前日の夜はもの凄い雨で明日のイベントはどうなるのか?と心配していましたが、当日はうそのようにカラッと晴れて、にしむら家さんで開催された「第2回泡盛を楽しむ会」は満員御礼で盛り上がりました。
泡盛は”強い”お酒なのか?
今回は泡盛の「度数」をテーマにお話をさせていただきました。短時間とはいえ聞いているだけでは退屈だろうということでちょっとしたゲームを準備していました。
強い・きついと思っている方が多い泡盛ですが、本当に泡盛は強いお酒なのかどうか?さらに、参加者のみなさんがお酒の「強い」「弱い」を正確に感じることができているのかどうか?
度数当てゲームにチャレンジしていただきました。
みなさん真剣な表情で3種類の泡盛と向き合っていましたが全問正解の方はいたのでしょうか?
なんと!半数以上の方が全問正解されてお見事としか言いようのない結果でした。出題者としてはかなり悔しい結果となりましたので、次はもっと難しくしようと思います(笑)。
泡盛の一般酒は30度が多いのですが中には29度なんていうものもあるんですよね。意図的にそうしているのか?致し方なくそうなってしまったのか?詳細は闇の中ですが、そんな泡盛を度数当てゲームで使ったら面白いかもしれませんね!←かなり悔しがっています。
度数当てゲームの緊張感から解放された反動なのかどうか分かりませんが、その後の懇親会も大いに盛り上がりました。
平和に思いを馳せる
第2回泡盛を楽しむ会は6月23日の慰霊の日に開催されました。沖縄にとって特別な日ですが、僕は泡盛の楽しみ方をお伝えするという、いつもと変わらないスタンスで気負わずにお話をさせていただきました。
あの悲惨な戦争のために100年物、200年物といったスーパー古酒が粉塵と化してしまったかと思うと、平和であることこそが美味しい古酒を育てるためには不可欠です。時とともに美味しく熟成する泡盛の古酒はまさしく平和の象徴だろうと思います。
泡盛の話しをすることは泡盛マイスターである僕にとって平和について思いを馳せる時間なので、慰霊の日に相応しい過ごし方だったと思います。
度数当てゲーム用のプラカップの準備と資料作りは泡盛イベント前に欠かせない恒例行事になりました。ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございましたm(__)m