富山ろくちょうさんでのテイスティング会も今回で4回目。今回は名護市にある龍泉酒造さんしばりの会で4銘柄を飲み比べます。僕も一度に飲み比べたことがないので楽しみです。
一杯目は25度の龍泉ゴールドをストレートで。初参加の方には泡盛テイスティングのいろはを感じてもらって、その後は料理との相性をみながら飲み方を変えなつつ、みなさんそれぞれにお好みの味を探してもらいました。
今回はバタバタすることが多くて主催者側でみなさんの意見を拾いきれてなかったのですが、龍泉ゴールドについては比較的メモできたので書いておきます。
第一アロマは洗米の香り、第二アロマは白い葡萄やグレープフルーツ様の香りを感じます。アタックは中庸からやや弱く感じました。甘味よりもグレープフルーツの白いわたのような酸味と、いぶりがっこを彷彿させるスモーキーな苦味を感じました。一度口に含んでから香りを確認するとモヤっとしていた香りがグレープフルーツだったというのがよくわかります。
テーブルには大将がうちなーおでんを準備してくれていたので、おでんと合わせるならという視点で龍泉ゴールドは飲み方を変えながら楽しんでもらいました。
泡盛マイスターのSさんから拝借したテイスティングメモによると、水をちょっと加えると甘味が増し、氷を1つ入れるとキリッと引きしまって辛口に、ソーダで割るとしいたけ様の複雑な味わい(出汁系)になったようです。これは僕も同感でした。
バタバタしてしまった理由の1つはZOOMのテストをするためでした。11/1泡盛の日に開催されるイベントに向けての準備です。
ZOOM飲みという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、ZOOMというwebを使ったビデオ会議システムで全国各地をつないで泡盛で乾杯しようというイベントです。
なんとか無事につなぐことができました。やってみて不具合があることがわかったので当日までに改善したいと思います。沖縄会場には2018年度の泡盛の女王新里 葵さん、泡盛マイスターの大先輩Sさんと始めましての泡盛ガールさんが、愛知会場には与那覇さんがいました。
それから盛り泡ろう!のダンスの練習をしたのもバタついた理由です。でもこれがきっかけで1日のイベントで全国で一斉に踊ることになるかもしれないので期待しています。
バタバタついでに撮るのを忘れたのもありますが(苦笑)、こちらが龍泉にあわせたお料理です。
飲み比べの全体的な印象は古酒の龍泉三年古酒が一番人気でした。ちなみに一般酒の3種類は酒造所のパンフレットによると、25度の龍泉ゴールドは古酒ブレンド、43度の赤龍泉は老麹で30度の龍泉とは造りが異なるようです。
ちなみになんですが、龍泉さんのパンフレットに僕が工場見学をしたときの写真が採用されています。工場見学やってます!という写真です。
富山ろくちょうさんに会場を移してからは、泡盛ファンだけでなく泡盛を飲むのはほぼ初めてという方も参加されています。今回は一般酒も評判良かったですね。このスタイルにしてからは初参加でもみなさんに抵抗なく泡盛を楽しんでもらえているように感じています。
恒例の酒造所グッズコーナーは大将のポロシャツとノボリが龍泉仕様でした。このシリーズをどこまで続けられるのか?乞うご期待!
お酒好きな方、泡盛ファンでもこんな風に飲み比べる機会はあまりないと思います。参加者のみなさんに大人の勉強会を楽しんでもらえたみたいなので、今回も大成功ですね!
終了後は残れるメンバーで次回に向けてのミーティング。僕はヤギのチーズと冬瓜漬けに合わせるならと白百合のオンザロックをオーダー。この組合せは控えめに言ってサイコーでした!
このスピンオフ企画が好評なので次回のテイスティング勉強会も富山ろくちょうさんで開催します。80回の節目を迎える次回は、zoom飲みで全国の泡盛ファンをつないで乾杯をするという沖縄発のイベントに20:00頃から参加します。