脱沖縄料理宣言!?を掲げて和食を中心にいろんな料理と泡盛を楽しんでいます。
それはそれとして、文句なしに泡盛と合う沖縄の名物料理と泡盛の相性も愚直に探っています。沖縄の名物料理といっても個人的に沖縄を感じる料理に偏っているので、その辺はあしからず。
目次
Uターン禁止の山羊料理
あるイベントでほんのひと口だけ山羊汁を飲んだことがありました。たったひと口だけなのに、その日は夜まで時々口の中に山羊を感じたので山羊料理が怖くなってしまいました。しかも山羊汁は地元の人でも好き嫌いがはっきり分かれると聞いていたので、何年も二の足を踏んでいましたが・・・
石垣にまた行きたくなる山羊汁
思い切って沖縄の専門店で山羊の懐に飛び込んでみたらあら不思議。すっかりハマってしまいました。まずは山羊刺しとチィイリチャー。
沖縄で食べる山羊は臭みがないんですよね。新鮮だからなのか?臭みを取るために二層式洗濯機で洗うっていう話を聞いたことがありますが真偽のほどはわかりません。チィイリチャーは苦手な人が多いかもしれません。山羊の血が入った炒め物です。
そして、石垣島で出逢ったスナック和の山羊汁はこのためだけに石垣島に来たいと思えるくらいに美味しかったです。同じく石垣島にある八重泉さんの八重泉のグリーンボトルとの相性もバッチリ。
準備運動はレトルトで
山羊は一度好きになってしまうと、Uターン禁止って感じで戻れそうにありませんが、僕もはじめはおっかなびっくりレトルトの山羊汁で練習しました。
はじめてのおつかいではなく、はじめてのやぎじるです(笑)。イラブー汁、アバサー汁は沖縄でトライしてみたのですが、実はまだ山羊汁を食べたことがなかったんですよね。
でも11月の沖縄でいよいよ本格的な山羊汁にチャレンジする可能性が濃厚になってきたので、その前に予習です。
レトルトの実力がどれほどのものかわかりませんが、手軽に味わえるのでわしたショップでオキハムのを買ってきました。とにかく脂の量がすごい!というイメージがありましたが、こうして見るとそうでもないですよね。食べやすいように、しっかり処理されているのかも。
それから臭み消しにフーチバーがどっさり入っているんじゃないかという予想も裏切られました。まあパッケージの写真にもフーチバーはちょっとしかないんですけど。
全体から漂う香りはまあ想定内でした。でも 拍子抜けするぐらいに肉の臭みはなくて実に美味しいと思いました。どちらかといえばアバサー汁の方が食べにくかったかな。スープを飲んでみると確かに濃厚ですが、脂が多いという印象はなくてはっきり言ってうまいです!
山羊の力強さに負けないように泡盛はこれを選びました。白百合なら山羊に負けてないですよね。レトルトなのでだいぶ食べやすくしているのかもしれませんが、全然問題なかったので本格的な山羊汁でもいけそうな気がする~。
余談ですが、この山羊汁の匂いをどこかで嗅いだことあるような気がしていたのですがわかりました!息子(0歳)の頭皮の匂いです。泡盛マイスターが言うんだから間違いありません(笑)。
怖かったらイカ汁からはじめよう
年末のバタバタで疲れが溜まっているのか?痰はからむし、声も変。目ヤニも出るし他にもいろいろ・・・。あと2日の仕事を無事に乗り切るためにクスイムンの「イカ汁」を注入!※クスイムンというのは、食養生価値の高いもののことです
でかでかと墨入と書いてありますが、入っていないのもあるんでしょうか?
この黒さなので墨入なのは間違いないとして、イカが入っているのかの方が疑わしいのですが、安心してください!墨もイカもちゃんと入っています。
大好物のゆうなんぎいのイカスミじゅうしぃからイメージして、もっと濃厚なのを連想していたのでちょっと物足りない感はありますが、濃すぎると弱った身体には強すぎるのかもしれないのでこの位がちょうどいいんでしょうね。全身に力が漲る感じがあります。アレンジするならフーチバーをトッピングしても良さそうですね。
「墨汁」と例えられる白百合の香りにちなんで泡盛は白百合を合わせてみました。といってもそう言われたのは昔の白百合の話しです。個性的とはいえ、今の白百合は墨汁の香りはしないですね、残念ですが。
おでんといえば悦ちゃん
沖縄にうちなーおでんの名店はいろいろありますが、那覇滞在の常宿だったパームロイヤルから徒歩1分にあった「おでん 悦ちゃん」には何度も通いました。
先輩風を吹かせて初めてでも悦ちゃんを楽しむために大切な3つのポイントを伝授いたしましょう。
- ①まずはノックから
- ②飲み物はビールか泡盛
- ③てびちの在庫を気にしよう
①酔っ払いが入ってこないようにドアに鍵が掛かっているので、ノックして中から開けてもらうべし。
②ボトル以外は「時雨」・識名酒造です。残波のグラスだろうが気にせず飲むべし(笑)。
③おでんはてびちの在庫を気にしながら、いい頃合いでオーダーするすべし。
決して広くないので混んでいる時間帯だとお店に入れず、少し遅めに入るとおでんが品切れという目に合いますが、一度行ってみる価値はありますよ。
※現在は閉店しています。画像が悪くてお見苦しいのですが好きだった悦ちゃんを懐かしむ気持ちで載せています
ちなみにこれは悦ちゃんのおでんをイメージして家で作ったうちなーおでん。どんだけ煮込むとあんなにあじくーたーになるんでしょうか?
〆のステーキはフライング厳禁
ランチでも夕飯でもなくステーキは飲んだ後の〆なのです。ヘタしたら27時とかになって〆どころか朝からステーキって感じなんですが、あくまでも〆のステーキ。
だからまずは沖縄の夜に繰り出さないことには始まりません。この日は友人のJAZZ好きの行政書士ジャジーに案内してもらい那覇の夜へ。
あくまでもステーキは〆なので、まずは夕飯へ。ジャジーの地元のお友達仲ちゃんのお店 太郎さんへお邪魔しました!古き良き時代のダイナーという感じの趣のあるお店です。
ついさっきまで「島人ぬ宝」さんで0次会をしていたところなので、チキナーチャンプルーをつまみに泡盛でカリー!
沖縄ではチャンプルーを頼むとご飯と味噌汁が付いてくる雰囲気があるので、ステーキに備えて単品だよね?と念押ししてオーダーしました。写真は撮り忘れです(苦笑) 。
余談ですが島人ぬ宝さんでは残波の新しい泡盛リキュールをはじめ、松藤の古酒とヘリオス酒造の紅いも焼酎をいただきました。お店が牧志公設市場のすぐそばにあるのでお刺身が旨いし安い!
0次会、1次会と十分に腹ごしらえが済んだので、ネーネーズのライブへ。
ライブ(生)ってやっぱりいいなぁとあらためて思った時間でした。それにしてもお店がおきなわ屋のビルにあるのは知らなかったなぁ。ここでも泡盛は飲んだけど、つまみはジーマーミ豆腐だけにして〆のステーキに備える4人。かなり計画的、いや消極的(笑)。
カチャーシーで盛り上がった後は、いよいよ〆のステーキへ!
ジャッキーステーキハウスに到着です。ジャジーがこの前に来た時は40分待ったという話を聞いていたのですが、ラッキーなことに待たずにすぐに入れました。ジャッキーに向かう車の中で薄々気がついていましたが、まったくお腹がすいていない。。。
なので待たずに入れたのは、ある意味アンラッキー。それでもやっぱりステーキを前にするとテンションあがりました\(^o^)/
でも食べきれなかった。。ステーキについているサラダとスープとライスが余計だった。 ステーキもチャンプルーみたいに単品にできたらいいのにと思った那覇の夜でした。
眠そうと言うのか?疲れきっていると言うのか?、これからステーキを食べる顔じゃないですね(苦笑)。でも旅の後半戦を思いっきり楽しむための力がつきました!ジャジー!サイコーのアテンドをありがとうございました!
でも、ステーキは〆じゃなくて早めの時間にメインで行った方がいいんじゃないの?と思うのは僕だけじゃないはず。(2015年11月2日)