敷居を下げることが正解なのかはわかりませんが、とにかく飲みやすさにこだわってつくったオリジナル泡盛第1弾は度数だけでなく、味わいにもこだわりました。
ありがたいことに、2019年はいろいろな会でたくさんの泡盛初心者にオリジナル泡盛を飲んでもらうことができました。飲みやすさ(度数)についての反応は、この3つのどれかが多かったですね。
- ①水のように飲める(薄っすいなぁ)
- ②想像よりも飲みやすい(意外に美味しいかも)
- ③もっと炭酸を入れてください(やっぱり濃いわ)
括弧の中はその表情から、心の声を想像してみました(笑)
ボトルのまま冷やして、割らずにそのままで飲んでもらいたくて造った泡盛なので欲しい反応は当然②です。
飲んでもらったのは対象にしている人ばかりじゃないので、当然ながら反応はバラバラになりますよね~。でも30度が一般的な泡盛の中にあって12度の泡盛だからこそ、こういう感想をもらえたのは間違いないと思います。
飲みやすくすることで、①のように感じる人は対象から外れてしまうわけなので、飲みやすくすること=敷居を下げる。これだけでもないんですよね。
対象を絞ったのならそこにきちんと届くように努力をしないと、やっぱり中途半端になるんですよね。そのことが身に染みました。
もっと僕に発信力があれば。。。
ターゲットに届ける難しさは本当に頭の痛い課題です。なにも泡盛に限ったことじゃないので、共感してくれる人も多いんじゃないですか。
話は変わって、巷ではいまだに士業は敷居が高いと言われてるらしいけど。少しばかり敷居を下げ過ぎてしまったのか?
僕には泡盛のイメージしかないらしい(苦笑)。
メルカリは終活にも活用されているようです。しかもメッセージのやり取り(コメント?取引メッセージ?)が人生相談にまで発展するなんて!メルカリはもはやモノだけを扱ってるわけじゃないですね。
#所有からシェア の時代を象徴するサービスだとは思ってましたが、既に単なるモノを扱っているだけじゃなくなってますね。#メルカリ
— 伊藤 薫@泡盛バカの司法書士・行政書士 (@itokaoru3) September 10, 2018
メルカリを「終活」に使うシニア急増 時には人生相談も? https://t.co/35X7CA6208 @dot_asahi_pubより
実は僕もメルカリを利用して断捨離中です。
新しいものは何かを捨てないと入ってこない。等々理由はあります。僕は、もったいないから捨てる前にメルカリに出してみようって派です(苦笑)。
その昔、ヤフーオークションをやっていた身としては、出品もその後の手続きも簡単過ぎるんですけど(汗)、こんなに簡単でいいんですか!?しかも出品手数料が要らないっていうのが革命的!!
※最近のヤフオクはわからないので僕がやっていた10年前くらいと比べての感想です。
オークションではないので上がっていく楽しみはないどころか、値下げ交渉をされることも多いんですけどね。関西に暮らして20年目ともなるとそんなのにも慣れました(笑)。
さて、お盆に実家に帰ったときに昔聴いていたCDやカセットテープを持って帰ってきました。懐かし過ぎて、その中にあったx japan の「バニシングビジョン」のCDのライナーノートをじっくり読んでしまった。
YOSHIKIにそんな戦略があったのかぁーと、面白かったのがここです!
そのキッカケとなったのは間違いなく、TV番組の「天才ビートたけしの元気が出るテレビ」だろう。YOSHIKIは、先陣を切って、この番組に出演し、Xをバンドという次元ではなく、”色物”という一般大衆が喜ぶ一面を強調し、とりあえずXという名を広く浸透させた。
エックスのバニシングビジョンのライナーノート
「エックス 元気が出るテレビ」と検索すると当時の動画がいっぱい出てきます。僕が見ていた頃の元気が出るTVにはエックスじゃなくて、オーラとかが出ていたような気がしますね。
僕がエックスにハマっていたのは中学生です。バクチク(BUCKU-TICK)が好きで音楽番組をよく見ていたので、その流れでエックスも知った感じです。バクチクは「重低音がバクチクする。」というラジカセのCMに衝撃を受けましたね~Wオートリバース登載!!ですよ!時代ですね(笑)
でも買ってもらったラジカセはシーディアンじゃなくてパナソニックだったなぁ・・・なんだか切ない記憶。
懐かしい~って話が断線しましたが、何を言いたいのかというとこれです。エックスの売り出し方から学ぶべきことは、これですよね。
どうしても広めたかったら、カッコつけてないで思いっきり敷居を下げる!
泡盛だって沖縄県外では、まずは知ってもらうことが大事だと思います。昔ほどの影響力はテレビにはなさそうですが沖縄関連の番組以外で泡盛が出てくるようなことを考えないと・・・ダメでしょうね。
テレビはお酒をお茶の間の話題にしにくい時代だし、スポンサーの問題とかいろいろあるんでしょうけどね。。どうしても広めたかったら、まずはこれでもかと敷居を下げる!!
それで離れていく人がいても、多くの人に知られることで興味を持ってくれる人の方が多ければ、それでOKということですよね。
泡盛を例に出しましたが、泡盛以外にも当てはまる話ですよね、当然僕ら士業にだって。
好きなことを前面に出したことで、離れていく人がいてもそういう人とはおそらく一生ご縁がないだろうと割り切ることにしました。