この画像を見て「あ!ぶくぶく茶」と即答できる方は、かなりの沖縄通とお見受けしますがこれは普通のぶくぶく茶ではないんですよね~!
阪急うめだ本店の沖縄物産展おいしい かわいい 沖縄展で3年間ご一緒させていただいている茶道講師・笠島 香織先生から「ぶくぶく茶」と「泡盛」のコラボアイデアをいただいて、僕のオリジナル泡盛「泡盛でカリー!ブレンド」を使って作った泡盛ぶくぶく茶なんです。
目次
泡盛ぶくぶく茶をつくる!
まずはぶくぶく茶から
7月の暑い日の昼下がり、池田市にある「琉球茶道教室ぶくぶく茶館」で開催された試作会の様子をご紹介します!
ビルの階段に準備していただいていたウエルカムボードです!この心配りに癒されました。そして美味しい泡盛ぶくぶく茶を完成させたい!というやる気が漲ってきました!
と言っても恥ずかしながらぶくぶく茶自体をほとんど飲んだことがなかったので、まずは一般的なぶくぶく茶を知るために森田 宏恵先生に一杯作っていただきました。
以前、沖縄で飲んだことがあったので「あーこういう味だったなぁ」と記憶が蘇ってきました。
本題はここから!
簡単に言うと器にお茶を注ぎ、そこに泡を乗せたものがぶくぶく茶なんですけど(ざっくり言い過ぎてますかね?)、泡盛ぶくぶく茶は泡を乗せる前にお茶に泡盛を入れておきます。
って、これもざっくりとした説明ですね(苦笑)。
お茶に入れる泡盛は入れ過ぎるのもなんだし、少ないと泡盛感が出ないだろうし。どのくらいの量を入れたらいいのかまったくイメージが湧かなかったので、3つの器に青いカップで1杯、2杯、3杯と泡盛でカリー!ブレンドの量を変えて3杯作っていただきました。
さっそく泡盛ぶくぶく茶をいただきます!
泡盛をプラスすることで、ぶくぶく茶が爆発的に美味しくなったと両先生は仰いますが、はじめて味わう泡盛ぶくぶく茶をどう評価していいのか?少し戸惑っている様子を香織先生がきっちり撮ってくれていました。
そして泡盛ぶくぶく茶と接近戦を繰り広げている様子もバッチリ撮られてました~(笑)。いつの間にか黄色のハッピに着替えてすっかり戦闘モードです。
やっぱり泡でしょ!?
黄色のハッピのおかげで頭が冴えてきたのか?お茶だけじゃなくて泡の方にも泡盛を入れることを思いついたので、さっそく試してみました。
泡の方に泡盛を入れるなら12度のオリジナル泡盛では少し度数が低いかなと思ったので、用意してもらっていた20度の久米仙を使って泡を立てていただきました。画像からもわかると思いますがさっきのスプーンで3杯のレベルじゃなくてたっぷりと泡盛を入れています。
ちなみに、ぶくぶく茶は気温や湿度、お米の炒り加減などの条件が揃って、はじめて泡を立てることができるようです。ところが泡盛を入れると、そこまで神経質にならずとも簡単に泡が立ってしまうようで泡盛を入れるとめちゃくちゃ泡立ちがいいと両先生が興奮されていました!
そんなにも泡立つならと僕もやらせてもらいました。確かに泡盛を入れる前とは全然泡立ちが違うんですよね。何も考えずに混ぜるだけでどんどん泡が立ってしまう感じ。クセになりそうです(笑)。
泡盛は、お茶じゃなくてやっぱり泡の方に入れたいと思ったのは、泡盛という名前の由来には①泡説、②原料説(粟説)、③梵語説、④薩摩説という4つの説があるところから閃きました。
①の泡説には「強い酒を注ぐと泡立つことから泡盛という名前になった」という説と、「蒸留する時に泡が盛り上がったから」という説があります。昔は40~50cmぐらいの高さから椀に注いでその泡立ち具合からアルコール度数の強弱を計っていたそうですし、泡盛はアルコール度数が高いほど蒸留する際の泡立ちが良く、なるほどと思えるエピソードがあります。
①の「泡説」が有力視されているようですが実のところはっきりしてはいません。ぶくぶく茶に泡盛を入れたことで泡立ちが劇的に良くなったのを目の当たりにすると、個人的には①の泡説を押したくなりました。
ぶくぶく茶を作る時にお米を使うので、どうせなら泡盛の原料のほとんどを占めているタイ米を使えないか?とか、②の原料説(粟説)を参考に粟を使ってぶくぶくお茶を作れないかなどなど、アイデアがどんどん浮んできました!
泡盛マイスターが着替えたら・・・
黄色のハッピを脱いで教室にある琉装を着せてもらうと、一気にコスプレ感満載のお茶会に突入です(笑)。
そして、満を持してアレが登場すると・・・やっぱりこうなっちゃう。
プロップス(お面)を出した途端、カチッ!と香織先生に何かのスイッチが入った音がしました(笑)。
僕はこの時に思いました。ぶくぶく茶と泡盛のコラボは変な方向に盛り上がるので混ぜるな危険!!だって(笑)
兎に角、楽し過ぎる試作会でした。ぶくぶく茶と泡盛の大阪発の面白いコラボが完成する予感がします!
この記事を書いている最中に、沖縄にも泡盛ぶくぶく茶があるらしいという情報を耳にしました。それがどんなものか詳しくはわかりませんが、それはそれ。
僕らのは大阪発の泡盛ぶくぶく茶として、泡盛ぶくぶく茶を通じて少しでも多くの方がぶくぶく茶と泡盛を知って好きになってもらえるように、泡盛×ぶくぶく茶のコラボプロジェクトを進めていきたいと思います。完成したらお披露目イベントしたいですね〜。香織先生、宏恵先生ありがとうございました!
笠島 香織先生が泡盛ぶくぶく茶の試作会のことを素敵な記事でご紹介くださいました。ありがとうございます!!
ブログを更新しました。『泡盛マイスター伊藤薫さん、来たる@琉球茶道ぶくぶく茶館』#泡盛でカリー #ぶくぶく茶 #アメブロ
— 笠島香織(琉球茶道家・沖縄ぶくぶく茶コーディネーター) (@okibukukaori) July 23, 2017
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ブログを更新しました。『泡盛ぶくぶく茶試作会@琉球茶道ぶくぶく茶館』#泡盛マイスター #琉球茶道教室ぶくぶく茶館 #アメブロ
— 笠島香織(琉球茶道家・沖縄ぶくぶく茶コーディネーター) (@okibukukaori) July 25, 2017
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タイ米でぶくぶく茶を作ると・・・
泡盛ぶくぶく茶に続いて香織先生がまた面白いことをされています。
タイ米(インディカ米)でぶくぶく茶を作るとネバネバするらしい!?です。しかも香り米を使っているので匂いが凄いらしい!!
忠孝酒造さんで手造り泡盛体験をしたときに、ジャポニカ米よりインディカ米の方がサラサラしていると感じていたのでネバネバするというのはめっちゃ意外でした。これはぜひこの目で確かめに行かなければ。そしてタイ米を使った泡盛ぶくぶく茶も作ってもらわネバ!
アメブロを更新しました。
— 笠島香織(琉球茶道家・沖縄ぶくぶく茶コーディネーター) (@okibukukaori) June 22, 2018
『タイ米でぶくぶく茶を作ってみました@琉球茶道ぶくぶく茶館』#琉球茶道教室ぶくぶく茶館
【他画像2枚】
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新春チャリティぶくぶく茶会2018
2018年の福を呼びこみたくて新春チャリティぶくぶく茶会2018にお邪魔しました。お手前体験はオリジナル泡盛を使っての泡盛ぶくぶく茶です。香織先生と翠行先生が体験の様子をブログで紹介してくださいました。楽しい時間をありがとうございました(^^♪