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教育資金贈与信託の利用がすごいことに!

信託協会のまとめによると教育資金贈与信託の贈与額が6月末までに5千億円を超えたという記事を読みました。やっぱり、あるところにはあるものですね。

相続税のかからない世帯で利用が多かったことが、贈与額が大幅に増える要因だったとのことです。

教育資金一括贈与の非課税制度を利用するには、孫名義の専用口座を作り、お金を引き出すには授業料等の領収書を持っていってという手続きが必要なので、孫は教育資金以外に自由にお金を使うことができません(当然に孫の親である子供も)。

だから、あげる方にしてみると何に使われたかわからないままに無くなってしまうことがなく安心してあげることができるという事情があるのかもしれません。

ちなみに教育費というのは、授業料以外にも教材費や留学費用(渡航費は×)も対象になります。それから500万円以内であれば、塾や習い事の費用、通信教育費、キャンプなどの体験活動費もオーケーなんだそうです。

また、30歳までに使いきれないと残額に贈与税が課税されるというルールもあります。

先ほどの総額(5,193億円)と件数(76,851件)から贈与の平均額を計算してみると約680万円。相続税対策なら最大の1,500万まで利用することが多いように思いますが、このことからも相続税対策ばかりじゃないことが伺えますね。

うちの場合はとりあえず今年買ったキャンプ用品代に援助して欲しい(笑)。

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司法書士・行政書士 伊藤 薫

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