泡盛ファンのグループ「泡盛でカリー!倶楽部」の1周年記念のイベントを7月30日(土)に那覇市にある国際通り屋台村で開催しました。朝から雨が降ったり止んだり、一時は雷まで鳴る不安定な天気でどうなることかと心配していましたが、イベントがスタートする17時頃にはバッチリ晴天!これも日頃の行いの賜物でしょうか。
屋台村のお客様を対象とした泡盛講座とメンバーの交流がメインコンテンツだった「泡盛でカリー!しとかナイト」を画像と共に振り返ります。といっても泡盛講座の準備や片づけ、そして参加者の方とカリー!したりで(笑)、終始バタバタしていて写真を撮る暇がほとんどなかったのでSNSに投稿されていたみなさんの画像をお借りしました。
目次
泡ボールでカリー!
「泡ボール」って初めて見た方も多いのでは?これはお酒ではなく泡盛専用の割材なんです。氷を入れたグラスに泡盛と泡ボールを注ぐだけで手軽に泡盛カクテルが作れてしまう優れもので、フレーバーはシークヮーサーとアセロラの2種類あります。
ステージ前のテーブルに並んでいるのが泡ボールで作った泡盛カクテル、こちらを試飲していただきました。
泡ボールビバレッジの上江洲代表から泡盛1に対して泡ボール3の割合で作るのがオススメだと教えていただきました。すごく飲みやすかったというご感想を沢山の方からいただきました。観光客の泡盛初心者や女性にも好評でした!
泡盛講座のメインイベントは・・・
泡盛というと強い酒・きつい酒というイメージがありますが、果たして本当に強い酒なのか!?ということで、泡盛講座のメインイベントは「度数当てゲーム」にチャレンジしてもらいました。
屋外のため泡盛を入れたプラカップを置く机が足りなくて諦めようとしたのですが、屋台村の村長さんから紙皿を机の代わりにするというアイデアをいただいて、無事に開催することができました。屋外では強い風でも吹けばプラカップが吹き飛ばされそうな不安がありますが、実は紙皿にテープでプラカップが固定されているので安心なんです。
固定といってもテープなので剥がしてまた貼ることもできるというわけ。これなら倒してこぼす確率も少なくなるので屋内のイベントでも有効だと思いました。村長さん!ナイスアイデア!
3種類の度数(20度、25度、30度)ですることが多いのですが、今回は43度を増やした4種類の泡盛を準備しました。1種類増えましたが、さすがに43度は分かりやすかったみたいでほとんどの方が正解されていました。
強い度数を飲みなれていない方は特にわかりやすくて、僕は参加者の方が口に含んだその表情を見て「あ、今のが43度だな」ってすぐ分かりました(笑)
この夏、オススメの泡盛カクテル
一般的な泡盛は30度なので強くないとはいいませんが、沖縄ではロックで飲むことは少なく、水割りや泡盛カクテルなどで飲みやすくして泡盛が楽しまれています。という説明をした後で自宅でも気軽に簡単に作れる泡盛カクテルをいくつかご紹介しました。
その中でもこの夏に是非おすすめしたい泡盛カクテルということで泡盛メロンパンチを実演しました。勘の鋭い方にはわかると思いますが、大阪では何度か泡盛イベントで作っている例のアレです(笑)
今回が沖縄初上陸だったので、完成した泡盛メロンパンチを何人かの方に実際に試飲してもらい本当にメロンの味がするのかを聞いてみました。
飲んでみたいという方がいなかったので、半ば強制的に飲んでもらい、さらに強制的といえば「メロンの味がする」と言わせてしまったような気もします(苦笑)。
「本当にメロンの味がするのか?」気になった方は簡単にできるので試してみてください!某泡盛メーカーの方から「きゅうりのへたは切った方が良いと思う」というアドバイスをいただいたので、是非参考にしてみてくださいね!
沖縄の宝、古酒の魅力
ラストは沖縄の宝、古酒の魅力についてお話しました。飲んでみないと古酒のイメージが湧かないだろうと思い、準備したのは12年間じっくりと時間をかけて熟成させた菊之露、宮古島の泡盛です。
こちらは沖縄県外限定商品のため沖縄では手に入りにくい泡盛なんです。なので大阪から沖縄に持ち込みました。沖縄から泡盛を買って帰るのはいつものことですが、その逆は初めてなのでとても新鮮。行きのスーツケースがいつもより重かったのはこのせいですね。
それにしても大阪からの観光客のスーツケースの中身とは思えないですね(苦笑)。
12年間熟成させた44度の原酒はいったいどんな味わいなのか?実はまだ飲んだことがなかったのでイベントで飲めるのをずっと楽しみにしていたのですが、なんやかんやで飲めないままにイベント終了。間違いなく美味しかったと思うのですが、どうでしたか?絶対美味しかったですよね(泣)
沖縄でも安定感アリ
イベントの盛り上げにひと役買ってくれたのが、お馴染み(?)の泡盛でカリー!プロップスです。繊細というか?ちゃちいというか?完成させた状態で持ち運ぶと簡単に壊れそうなので、持ち手に貼らないまま沖縄に持って行って当日の朝に完成させました。
みなさんの笑顔をみてください。
すごく楽しそうですよね~。緊張されているようなお顔もありましたが、それも面白い!厚紙を棒に貼っただけのフォトプロップスなんですけど、沖縄でもその楽しさには安定感がありました。
楽しい!楽しすぎる時間でした!
泡盛講座にご参加いただいたみなさん、屋台村に応援に掛けつけてくださったみなさん、ありがとうございました。泡ボールビバレッジの上江洲さん、神村酒造の桑江さん、村長さんをはじめ国際通り屋台村のみなさん、JAZZ好きの行政書士ジャジーこと城間 恒浩さんにはイベントの準備、進行を全力でサポートしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
そして大阪から応援に来てくれた源内さんにはとにかく感謝しかありません。まるで敏腕マネージャーみたいにぴったり寄り添いサポートしていただきました。ありがとうございました。沢山の方のサポートのおかげで1周年記念のイベントを終えることができました。楽しい、楽しすぎる時間でした。
それにしても屋台村は暑かった!熱かった!シャツにベストにハッピを着ていた僕には雨上がりで蒸し蒸ししていたこの日は本当に暑かったのですが、雨が降ったおかげで気温が下がってむしろ出掛けるには良かったなんて話も聞きました。沖縄の暑さ恐るべしです。
ハチマキは汗止めになるので助かりますが(笑)、衣装は沖縄用を考えないと熱中症がヤバイです。
最後になりましたが、泡盛でカリー!倶楽部をもっともっと泡盛を気軽に楽しめるグループにしていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
イベントページ|「泡盛でカリー!しとかナイト」@国際通り屋台村