
ご縁があって40年以上の古酒が2本並ぶという、おそらく二度とできない古酒の会を開催することができました。
42年+44年で86年です。合計年数に意味はないけど、やっぱり足してみたくなりますね(笑)。
古酒の前に、まずはSAKE✖︎AWAMORIで乾杯からスタートしました。

こちらは泡盛ではなく、いわゆるアル添の日本酒です。添加されている醸造アルコールが泡盛という、泡盛好きにはたまらないスペシャルな日本酒です。
株式会社OneSpiritの仲里社長から「かなり冷やしてグラスに注ぎ、少しずつ温度が上がるフレーバー変化を楽しむのが面白いですよ」と教えてもらったので、冷蔵庫でキンキンに冷やしておいて、ワイングラスでゆっくり頂きました。
SAKE✖︎AWAMORIの日本酒は、田嶋酒造(福井県)さんのお酒なので、福井産のホタルイカと合わせてみました。最高の組み合わせでした。

続いては、古酒です。40年古酒の前に沖之光の古酒です。
さらっと書きましたが、これは高江洲酒販さんの一万円選酒に入っていた古酒で、タンク貯蔵20数年、瓶貯10年ほど、かれこれ32年古酒になっているそうです。30年古酒も相当すごいですよね。

40年古酒が開くのを待ちながら、身体を古酒に慣らすためにゆっくりいただきました。

泡盛の古酒というと、アルコール度数が40度オーバーというイメージがあるかもしれませんが、この沖之光は30度。この30度が実にいい。
誤解を恐れずに言ってしまうと、飲みやすい。割ることで飲みやすいのとは一線を画す、口当たりが柔らかくて、飲みやすい。
長期熟成させた25度の泡盛を飲んだ時に、ピリピリとしたアルコール感を感じたことがありますが、こちらはとっても美味しく熟成しています。
いよいよ、本日のメインの2つの古酒の登場です。
1本目は昭和59年製造の42年古酒です。「やえせん」ではなく、「やえいずみ」と表記されていた時代の泡盛です。

時間をかけて香りを開かせて、70周年ラベルの八重泉と飲み比べました。70周年ラベルは八重泉好きのMさんが差し入れてくださいました。ありがとうございました。
ストレートで飲み比べた後は、70周年ラベルはソーダ割りにして古酒のチェイサーにしました(この飲み方はおすすめしているわけではないので、決してマネしないでください)。

- 「やえいずみ」と表記されていたのは、いつ頃までなのか?
- 酒造所の名前は、以前は「やえいずみ酒造」だったのか?
もし、ご存じの方がおられたら教えてください!
ちなみに、やえいずみの瓶が見応えがあります。900mlなんですが、こんな形の瓶は初めて見ました。
画像ではわかりにくいと思いますが、下からの上に向かって若干ほっそりしています。当時は、よく使われていた瓶なんでしょうか?
2本目の古酒は、昭和57年製造の44年古酒。首里王という瑞泉酒造さんの泡盛です。

事務所で開催しているテイスティング会で何度か味わっているので、そろそろ終わりが近づいて来ました。美味しいお酒は限りがあるし、いつかは終わりが来ます。その分、楽しい時間を過ごすことができました。
これまでの経験を踏まえて、少しでも早く香りが開くようにと、こちらはカラカラではなく、注ぎ口の付いた器に注いで1時間待ちました。片口みたいな形状の器なんですけど、撮り忘れています(苦笑)。
飲み始めたら、盛り上がって時間に気がつかないので(笑)、1時間のタイマーをかけておきます。
やっぱり1時間では開きが十分ではなく、追加で30分待つことにしました。この判断は正解だったようで、香りが立ち、口に含んだ時の力強さも感じられるようになりました。
今回は定員オーバーでテイスティングノートを書けるスペースがなかったのと、二度と飲めないと思って、いまここに集中してマインドフルネスで味わいました。味がどうとか、香りがどうとか、詳しく語るのは野暮ってもんです。
チーズもお料理も美味しく、古酒との相性もバッチリで最高に楽しい時間になりました。
5種類のチーズを目の前でカットしてもらいました。Yさんが説明しながらカットしてくれる様子はすごく見応えがあって、チーズ好きのみなさんも喜んでくれました。

白カビ、青カビ、スロップシャーブルー、ゴーダトマト&オリーブ、ミモレットの5種類のチーズ。初めて食べるスロップシャーブルーの美味しさに感激しました。

乾杯の日本酒にも古酒にもチーズがとても合いました。はじめて食べるゴーダトマト&オリーブは、何というかご飯のおかずになりそうなチーズで、新しい発見でした。
Aさんが作ってくれたお酒が進みすぎて困る(笑)あてです。見た目も味も美味しくて最高でした。

メニューはこちらをどうぞ。わかりやすい!

みなさんのおかげで二度とできない40年古酒の会にすることができました。ありがとうございました。

