誰から買ってもどこで買っても同じものを売るという仕事

ハイブリッド×ブランディング

お世話になっているモリベジの森中さんの影響で黒にんにくの情報に敏感になっているんでしょうね。こんな記事に目がとまりました。

エムケー精工、簡単に黒ニンニク作れる調理器具|日本経済新聞

「黒にんにくメーカー」は家で黒にんにくを作りたいという農家のニッチなニーズに目を付けた企業が開発しました。ニッチな分野だけどブレイクしそうだなと思いました。

黒にんにくメーカーで出せない付加価値は?

作ったのはどんな企業なのかと気になって調べるとガソリンスタンドにある洗車機業界のトップの会社らしいです。やっぱり元気な会社は目のつけどころが違いますね。洗車機の技術を応用できるんでしょうか。

泡盛イベントで準備していた黒にんにく×チーズがとても好評だったので、僕も黒にんにくメーカーがちょっと欲しくなりました。

熟成黒にんにくと泡盛の龍

炊飯器で黒にんにくを作ると強烈なにんにく臭が出るらしいのでマンション暮らしには無理みたいです。そんなに凄い臭いなら集めて利用することを考えたら面白いかなと。ブーブークッションに仕込むとか(^^♪

冗談はさておき、黒にんにくメーカーは炊飯器で作っていた黒にんにくを家庭で手軽に作れる商品ということですが、ターゲットが農家ということは、にんにく農家(1次産業)にとっては6次産業化を後押しする商品になりそうですよね。それなら黒にんにくを販売するためのオンラインショップを作るサービスも一緒に提供したらいいんじゃないかと思いました。

家庭で手軽に黒にんにくを作れる黒にんにくメーカー(商品)は、黒にんにくを手間暇かけて作って販売している(ビジネスにしている)会社にとっては驚異ですよね。

この黒にんにくメーカー(商品)では、付けることができない付加価値は何にするのか?素材で勝負するといっても、にんにく農家が作る黒にんにくを相手に勝ち目はなさそうだし。。

ネットで簡単に情報が手に入る時代の脅威

これは他人事と思って書いているわけじゃなくて、まさに司法書士・行政書士である自分が直面している課題だと思っています。

例えばシンプルな相続登記(相続による不動産の名義変更)は自分でも出来ます。手間は掛かるかもしれませんが、やる気があれば法務局に何度か通って教えてもらえば自分でも出来るでしょう。

黒にんにくメーカー(商品)を買えば、基本的には誰が作っても同じように美味しい黒にんにくが手軽に作れるわけですよね。

相続登記に限らず登記の仕事は基本的には誰がやっても同じ結果になるものなので(同じ結果にならないと問題です)、同業他社と成果で差別化しにくいものなんです。

さらに登記の仕事を一般の方でも手軽に黒にんにくが作れる、黒にんにくメーカー(商品)のようなものがないか?と考えるとネットの情報が該当します。

ネットで手軽に情報が手に入らなかった時代は司法書士と一般の方とで持っている登記手続きに関する情報には大きな差があったと思いますが、今は調べる気さえあればほとんどないんじゃないでしょうか。他の業界でも同じような状況だと思いますけど。

差があるとしたらオンライン申請についての情報くらいでしょうか?でも一般の方で紙でする申請よりもオンライン申請の方が良いと思う人は、ほとんどいないので関係ないと思います。

ようするに黒にんにくメーカーのような商品が誕生することは他人事じゃないということなんです!

コモディティ化が進む中で生き残るには?

  • 自分でもできる
  • 誰から買っても同じ

こういうものを売っているという自覚があるのか?商品に差をつけるのが難しかったらどうすればいいのか?ない知恵を絞らないと、ダメですね。

  • 何か付加価値を付けるのか?
  • それとも素材で勝負するのか?

士業にとって素材というのは自分自身ですよね。

そんな危機感から選んでもらうために2つの得意分野を育てて、それを掛け合わせることでレアキャラを目指そうという挑戦を続けています。10年続けてきてやっと平凡な司法書士がヤフーニュースに出るくらいの掛け合わせ効果が出てきました。

あらゆるモノの品質が良くなって、その違いがわかりにくくなった結果、Amazonで何か買おうと思ってもどれを選べばいいのかわからなくて困ります。

難しいと言われた資格や免許だってどんどんコモディティ化が進んでいます。一見すると価値にはならなそうなものが実は価値になっているような気がしますが、まだ半信半疑なので身をもって実験中です。

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