばかりだから、なかなか手を出さない泡盛リキュールを飲んでみたいという方もけっこういらっしゃいました。参加者は沖縄県人会の方が多かったようなので、おそらくみなさん僕以上に泡盛を飲み慣れているように思います。だから馴染みがなかった泡盛リキュールを飲んでみたかったというのもよくわかります。

割り材は水と炭酸水ぐらいなので、アレンジといってもオンザロックか炭酸割りくらいです。でも7度から16度まで幅広い度数の泡盛リキュールが揃っていたので、度数が低めのものはまずはロックで、それでも強く感じるようなら炭酸をプラスしてお出ししたり、同じロックでというオーダーには2回目は度数の違うものをお出ししました。

泡盛を飲み慣れている方はやはり泡盛リキュールの甘さが気になるようでした。度数はちょうどいいんだけど少し甘いと仰る方には度数が高いものに炭酸を多めにして甘さを抑えるように工夫しました。

泡盛リキュールの粋な楽しみ方

ちょっと変わったオーダーもいただきました。

この泡盛リキュールにこれを造っているメーカーの泡盛をちょっと足して欲しい!

この泡盛リキュールは新里酒造さんのフルーツ工房パッションだったので「琉球」の古酒を少し入れさせていただきました。

割るだけじゃなくて足すことも楽しみ方のひとつだよなぁと感じたので、僕は粋なオーダーだと思ったのですが、いかがでしょうか?泡盛リキュールがひとつのきっかけになって泡盛ファンが増えたらいいなと思います。

持ち場を離れる余裕がないぐらいに忙しかったので泡盛barの中から撮った画像ですが、盛り上がっている様子は十分に伝わりますよね。

ライブ@関西泡盛同好会第34回例会

最後の最後に泡盛の女王、與那嶺 真子さんと一緒に写真を撮ることができました。それではまた来年の関西泡盛同好会の例会でお会いしましょう!