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10000チャレンジャーに休みはない!?
今回は船場カリーのイカスミカレーを食べつつ、近況報告をしながら軽くウォーミングアップ。お酒は当然のように泡盛で1杯目にチョイスしたのは、冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた僕のオリジナル泡盛「泡盛でカリー!ブレンド」。
暑い日の1杯目はやっぱりこれに限る。それにしてもカリーでカリー!(乾杯)はややこしい(笑)。
船場カリーのビーフチーズカリーも美味しいんですけど、最近無性にスパイスカレーに興味が湧いてきてます。これもスパイス料理で10000チャレンジ中の茜 志保さんの影響でしょうね。茜さんが今度、スパイスカレーのお弁当を準備してくれるみたいで楽しみです(^^)
さて10000チャレンジャーの定期報告会なので、この1ヶ月の成果・感想などを1人10分の持ち時間で順番にシェアしてもらいました。
今回は「暑くて・・・」だけじゃなく「台風が・・・」という言い訳も聞こえて来たような気もしますが(苦笑)、お盆休みもあったことですし、あまりツッコまないようにしましょうね。
でも10000チャレンジというのは生き方なので、休みという概念はないような気もしますが!独り言でした(笑)。
スピンオフ企画 第5弾!
回を重ねる毎に定番化していてスピンオフでもないんですけど、メンバーが講師になって約30分のミニセミナーする企画。今回は「泡盛」をテーマに10000チャレンジ中の私、伊藤 薫が「泡盛に1万時間打ち込んでみた結果・・・」という内容でお話ししました。
2010年12月に石垣島の泡盛「白百合」と出逢ってから7年半
- 泡盛の知識ゼロ
- 泡盛友達もいない
- 泡盛業界にコネもなし
こんな状態から日によってばらつきはあるもののざっくり1日4時間として泡盛をテーマに、ほぼ1万時間のめり込んでみたら・・・こんなことが起きました。
- 「泡盛」の検索でブログが2位に
- 百貨店の泡盛イベントに5年連続で出演
- 泡盛ファンのコミュニティ860人
- オリジナル泡盛を1100本販売
- クラウドファンディングを3日で達成
まったくの素人でも1つの分野に1万時間以上打ち込んで練習すれば、その分野のプロになれるという1万時間の法則の効果を目の当たりにしています。※ここでのプロの定義は深く考えないでください
といっても単に楽しく泡盛を飲んでいただけならこんな変化は起きなかったでしょう。
ということで、ミニセミナーでは「こうした結果を手にすることができたのはなぜか?」という視点で振り返り、ひとつの分野に1万時間打ち込むために必要なことを3つのキーワードにまとめてお話ししました。
チャレンジの内容がしっくりこない
僕のミニセミナーをきっかけに夛田 侑市(verumelho)さんから現在のチャレンジがしっくり来なくなったという発言がありました。
ざっくりいうと、今の状況で10000チャレンジの内容である「インスタのフォロワー10000人を目指す」というのがしっくりきていないということでした。
- 来年のフィジークの大会で優勝(3連覇)することを最優先にしたい
- 通っているジムが撮影NGなので、トレーニングの様子をインスタに投稿できない
- 時間がなくてトレーニングを楽しめていない(投稿も負担になっている)
ちなみに僕がミニセミナーの中でひとつのテーマで1万時間やり続ける(10000チャレンジを続ける)上で、不可欠なキーワードとして挙げたのはこの3つでした。
- 信用
- オリジナリティ
- 楽しさ
そして10000チャレンジ中の内容と、このキーワードが結びつかないようならチャレンジの内容を見直した方がいいんじゃないかということも話していたので、余計にフォロワー10000人という目標がしっくりこなくなったんじゃないかなと思います。
- 夛田さんは既にフィジークの大会で2連覇されているから「信用」は十分。
- しかも誰かに教わったわけではなく、すべて「オリジナル」の練習メニューで優勝されている。
- 大会まで10ヶ月をきった今は「楽しさ」よりもやらなくちゃという思いが強い。
この3つのキーワードがフォロワー10000人を目指すことと結びつかなかったのは、既に1万時間以上トレーニングされていることも大きいと思います。
でも僕が感じたのは、これまで1万時間以上トレーニングをされていて「信用」「オリジナリティ」があったとしても、フォロワー10000人を目指すことの「信用」「オリジナリティ」とは違うんじゃないかということです。
例えばSNSでフォロワーを増やすための「信用」はコンスタントに投稿することかもしれないし、投稿する写真・動画に「オリジナリティ」はあるのか?だったり。
「楽しさ」というのもトレーミングはハードにストイックにしながら、投稿・発信することの方に「楽しさ」を感じることができないだろうか?
トレーニングだけにフォーカスするんじゃなくて写真・動画の撮り方や発信の仕方など、フォロワー10000人を目指すには、これまでのトレーニングとは少し離れたところも意識することが必要になって、そう考えると3つのキーワードの受け止め方も変わってくると思いました。
と、この記事を書きながら少し頭の中を整理することができました。
いつもは22時までなんですが今回は盛りあがってしまい、気がついたらいよいよ終電も近くなったのでようやくお開きに。
ど真ん中に何を書くのか?
何がきっかけになるのかわからない
終電間際まで話していた内容をまとめるとこんなことをアツく話していました。
夛田さんがどうしてもやりたいことが「フィジークの大会で3連覇」だとしたら、SNSの投稿に時間を取られる10000チャレンジはやらずにトレーニングに集中した方がいいのかもしれません。
ステージに出てきた瞬間に「あ、この人が優勝する」とみんなが思うような圧倒的な仕上がりを目指すと言っていたので、トレーニングに集中するべきだと思います。
でも、筋トレをはじめたばかりの人に筋トレの楽しさやトレーニング方法を伝えたい。
さらには自分のジムを持つことやオリジナルのトレーニングメニューをまとめた書籍を出したいということが、本当にやりたいことがだったりすると話は変わってきますよね。
3連覇することで確実にジムが持てる、出版もできる。
ということならSNSなんかやってないでトレーニングに集中すべきなんでしょう。
でも、そうじゃない。
そうじゃないかもしれないというのは、3連覇してもジムや出版が叶うかどうかの保証はないし、優勝しなくてもジムを持っていたり、出版している人がいるからです。
優勝しなくても叶っている人にはもちろんまったく違う要因があるんでしょうけど。
ジムをスタートするにあたってスポンサーを探したり、出版・取材のオファーがきたりするのはやっぱり日々のSNSの発信がチカラになると思うんですよね。
僕がオリジナルのエンディングノートについて取材を受けたときも、事務所のHPに載せていたセミナーの開催報告(最幸の人生の見つけ方×エンディングノート超活用術)を編集部の方が読んでくれたことがきっかけでした。
それがきっかけで、こちらの本「40代を後悔しないためにやっておくべきこと」に載せていただきました。
何がきっかけになるのかわかりませんが、発信していなければ取材されることはなかった。これだけは、はっきりしています。
やりたいこと、目指したいことに直結する10000チャレンジの内容にしないとモチベーションも続かないと思います。
それに数字の上では10000チャレンジは進んでいるのに、本質的にやりたいことは一向に前に進んでいない。こういったちぐはぐなことが起きないように、まずは本当にやりたいことを明確にしてそれに合致する内容のチャレンジにしないとダメなんです。
発信する内容とSNSの相性
ストイックにトレーニングを続けていると楽しさよりも負担が大きくなると思います。自分で体験したわけじゃないので想像するしかできませんが、これは理解できます。
個人的な感想ですが、Instagramの世界はキラキラしている感じなんです。
おしゃれ・芸術的な雰囲気が好まれるので「めちゃくちゃ頑張ってます!」みたいな泥臭い投稿はいいねも少ないような気がします。これは僕の場合だけかもしれませんが(苦笑)。
そもそも文章の内容よりも写真、動画そのものが持つチカラが大きい。これがInstagramの世界感なんでしょうけど。
- トレーニングに対する考え方や今の気持ち
- どんな思いで3連覇に挑んでいるのか?
- 3連覇の先に何を目指しているのか?
この辺の想いを発信するにはインスタとの相性はあまりよくないのかもしれませんね。自分の想いを発信するならやっぱりブログじゃないかな?
そんな話をアツくしていました。
チャレンジの内容や目指しているところを一度決めてしまったら変えられないなんてことはまったくなくて、気がついたときに日々アップデートしていけばいいと思っています。
今回のミニセミナーは僕が泡盛に打ち込んだ1万時間分の汗と涙から抽出したノウハウからできているので、これがメンバーの進化のきっかけになったら凄くうれしいことです。
次回はミニセミナーの中で取り上げたマンダラート作りに全員でチャレンジすることになりました。
僕は一度、他の勉強会でやったことがありますが、時間がかかるので時間内では終わらない可能性が高いです。
でもそんなことよりも大事なのは、マンダラートの・・・・ど真ん中に何を書くのか?
これから1ヶ月。真剣に考えないといけないですね、僕も含めて。
お約束のプロップス(お面?めがね?好きに呼んでください笑)で記念撮影。ご参加いただいたみなさんお疲れ様でした。