回り道には獣道という抜け道があった。泡盛を造って商工会議所で講師デビューした話。

ハイブリッド×ブランディング

回り道の方が早いこともある。といっても登山の話じゃありません。

目次【本記事の内容】

近道はとてつもなく険しい道

2014年に通称セミコンとよばれるセミナー講師のコンテストに挑戦しました。グランプリ大会に行けなかったことが心残りで、その後の数年間は変に意欲的に講師活動をしていました。いま思えばムキになってましたね(苦笑)

といってもメインは自主開催だったり、内容が泡盛講座だったりでセミナー講師というには自分でも違和感がありました。

その頃のセミナーのテーマはエンディングノートで、いわゆる終活ではなく40代向けにエンディングノートを活用して人生の目標設定をしようというものがメインでした。雑誌に取材してもらったこともありましたが、今思えばこのテーマを語るには40代になったばかりの僕は年齢的に少し早かったのかもしれません。

エンディングノート式目標設定の技術

45歳を過ぎて40代前半でエンディングノートを書くのがいいよ!と気負わずに言えるようになりました。ようやく期が熟したのかもしれません。

ところで、セミナー講師なら商工会議所によばれることが1つのステイタスという勝手なイメージをもっていました。そこで商工会議所だけでなく他の団体など講師活動の可能性を広げたいと思って、伝を頼りに企画書を持って東京にある講師のエージェント会社を訪問したこともありました。

しかし、それっきり。飛び込みじゃなかったとしても、なんとか繋いでもらってアプローチを掛ける講師なんて掃いて捨てるほどいるんでしょうね。。

訪問から数年後にその会社から「先生、エンディングノートのテーマで講師を引き受けていただけますか?」という連絡がありました。依頼主はとある商工会議所と聞いて、よっしゃー!!とガッツポーズを取ったのは言うまでもありません。

テーマに沿って企画書を書き上げて送ったものの結局は依頼につながりませんでした。

  • 発注元の事情なのか?
  • 個別依頼のようで実はアイミツ状態だったのか?
  • 企画書が悪かったのか?

真相はわかりませんが、次男が肺炎で入院している病室のベッドの横で急いで仕上げた企画書がボツになるのはやりきれませんでしたね。こういうことって講師あるあるなんでしょうけど。

商工会議所でのデビューへの近道と思って、講師のエージェント会社にアプローチしたわけですが、それって沢山の中から選ばれないといけない状況を自ら選んでいるんですよね。

まだデビューしていない講師が沢山の講師を知っているエージェントから選ばれるのかと考えると、かなり微妙。というよりかなりの無理ゲーです。

ニーズがあるテーマでその人にしか語れないテーマというわけでもない限りはとても近道とは思えないですよね。講師のエージェント会社に指名してもらうのはとてつもなく険しい道です。このことがきっかけで、もう講師活動に固執するのは辞めようという心境になりました。

選ばれる実力がないのは横に置いておいて、エンディングノートや泡盛、最近は1万時間の法則だったり、活動のテーマはいくつかありますが自分の考えや想いを発信するなら別に講演・講座にこだわる必要はないという結論に至ったからです。

商工会議所で講師デビューできた理由

2019年9月、ひょんなことから憧れていた商工会議所で講師デビューをすることができました。

2019年はオリジナル泡盛の試飲会やクラウドファンディングに集中していた頃です。ご依頼の方法も講演内容も僕がイメージしていたものとはまったく違いました。当初狙っていたものとは真逆かもしれません。

ご依頼のきっかけは、とあるイベントで泡盛の試飲会をしたことでした。そうとは知らずに、商工会議所の担当の方に泡盛を振舞っていました。

そのとき、名刺をお渡ししたらfacebookで友達申請をいただいたんですよね。しばらくしてから、メッセンジャーで連絡があって講演の依頼をいただいたのですが、その内容というのがこちらです。

司法書士として「個人事業主と法人の違い」を簡単に話してもらって、その後にカリー!に変身して泡盛のお話しをお願いします。

なんだかわからないけど(笑)、面白そうだからやりたいですと返事をしました。

司法書士から泡盛マイスターへの変身というリクエストは、はじめてのことだったし、とにかく面白そうじゃないですか(笑)、直感でやってみたいと思いました。

それにしても商工会議所でこんなことをするの?って感じですよね。

でもこのときはまだ商工会議所の方とは知りませんでした。後日、お会いして講演内容の打合せをしたときに名刺をいただいて、ようやく商工会議所からのご依頼だということがわかりました(驚)

リクエストは変身だけでは終わらず、泡盛の話というのは創業者の体験談ということなのでオリジナル泡盛の試飲もお願いしますということでした。商工会議所デビューの日にクーラーボックスに試飲用のオリジナル泡盛を持っていくという予想だにしなかった展開。

商工会議所で講師デビューした日の荷物

試食用にコロッケを持参された方もいたようなので、たまたま僕の商品が泡盛だったというだけで講座的に違和感はなかったみたいです。

当然のように講座中に泡盛でカリー!(乾杯)

泡盛で乾杯@神戸商工会議所

回り道には抜け道があった

かなりタナボタ的な展開なので再現性はとても低いのですが、今回のことで掛け合わせの力って凄い!ということを再確認することができました。というのも本来は創業者の体験談という1時間枠での依頼でしたが、司法書士の1時間枠も合わせてご依頼をいただくことができたわけですから。

別に泡盛じゃなくてもよかったと思いますが、司法書士以外で起業に準ずるようなことをしていなかったら今回の講演のお声が掛かるはずはありません。このような機会を与えてくださった関係者のみなさんには本当に感謝しております。ありがとうございました。

そして、わかったこと。

回り道には抜け道がある。ただし、抜け道は誰でも通れる道じゃない。

抜け道というのは、そうとは気づかない人が多いケモノ道で、しかも危険がいっぱい(笑)

今回は司法書士と泡盛のブレンドでしたが、他にはエンディングノート×泡盛のセミナーなどもやってきました。「参加者はエンディングノートの話を聞きに来ているのだから泡盛の話はしないほうがいいですよ。」といったご意見をいただいたこともありましたが、常識的な意見をまともに聞いていたらこうなっていませんよね。

クソみたいな雑音は無視するに限る!というわけで、近道で行くか?回り道で行くかは?自分次第です。

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