右肩上がりの成長社会と、成熟社会ではルールが全然違いますね。
これまでの常識が通用しない。
そもそも常識なんて生まれてから数十年で身に付いた思い込みでしかないわけで、頭から疑ってみないと。
少なくても〇〇だから〇〇じゃないといけない。と思うなら、もしかしたら間違ってるかもしれないと疑ってみないと視野が極端に狭くなってしまう気がします。
そんな目で見ると面白いニュースが転がってます。
これなんかは初級編。酒蔵をイメージして店舗を作ったりそな銀行の事例。さすがに日本酒とは言わないけど甘酒でも飲めたら面白そうじゃないですか。
関西アーバン銀行(現関西みらい銀行)だったかな?不動産の取引の立会いで行ったら畳の敷いてる和室があった記憶があります。金融機関も常識を超えていかないとまずいんでしょうね。
これは中級編。
信用金庫が芋焼酎をベースにリキュールを開発したニュースです。酒造メーカーに製造を依頼しているのでPBなんですよね?
販売も視野に入れているってことは酒類販売免許を持っているわけですよね。信用金庫が酒販免許を前から持っていたのか?リキュールの開発にあたって取得したのか?気になりますね~。
今回は1000本限定のため、冬のボーナスキャンペーンの景品などとして使うが、今後は生産量を増やし、それぞれの地域での販売も検討している。
日本経済新聞
上級編はこちら!
ネット版は途中までしか読めないけど。
副業で始めた「濡れ煎餅」の販売が好調で、鉄道の売り上げの倍を稼ぎ出すことができ、事業の柱とすることができた。
朝日新聞
鉄道会社なのに濡れ煎餅が事業の柱というのが凄いですよね。
2018年の猛暑の影響で濡れ煎餅の売り上げが落ちてしまったことから、今度はまずい棒という商品を開発したらしい。まずい棒というのは味じゃなくて経営がまずいという自虐ネタなんですけど、ネタで終わらずにこれがヒットして資金がギリギリ回るようになったと聞くとすごいなぁと思います。
常識だと思っていることは一度は疑ってみた方が良さそうですね。
それにしても。まずい棒はアレをイメージしてしまうんですけど、味がコーンポタージュ味となるともう完全にアレですよね?笑。パッケージを変えた別注品なのか?
ちなみに銚子電鉄の社長は税理士さんなんです。税理士として会社に関わったのが始まりで、今では社長をやっているということらしい。ますます面白いですよね。電車好きというわけじゃないけど銚子電鉄に乗りたくなってきた!
こうやって見てくるとあれですね、成熟社会は司法書士が泡盛売ってても別に普通なんじゃないかと思えてきました。
僕も泡盛を事業のもう1つの柱にしたいです。みなさん応援よろしくお願いします(笑)