目次
セミナー開催報告
近畿日本ツーリストカルチャー講座
近畿日本ツーリスト東大阪営業所のカルチャー講座の講師をさせて頂きました。
『そのうち』じゃなく『今』書く、エンディングノートというコンセプトで、その名の通り2時間のセミナーの中でエンディングノートを実際に書いていただく内容です。
今回の講座では2つの初めてを経験させて頂きました。
1つは旅行代理店の店内で、しかも営業中にセミナーをさせていただいたということ。セミナーのスペースと店舗の間に仕切りはありますが、完全に密閉されているわけではないのでどの程度の声でお話すればいいのかということも手探りでした。ワークの時間を計るのに使ったタイマーは音が大きいので早め早めに止めるように気を付けました。
2つ目は、今回の講座には「催行人数」が設定されていたこと。
旅行代理店ならではですよね。自主開催であれば、参加者が例えお一人でも開催するつもりですが、決まった人数が集まらなければ開催できないというのは、はじめに申し込んで頂いた方に申し訳ないという思いがあってかなりプレッシャーでした。無事に開催できたことに感謝いたします。
参加された方全員がエンディングノートを書くのがはじめてという方でした。エンディングノートに興味はあれど、なかなか書けないという方に参加いただきたいというこちらの意図とマッチした方に参加していただけたように思います。ご参加いただきました参加者のみなさまありがとうございました。
開催日|2015年6月24日
会 場 |近畿日本ツーリスト東大阪営業所
催行人数|3名
おかげ様で次回は平成27年7月22日(水)に開催されることが決まりました。引き続き催行できますようにみなさまのご参加を心よりお待ちしております。
いただいたご感想
普段は考えないことをじっくりと考えるいい機会になりました。漠然としか知らなかったこともよくわかり、これからの人生の課題が明確になりました。40代の人向けのセミナーも受けてみたいです。もっと多くの人に聞いてもらいたい(特に自分の家族)内容でした。
匿名 女性
人生は必ず終わりが来る。これは誰にも平等です。それがいつかはわからないけど、自分が亡くなった後、家族が困らないよう、又、介護をどのように受けるか等、考えていかなければならない点が多くあります。この講座の中で、これまで考えていなかった点などを教えて頂き、とても勉強になりました。
匿名 女性
東田辺地域活動協議会
東田辺地域活動協議会のエンディングノート講座の講師をさせていただきました。 今回の会場は小学校のPTA会議室でした。小学校に足を踏み入れるなんて何十年かぶりで、まさか自分が小学校で話をすることになるとは考えてもみませんでした。
いつもより30分短い90分の講座でしたが実際にエンディングノートを書いていただきました。
「いざ書こうとしても、自分の思いだけで書いていいのかと考えると思うように書けなかった。でもこれを家族と話し合うきっかけにしたい」と話してくださった参加者の方がいました。
簡単そうに見えても実際に書こうとするとなかなか書けないのがエンディングノートです。この講座で何かを感じていただき、参加されたみなさんが次の行動に移すひとつのきっかけになれば嬉しく思います。暑い中ご参加いただきましてありがとうございました。
いただいたご感想
改めて家族と話し合い、自分自身もしっかりと考えていきたいと思います。その日が来るまで楽しく暮らす為に勉強になりました。
Y・M様 女性
日頃から家族で話し合っていますが、実際もしもの時になったらどうなるのか?とは思っています。エンディングノートも持っていますし、私の想いは夫や子供に伝えてあります。でも今度見直したいと思います。
匿名 女性
今までに、多くの方に身近な事柄を子供達に伝えておくと良いとは言ってきましたが、今日、具体的に内容を検討することの難しさを改めて感じました。常日頃、家族と話し合えるよう努力していきたいと思います。
野口 洋子様
普段考えないテーマだったので、すごくいい機会になったと思いました。また、このような機会から自分の今後を考えたり、家族と今後について話し合っていきたいと思います。内容を一つ一つ自分だけでは判断はできないと感じ、時間をかけて話し合っていく必要があると思いました。
横山 肇様
ワークショップ形式の体験講座
いわゆるセミナーではなく、参加者全員で意見交換をしながらエンディングノートを書き進めていくワークショップ形式の体験講座を開催しました。
参加された方は、エンディングノートを書くのは初めての方ばかりでした。エンディングノートに興味はあるけど、なかなか書けないという方に参加していただきたいという我々の想いとフィットする方に参加していただけたと思います。
エンディングノートを書くワークをしている時に「一度も考えたことがなかったので書くのが難しいです」というご感想をいただきました。これまで考えたことがない「介護の希望」や「延命治療の希望」を急に問われれば、難しいと思われるのは無理もないことです。
逆に考えれば、エンディングノートを書く醍醐味は普段考えないことを考えることです。普段考えないことだからこそ、新しい気づきや思わぬ発見があるのではないでしょうか。
エンディングノートをワークショップ形式で書いていく講座は主催する我々もはじめての試みでした。ワークがしやすい雰囲気作りや講座の進め方、時間と内容のバランス(今回は6項目を2時間で書きました)といった今後に繋がる課題が把握できたこと、それからこの講座を必要とされる方がいるという手応えを感じました。
お忙しい中、ご参加いただきました参加者のみなさまありがとうございました。
開催日|2015年4月20日(月) 19:00~21:00
会 場 |日本パーソナルブランド協会 オフィス内 セミナールーム
参加料|1,500円(相続あんしんナビノートをお持ちの方は500円でご参加いただけます)
いただいたご感想
ワークをしていく中でノートを埋めていけたことは良かったです。このようにワーク形式だと一緒に作業する人がいるので書き込みやすいように思います。一人だといつ書くのかとのびのびになる可能性もあるなと思いました。
心財育成株式会社 安達様
自分の今後をどうしたいかの選択肢を知る、考える(エンディングノートで)そのことで今の生き方の選び方も変化してくるように思います。
匿名 女性
証券とか貯蓄状況とか自分の思いとか、確かに自分の子供につたえてないし、そんな話はわざわざしないし、エンディングノートに大切なものをまとめてちゃんとわかる所に置いておくなど大事だと改めて思いました。
M.T様
医療のことを考えていたとき、自分が何を考えるのに抵抗があったり、頼りに思ったりしているのかわかりました。自分のことを考える時間となりました。
匿名 女性
いろいろな項目について、お話していただき、何かひとつでもエンディングノートを書くきっかけに、あるいは今の自分を考えてみることのテーマが見つかれば、とても意義あることと思いました。
匿名 男性
もしものときに本当に役に立つエンディングノートの作り方セミナーについて
セミナー概要
エンディングノートが気になっているけど・・・
- 自分にはまだ早いかな・・・
- 書くことが多すぎて、どこから書いていけばいいのかわからない・・・
- そもそも書き方が良くわからない・・・
といった理由から買ってはみたものの1ページも書かずに、そのままになっている方も多いのではないでしょうか?
実は、エンディングノートはさまざまな顔を持っています。
- 遺される方に自分の情報を引き継ぐ「引継ぎノート」
- 自分のエンディングについて考える「ラストプランニングノート」
- 自分の想いを伝える「ラストラブレター」
だから、はじめから全てのページを漏れなく書こうとするのは難しいものです。
これまでエンディングノートのセミナーを受講された方からも次のようなご意見・ご感想をいただきました。
- 自分ひとりではなかなか書けない
- 書いては見たものの書いたこの内容でいいのか気になっている
- 家族の問題なので親子で参加してみたい
そこで、いわゆるセミナー形式ではなく、もっと参加しやすく、講師にも質問がしやすい雰囲気の中で、ワークショップ形式でエンディングノートを書き進めていく体験講座を開催しています。
親子で参加していただければ、これからの大切なことについて家族で考えるきっかけになるはずです。そのうち書こうと先延ばしにするのではなく、この講座を受講することで、ご自身、そしてご家族の役に立つエンディングノートを書きはじめてみませんか?
カリキュラムの内容
相続あんしんナビノートを使い、ご自身の“活用できるエンディングノート”を作っていくワークショップです。講師からエンディングノートを準備しておくことの大切さや書き方のポイントをお伝えします。
該当するページを記入する中で、気になる点があればその場で講師に質問していただき、また他の参加者と意見交換をしながら参加者それぞれがエンディングノートを完成に導いていく講座です。
相続あんしんナビノートは、相続分野に精通した専門家のグループ大阪の相続あんしんナビが相続のご相談を伺う中で、気づいたことや大切だと感じたことを踏まえて、ご家族が相続で困らないためにという想いを込めて作成したエンディングノートです。
各専門家による相続にまつわる様々なコラムが充実している点もこのノートの特色です。このエンディングノートを書くことであなたの人生をさらに輝かせるとともに、円満な相続の実現の一助として活用していただければ幸いです。
前半|本当に役に立つエンディングノートとは?(55分)
- 介護についてのページ
―介護にかかる費用は?
―○○を書かないといけない! - 医療についてのページ
―エンディングノートを書いておけば希望は叶う?
―延命治療の知られざる実態は? - 遺言書についてのページ
―エンディングノートと遺言はどこがちがうの?
後半|安心した未来を描くためのエンディングノート活用(55分)
- エンディングについてのページ
―自分の理想のエンディングとは? - セカンドライフについてのページ
―自分の「未来」を描こう!
―後見制度って知ってますか? - 保険についてのページ
―その保険、本当に必要ですか?
―保険の「見直し」はいつするの?
講師プロフィール
【講 師】 伊藤 薫(いとう かおる) 司法書士・行政書士
【講 師】 山田容子(やまだ ようこ)
オフィス・ラ・クレ 代表
ファイナンシャルプランナー(CFP(R))、社会保険労務士
大阪市生まれ。現在、川西市内でFP・社会保険労務士事務所を運営し、「安心した暮らしに必要な知識と手続の鍵を渡す」ことをモットーに、お金や年金に関する相談にたずさわる。エンディングノートを使うことで、自分のことについてじっくり向き合えることに気づき、ノートを活用することで、「自分らしい生き方」ができる方を増やしたいと考えている。
ご相談・お問合せ
司法書士・行政書士 伊藤 薫