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カリー!通信 vol.11

新年度が始まって1ヶ月。

4月は新しい環境や人間関係に慣れようと、バタバタしながら頑張った方も多いんじゃないでしょうか。

でも5月に入ると、「なんとなくやる気が出ない」、「疲れが取れない」…そんなふうに感じること、ありませんか?

原因はいろいろありますが、やっぱり“睡眠”が大事だなと感じています。

ちゃんと寝たはずなのに、スッキリしない…そんな日が続くと、しんどいですよね。

最近、頭だけじゃなく、体もほどよく使った日の方が、ぐっすり眠れることに気づきました。単に年齢のせいかもしれませんが(苦笑)。

今は新緑がきれいな気持ちの良い季節。ちょっと散歩するだけでも気分が変わります。僕は駅や法務局まで歩いたり、意識して体を動かすようにしてます。

日光を浴びると、「セロトニン」っていう“幸せホルモン”が出るらしく、気分が前向きになりやすいそうです。

梅雨や真夏の暑さが来る前に、この気持ちいい季節を楽しんでみませんか?
歩くだけでも、けっこうリフレッシュになりますよ!

事務所通信「カリー!通信 vol.11」です。カリー(嘉例)というのは「めでたい事」「縁起が良い事」を意味する沖縄の方言です。

◇司法書士・行政書士として身近な法律知識
◇泡盛ソムリエとして泡盛や沖縄に関する情報
◇キャンプ歴12年で身に付けたアウトドアの楽しみ方など

あまり役に立たないかもしれませんが(苦笑)、少しでも価値のある・クスっとしてもらえる、みなさんの日常に何かプラスになるような情報をお届けできるメルマガを目指して命名しました。

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■ Contents■
1.突然死に備えて、家族のためにできること
2.50代でインターン?やってみたら“あり”だった。
3.父と息子のしまなみ海道チャレンジ80km
4.本の紹介 「裏道を行け ディストピア世界をHACKする」
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1.突然死に備えて、家族のためにできること

いわゆる、おひとりさまの方から、突然死に備えて早めに準備をしておきたいと、遺言や死後事務のご相談を受けることが増えてきました。

相談を受けているけど、自分はどうなんだろう?と考えると。

怪我をしたり、検診でひっかかったり・・・。

我が身を振り返り、反省して、突然死に対応できるエンディングノートを作ろうと思い立ちました。

遠い将来に使うエンディングノートならいざしらず、突然死用なので、明日死んだら家族にして欲しいことを考えることからスタートしました。

リタイヤ後ではなく、働いているときの突然死に対応するには、紙のエンディングノートだけでは情報の更新が追い付かないので、紙とデータのハイブリッドです。

突然死をリアルにイメージして書いたエンディングノート

突然死用のエンディングノート作りをきっかけに、気づいたこと、そして思わぬ効果がありました。

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突然死をリアルにイメージして、エンディングノートを書いてみた

2.50代でインターン? やってみたら“あり”だった。

2023年から石垣島の泡盛メーカー池原酒造さんで社会人インターンをさせてもらっています。

泡盛ファン・泡盛マイスターとして10年以上泡盛の応援をしてきましたが、新しい形で泡盛の応援ができないかと考えたのがきっかけです。

2年間のインターン体験を振り返ると・・・

「なんで50歳でインターン?」と、思われたとしても、気にしないで飛び込んで良かったと、素直に思えるような多くの気づきのある、よい経験をすることができています。

昨年に続き、今年の5月も阪神梅田本店の沖縄物産展のお手伝いします。

社会人インターン2024@阪神梅田本店

自分を安売りしてでも、露出は正義!

50代なのにインターンではなく、50代だからこそインターンと思えるような、多くの気づきが得られるように社会人インターン3年目も頑張ります!

▼詳細を見る▼
50代で社会人インターン?やってみたら“あり”だった。

3.父と息子のしまなみ海道チャレンジ80km

一緒に走りませんか?というお誘いに乗って、挑戦することを決めた「しまなみ海道80km」。

誘ってくれた友達は自転車じゃなくて、原付だったということがわかって(笑)、気合い入れて練習をスタートしました。

次男も40km走ることを目標に、途中から練習に参加。

二人一緒にしてくれたらいいのに、バラバラで練習するので、僕は練習で350kmも走ってました。まあ、運動不足のおっさんにはこのくらいが丁度いいのかもしれません。

約1ヶ月の練習で80km走れるようになった長男と臨んだ、しまなみ海道完走の挑戦はいかに!?

レモンのイスと多々羅大橋

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父と息子のしまなみ海道チャレンジ80km

4.本の紹介 「裏道を行け ディストピア世界をHACKする」

ウィキペディアによると、ディストピアは反理想郷・暗黒世界のこと。

そして、この本が言うディストピア世界というのは、悲しいかな現実世界のようです。

裏道を行け ディストピア世界をHACKする|橘 玲

どうすれば「残酷な現実」を生き抜けるか?

攻略不可能な「無理ゲー」である現実を、HACK(攻略)する方法について書かれています。

「ミニマリズム」と「FIRE」をキーワードに書かれているので、万人受けしないかもしれませんが、なるほどと思える内容でした。

特に印象に残っているのが、PART3 脳をHACKせよ-あなたも簡単に「依存症」になるです。

マシン・ギャンブリング(スロットやパチンコetc.)を素材に、企業が消費者の脳の報酬系をハックし、利益を最大化しようとしているということが書かれているのですが、これがなかなかにエグイ。

「それがたとえば2000万円でプレーヤーが40歳だとすると、平均余命の40年をかけて”予測生涯価値”を実現するのがギャンブル会社の目標になる。

大金を賭けさせて顧客を破滅させるのではなく、1年間に50万円ずつ40年かけて2000万円の利益の実現を目指すという、ギャンブル版のSDGs(持続可能な開発目標)だ。」

裏道を行け ディストピア世界をHACKする

僕らは、気をつけていないと、いや、気をつけていても、HACKされる側にまわってしまう世界を生きているというわけです。

ギャンブルと同じように、ゲームも依存症が課題ですが、こちらは幾分期待が持てました。

現実世界では、わたしたちは「失敗してはならない」という強い圧力を受けていながら、富や名声など実現不可能な目標によって失敗を不可避にしてしまっている。これはいわば「攻略不可能なゲーム」で、世界じゅうで疫病のようにうつが広まる原因になっている。

だがゲームは、「楽しい失敗」をするように設計されている。子どもたちがゲームが大好きなのは、失敗するからだ。いちども失敗せずにクリアできるゲームほどつまらないものはない。

優れたゲームは、失敗するほど「もっとうまくなりたい」という気持ちになるようなフィードバックを送ってくれる。だからこそもっと没頭したくなり、もっと楽観的になって成功への期待が高まっていく。

裏道を行け ディストピア世界をHACKする

ゲームだけに頼らずに、現実だって少しくらい失敗しても大丈夫だよと、身をもって子供に伝えることが、親の役目であり、「残酷な現実」で親にできる唯一のことかもしれないと思いました。

後味が良いとはいえない本なので、積極的におすすめはしませんが、個人的には読んでおいて良かったと思える1冊です。

ご覧いただきありがとうございました。
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司法書士・行政書士 伊藤 薫

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