マイトラスト 未来安心図 その3

遺言代用信託について考えてみるシリーズ、3つ目はりそな銀行の「マイトラスト 未来安心図」です。

未来安心図Ⅱの契約が終了した時(受取人Bが死亡した時)に、その後の信託財産の行方までも契約者Aが決めておけるものが、未来安心図Ⅲです。

未来安心図Ⅱであれば、受取人Bが死亡した時は受取人Bの財産として一般的な相続手続きをすることになります(遺産分割協議もしくは受取人Bの遺言による指定)。

より具体的にいえば、未来安心図Ⅲなら受取人Bから誰が信託財産を引き継ぐかを受取人Bではなく、契約者Aが例えば 「契約者A→受取人B→受取人C」と決めることができるというものです。

パンフレットには活用場面として、 「受取人Bが遺言を作成することができない」、 「先祖から承継した資産をいずれは本家一族(受取人C)に引き継がせたい」というように、契約者Aが次の次の世代まで財産の承継先を決めておきたい場合が紹介されています。

ということで、未来安心図Ⅲは、信託という仕組みを使い「自分が死んだら全財産を長男Aに相続させるが、次に長男Aが死んだ場合は、残った財産を長男の妻Bに承継させる」といった「後継ぎ遺贈」を可能にしたものなんです。

その4へ続く。