「LINEの文が長い奴はおじさんw」
と相方にからかわれた長男が「じゃあ短くしてやるよ!」とばかりに、
「◯(弟)くんの友達が」
と仕事中の相方に、短く刻んでLINEを送ったらしい。
はぁ?短すぎ!
その日、初めて家に遊びに来ていた友達が怪我したのかもしれない?と相方がやきもきしていたら・・・
しばらく経って、長男から「ベッドの上で水筒のお茶をこぼした」というLINE。
刻むなよ!っていうか、こぼすなよーー!!と相方は仕事中に吠えたらしい。
ほどよい長さの文章で、わかりやすく伝えるよう心掛けたいと思いました。
事務所通信「カリー!通信 vol.10」です。カリー(嘉例)というのは「めでたい事」「縁起が良い事」を意味する沖縄の方言です。
◇司法書士・行政書士として身近な法律知識
◇泡盛ソムリエとして泡盛や沖縄に関する情報
◇キャンプ歴12年で身に付けたアウトドアの楽しみ方など
あまり役に立たないかもしれませんが(苦笑)、少しでも価値のある・クスっとしてもらえる、みなさんの日常に何かプラスになるような情報をお届けできるメルマガを目指して命名しました。
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■ Contents■
1.2月は、相続登記はお済みですか月間です
2.甕を使う泡盛の熟成方法、仕次とは?
3.雪国の風物詩、かまくら作りに挑戦!
4.本の紹介 「売上を、減らそう。」
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1.2月は、相続登記はお済みですか月間です
日本司法書士会連合会では毎年2月を「相続登記はお済みですか月間」と定め、全国の司法書士会が相続手続きに関する無料相談会やイベントを開催しています。
💡2024年4月1日から相続登記が義務化されました。
義務化によって、原則として相続により不動産を取得したことを知った時から3年以内に登記をしなければならず、正当な理由なく怠った場合には10万円以下の過料の対象となります。
義務化に関するものだけでなく、相続人の調べ方や遺産分割に関する以下のようなご相談が増えています。
- 義務化の期限はいつまでですか?
- 義務を果たさなかった場合の罰則はどうなりますか?
- 相続人が多くて戸籍や住民票の取得が面倒です。手伝ってもらえますか?
- 遺産分割協議書をどうやって作成すればいいのかわかりません。etc.
💡 相続登記を放置すると…
- ✅ 相続人が増えて手続きが複雑化
- ✅ 家族間のトラブルの原因に
将来のトラブルを未然に防ぐためにも、早めの手続きが大切です!
気になっている方は、この機会に大切な手続きを一歩前進させませんか?
2.甕を使う泡盛の熟成方法、仕次とは?
泡盛は、寝かせれば寝かせるほどに熟成されて美味しくなるという特徴があります。
僕は40年古酒を目指して3つの甕で古酒作りに挑戦しています。
泡盛は忠孝酒造さんで造った手造り泡盛で定期点検と称してテイスティング(味見)をするのが楽しみです。
瓶と違って蓋を開けることや味見をすることに、あまり罪悪感がないので甕の古酒作りは気が楽です(笑)。
3つの甕を使うのは、仕次(しつぎ)という泡盛独特の熟成方法をしているからです。

- ①まずは一番甕(12年古酒)から柄杓で泡盛を汲み出します。
- ②続いて、汲みだした分を二番甕(9年古酒)から一番甕に補充します。
- ③同じように三番甕(8年古酒)から二番甕に補充します。
一番甕から汲み出した分を複数の甕から順繰り補充することで、一番甕の中の泡盛を最適な状態に保つことができます。
若い酒をブレンドせずに、そのまま熟成する方法もありますが、僕はこの古酒作りの秘訣が気に入っているので仕次をしています。
ただ寝かせておくだけでは泡盛は美味しくなりません。時々味見をして、そのときに少しだけ新しい泡盛を継ぎ足すことで泡盛が活性化して美味しくなります。
古酒作りの秘訣
前回の仕次から2年以上経っていたので、仕次に興味がある方をお誘いして仕次体験会を開催しました。
▼詳細を見る▼
仕次体験会2025
3.雪国の風物詩、かまくら作りに挑戦!
かまくらは水神様をお祀りし、家内安全や商売繁盛、五穀豊穣を願う東北地方の小正月の行事です。
巨大なかまくらの中で熱々のラーメンが味わえるイベントが開催されたり、かまくらは観光資源として町おこしにも一役買っているようです。
この年末年始は例年よりも雪が多かったので、山形へ帰省した際、子供たちと特大かまくら作りに挑戦しました。
二日かけて雪を盛りかまくらの土台が完成しました。

今回のかまくらは入口を狭く作ったため、中を掘り進めるのは一本の移植ベラが頼り。

無心で雪を掘る作業は、意外にも楽しく、子供も大人もワクワクするものがあります。
真っ白な雪のを掘り進めていくときに、スティーブ・マックイーンの映画「大脱走」のトンネル掘りを思い浮かべました。

作り始めたときは「完成したかまくらの中でケンタッキーを食べよう!」と盛り上がっていた子供たち。
しかし、いざかまくらが完成すると、その興味はどこへやら、すっかり冷めてしまった様子(苦笑)。
完成したかまくらの中は、驚くほど静かで外の寒さが気にならないほどの暖かさでした。
家族で力を合わせて作り上げたかまくらの中で、新年の幸せと健康を願う時間は特別な思い出になりました。
4.本の紹介 「売上を、減らそう。」
「仕事を減らそうという本って、どこにあるの?」と、僕がリビングの机の上に置いていた佰食屋の本を長男が探していました。

タイトルは違えど、仕事を減らそうというのは本質的には間違っていないと思います。
ロスジェネ世代の僕なんかはいまだに右肩上がりの幻影を探してしまっているけど、Z世代の長男に右肩下がり以外の世の中は考えられないのかもしれません。
自分から手にするくらいなので「売上を、減らそう。」というメッセージに違和感はなかったようですが、100食どころかその半分の50食限定のお店もあることに長男もさすがに驚いていました。
法事というわけじゃないけど、墓参りのときはみんなで美味しいものを食べて欲しいというのがお義母さんの遺言でした。
そのためのお金を「お食事会基金」として残してくれていたので、京都にあるお義母さんの墓参りの後は家族で佰食屋さんへ。
以前は整理券を求めて並ぶしかなかった佰食屋もコロナ禍を経てWEB予約ができるようになっていました。
2週間前にネット予約してから行ったのに、完売の看板!?

えっ!もしかして取れてない!?って焦りましたが、予約は問題なく取れていました。
お義母さんの思い出話をしながらステーキ丼を味わってきました。

本の表紙にあったこのコピーが納得できる美味しさでした。
- 営業わずか3時間半
- どんなに売れても100食限定
- 飲食店でも残業ゼロ
食べるまでは、「とんかつの方が良い」と全然乗り気じゃなかった次男でしたが、「また来たいここが1位でダブダブ(ニューハマヤ)が2位」と言うので、かなり美味しかったみたいです。
墓参り→佰食屋は秋の恒例行事になりそうです。
ご覧いただきありがとうございました。
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司法書士・行政書士 伊藤 薫