2万時間の練習を積み上げてわかったゼロから最短で強みを育てる方法

残業地獄で死にかけていた30歳のときに一念発起して、知識0から2年半で1万時間以上勉強して司法書士試験に合格することができました。

開業後は泡盛にハマって1万時間以上泡盛のいろんなことをやっているうちに、泡盛マイスターの全国大会で2位になったり、酒販免許を取ってオリジナル泡盛を販売したり。人前で話すことが超苦手だったにも関わらず百貨店から泡盛講座のオファーをいただいたりと、想像したこともなかった面白いことが起きました。

どちらもいわゆる1万時間の法則の効果ですが、ただただ時間を積み上げても効果は小さいことがわかりました。そこで1万時間の法則をアップデートできないかを意識してゼロから強みを育てる方法を実践してみてわかったことをまとめました。

起業するならブランディングは不可欠

偉そうに聞こえたのかもしれませんが、「起業するならブランディングは不可欠」というのは、僕が司法書士として独立するときに痛感したことです(苦笑)

3,000万円の住宅ローンを抱えたまま会社を辞めて飛び込んだ司法書士試験への挑戦だったので、独立するときになってようやく選ばれるためのブランディングが全くできていないことに気がついたときは吐きそうになりました。

司法書士として独立するには資格が必要です。そういう意味では最低限のブランディングはできていたのかもしれませんが、これってブランディングというよりライセンスですよね。資格は司法書士ならもれなく待っているわけで、ブランディングでもなんでもありません。

独立して1人で勝負しようというタイミングで選ばれるための強みが何もなかった僕が切実に感じたのが「起業するならブランディングは不可欠」ということだったわけです。

1万時間の法則は効果アリ

簡単にいうと、どんな分野でも1万時間程度継続して練習すれば、その分野のプロになれるという経験則のこと。

1万時間の法則

1万時間の法則というのは1つの分野で1万時間くらい継続して練習すると、どんな素人でもその分野を自分の強みにできるという経験則です。継続は力なりの方がしっくりくるかもしれませんが、練習量をイメージするには1万時間の方がわかりやすいと思います。

僕が知識ゼロから2回目の挑戦で司法書士試験に合格できたのは、2年半の間に1万時間以上勉強を続けることができたからです。司法書士試験の挑戦を通して1万時間の法則の効果を実感しました。

知識0から2年半で1万時間勉強して司法書士試験に合格した僕の勉強法

知識ゼロから勉強をはじめて2回目の挑戦で司法書士試験に合格することができました。2年半で1万時間以上勉強を続けてわかった資格試験に短期合格するために必要な5つのことを①日々の勉強法と②本試験、模擬試験の受け方にわけてまとめました。

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泡盛に1万時間ハマったら面白いことが起きた

2010年12月に石垣島の泡盛「白百合」と出逢って、日によってばらつきはあるもののざっくり1日4時間として泡盛をテーマに1万時間以上のめり込んでみた結果、こんなことが起きました。

  • 泡盛マイスターの全国大会で準優勝(沖縄及び北方対策担当大臣賞)
  • 「泡盛」の検索でブログが2位に(Google)
  • 百貨店の泡盛イベントに5年連続で出演
  • 泡盛ファンのコミュニティが970人
  • オリジナル泡盛を1200本完売
  • クラウドファンディングを3日で達成
  • ヤフーニュースに3回掲載

ど素人の泡盛好きが1万時間以上やり続けたら面白いことが起きた

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それがどうしたと思う人も多いと思いますが、ここでお伝えしたいのは

  • 泡盛の知識ゼロ
  • 泡盛友達もゼロ
  • 泡盛業界にコネなんてあるわけなし

泡盛のど素人だった僕が司法書士試験と同じように、これまたゼロから始めて1万時間の法則の効果を実感することができたということです。

といっても泡盛を楽しく飲んでいただけならこんな変化は起きません。仮に3万時間やったところで結果は一緒でしょう。泡盛にハマってこんなことを1万時間以上続けてきました。

A|楽しく泡盛を飲む!
A|泡盛マイスターの試験勉強
A|泡盛の酒造所見学46蔵/47蔵
B|SNSで泡盛の情報発信
C|初の自主開催イベント「落語と泡盛」
B|初の泡盛講座@阪急うめだ本店
C|泡盛ファンのコミュニティ運営
A|泡盛マイスターの全国大会に挑戦(2回)
B|オリジナル泡盛のプロデュース
C|泡盛イベントを月1回ペースで開催
C|テイスティング勉強会を開催(82回)
C|泡盛ダンス部
B|クラウドファンディングに挑戦 etc

できるだけ時系列を意識して書き出してみました。こうしてみるとこの3種類の活動が中心になっています。

A|泡盛マイスターとしてのスキルアップ
B|情報発信(リアルとSNS)
C|コミュニティ作り

とにかく時間をかければいいのかというとそんなことはないし、そもそも継続することが難しいという声を沢山聞きます。

ブログで継続の価値を痛感する

泡盛をテーマにブログを書き続けてきました。アメブロから足掛け10年、長い間うんともすんとも言わなかったのに少し意地になって続けていました。

ある日、異様にアクセスが多いと思って調べてみたら・・・「泡盛」の検索でWikipediaに次いで2位になっていました!

ブログはSNSをやっていない人でもアクセスできるオープンな場所なので、何か1つ続けるならやっぱりブログじゃないかと思えたことで継続することができました。「諦めたらそこで試合終了ですよ」という名セリフを思い出するともに、狙った結果が出なくても継続することの価値が身にしみました。

【継続は力なり】ブログが「泡盛」の検索で2位に!!

アメブロから足掛け10年、長い間うんともすんとも言わなかったブログに何かが起きています。マイブログに何が起きたのか?アナリティクスとサーチコンソールのデータを元に素人なりに分析してみました。で、わかったことはSEO頼みは怖いのでSNSも大切ってことでした。

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YouTubeを筆頭に動画の価値がどんどん高まっていますが、Google検索で2位くらいに出てくるとブログの発信力もインパクトがあります。

「ネットで検索したら伊藤さんのブログが出てきたので」とNHKの某番組から電話取材がありました。泡盛の検索1位はウィキペディアなので、取材したいというニーズからすると僕のブログが実質1位ということになります。

楽しいだけじゃ継続できない

司法書士試験の勉強と違って泡盛は楽しい時間です。かといって楽しいだけでは続きません。強制力がない状態で泡盛に関する練習を1万時間継続できたのはこの3つのキーワードを意識していたからだろうと思います。

  • ①信用
  • ②オリジナリティ
  • ③楽しさ

僕が1万時間の練習を継続できた理由

1万時間の法則は効果があると聞いても実際に続けることができる人はごくわずかです。そもそもはじめる人自体が少ないです。僕が泡盛をテーマに1万時間以上練習を続けることができたのは普段からこの3つのキーワードを意識していたからです。

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ゼロから強みを育てるのに効果的だった5つのこと

簡単に強みを作ることができるものがあるとしたらそれは幻想です。強みを育てるには継続するのが大前提です。泡盛に関する1万時間の練習を通して、継続するために大切なこと、ゼロから強みを育てるために有効だと思えたことを5つにまとめました。

ちょっと待った!司法書士としての強みを育てたいんじゃないの?という疑問がわいてくる気持ちもわかりますが、その点については「混ぜるな危険の掛け合わせをしてわかった凡人からレアキャラを目指す方法」にまとめました。

  • ①スタートはブサイクでOK
  • ②小さくても自分のコミュニティを持つ
  • ③オリジナルがあると加速する
  • ④ときにトリッキーな手段もいる
  • ⑤発信しないのはもったいない

①スタートはブサイクでOK

百貨店の泡盛イベントに5年連続で出演するきっかけは、初めて自主開催した泡盛イベントでした。イベントの成功が百貨店の担当者の目にとまり、泡盛講座のオファーを頂きました。

という、いかにもありそうな成功事例ではなくかなりブサイクな話なんです(苦笑)

自主開催イベントは見事に挫折を味わいましたが、偶然が重なって僕のところにオファーがあったというのが事実です。失敗に終わったとしても始めることが大事で、ブサイクだろうが始めないことには何も始まらないということです。

実績のない僕が阪急百貨店のイベントに出演できた理由

2015年の阪急うめだ本店から5年連続で百貨店の沖縄物産展で泡盛講座やトークショー、泡盛BARのマスターをさせていただいています。百貨店のイベントに出演することができたのは華々しさのカケラもないとてもブサイクな話です(苦笑)。そのきっかけになったのは自主開催イベントの1枚のチラシでした。

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②小さくても自分のコミュニティを持つ

泡盛関係で2つのコミュニティを運営しています。1つはSNSで生まれた泡盛ファンのグループで、もう1つは泡盛マイスターの有志と作ったテイスティング勉強会です。

どちらも小さなコミュニティですが、運営しているとコミュニティならではのメリットを実感できます。SNSのグループでは北海道から沖縄までメンバーがいるので、全国から泡盛に関する情報を教えてもらっています。テイスティング勉強会は関西の泡盛マイスターが中心メンバーなので、関西のローカルな情報や泡盛関連の濃い情報が得られます。

オリジナル泡盛を造ったときは、2つのコミュニティのみなさんに強力なサポートをいただきました。ありがとうございました。ひとりでできることは限界があるので、そこを超えるには小さくてもコミュニティは必須です。

舵を取れないといつまでもたどり着けない

誰かが作ったコミュニティの力に頼りたくなるけど、大きなコミュニティに入ったところで凡人は凡人のままなので、そううまくはいきません。むしろ自分でコミュニティを立ち上げるのは目立つので、それだけでもブランディング効果があります。

大きな船は安心だけど目指すところに辿りつけない

大きなコミュニティに入っていればやりたいことが実現できそうな気がしますが、それは自分の想いとコミュニティ全体のベクトルが一致しているときだけ。大きい船はなんとなく安心だけど、目指す目的地にたどり着けない可能性が高いことを肝に命じてコミュニティを運営しています。

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組織の力をあてにしない

コミュニティは大事ですがコミュニティの力をあてにし過ぎるのは違うよなぁと思うのです。

組織の力をあてにしない

阪神百貨店の沖縄物産展という憧れの場所に所属している組織(泡盛マイスター協会)の力に頼らずに立つことができました。理由を考えていると得意分野を育てていく中で安易に組織の力に頼ろうとするのは危険だということに気がつきます。

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コミュニティを継続するコツ

コミュニティは作るよりも継続する方が何倍も大変です。ここでも継続できるかがポイントになります。

80回続けてわかった小さなコミュニティを継続させるコツ

小さな勉強会を80回続けてわかった小さなコミュニティを継続させる3つのコツを紹介します。自分が楽しみながら運営することが一番ですが、①変化する②無理をしない③初心を忘れない この3つを意識すると上手くいくように感じます。

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③オリジナルがあると加速する

「〇〇といえば〇〇さん」と言われることが強み作りの1つのゴールだと思っています。それには差別化や感情移入するためにもオリジナルなものがあると目指すゴールに向かうスピードがアップします。

とはいえ司法書士の僕がオリジナル泡盛を造るのは勇気が要りました。冷静に考えたらできなかったと思います。だって売れる保証はないし相乗効果も期待できないし・・・

司法書士の僕がオリジナル泡盛を造ることになった理由

オリジナル泡盛を造りたくて何年も前から準備していたということはなく、ノリと勢いからスタートしたというのが平凡な司法書士の僕がオリジナル泡盛を造ることになった理由です。どうも、このノリの良さというのがチャンスを掴む上で重要なポイントのようです。

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造って満足するのはよくない

商品に限りませんがオリジナルなものは言ってみたら自分の子供みたいなものですよね、自分が育てない限り誰も育ててくれません。1,200本造ったオリジナル泡盛はおかげさまで完売させていただきました。泡盛が売れない時代によく売れたなぁと他人事のように思います。

何度も何度も発信しないとそもそも知ってももらえない。いくら泡盛は腐らないとは言っても造りっぱなしは本当によくないです。

ブランディングっていうのは刷り込み作業の結果だと思う。知らんけど。

ブランディングっていうのは、時間をかけて何度も何度も繰り返し刷り込み作業をした結果なのかもしれません。勘違いも含めて(笑)

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④ときにトリッキーな手段もいる

淡々と同じような練習を積み上げるだけでは越えられない壁があります。そこで時々トリッキーな作戦に打ってでることが必要です。これはホリエモンの本の受け売りですが、クラウドファンディングに挑戦したことでよくわかりました。

泡盛を広く知って欲しいという思いから挑戦しましたが、伊藤といえば泡盛、泡盛と言えば伊藤というのが周りに浸透することにつながった手応えがあります。

【質問募集中】仕込みなしで目標200万円のクラウドファンディングを3日で達成してわかった成功と失敗

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⑤発信しないのはもったいない

こんな投稿をすると〇〇そうだからできない。という声を聞きますが安心してください!そもそも誰も見てませんと自戒を込めて書いておきます(苦笑)

じっと待っているだけじゃ絶対に見つけてもらえないと思います。「発信しなければ存在しないのも同じ」と言われる時代だから、反応があろうがなかろうが気にせず発信を続けることが大事です。

発信しなければ存在しないのも同じ

1通のメールをきっかけに3回もタイムスさんに取材してもらうことができました。情報発信しないのはもったいないどころか、じっと待っているだけじゃ絶対に見つけてもらえないと思います。「発信しなければ存在しないのも同じ」と言われる時代だから、反応があろうがなかろうが気にせず発信を続けることが大事です。

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1万時間の法則をアップデートしたい

1つの分野・テーマを強みに育てようと思ったら最短でも1万時間です。1万時間の法則が物語っているように強みを作るためには継続が必須ですが、普通はこうなります。

すぐに挫折(苦笑)

それに今は「発信しなければ存在しないのも同じ」なんて言われてしまう時代。そこでSNSを活用することで掛けた時間以上の効果を期待してスタートしたのが10000チャレンジでコンセプトはこれです。

  • 時間にこだわらずに1万〇〇を目指す
  • 継続×発信が必須
  • ひとりで頑張らない、仲間と切磋琢磨する

1万時間の法則をアップデート→10000チャレンジで好きを極める。

1万時間の法則が物語っているように強みを育てるには継続が必須ですが普通はすぐに挫折します(苦笑)。それに今は発信しなければ存在しないのも同じと言われてしまう時代。 時間だけにフォーカスせず、1万◯◯×発信をコンセプトに好きなことを強みに育てようという挑戦が10000チャレンジです。

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10000チャレンジの効果を検証してみた

僕の【10000チャレンジ】は泡盛を楽しんでいる写真を10000人分集めるという挑戦です。

大阪から泡盛を盛り上げたいと思って活動していますが、僕ひとりが泡盛がいい・泡盛は面白いって言うよりも、実際に泡盛を楽しんでいる人を沢山見てもらった方が確実に説得力があると思いスタートしました。

【実践レポート】10000あわもりチャレンジ

強力なサポーターのみなさんに支えられて順調に増えていました。1万分の4400人までたどり着きましたが現在はコロナ禍で休止状態です。達成率は4割ですがSNSを活用することで掛けた時間以上の効果を得ることができたのか?10000チャレンジの効果を検証してみました。

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コロナ禍で情報発信の実験中

コロナ禍で泡盛テイスティング会や沖縄物産展が中止になりました。コロナ前に戻りたいという気持ちよりもこれをきっかけによりよく変わりたいと強く思ったので実験中です。転んでもただでは起きたくないというニュアンスの方が正確かもしれません(苦笑)

普段の自分を発信する実験を300日続けてみた

コロナ禍の何をしたらいいのかわからない中でライブ配信の実験をスタートしました。無駄に思える努力にこそ価値があると思っているので、こじつけでも何かを手に入れたと感じたくて300日間の振り返り←必死。上手くいっても失敗しても実体験に基づく事例だけは確実に積み上がっていた。でもそれだけだった~(苦笑)

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実験は継続中ですが、泡盛のテイスティング勉強会はオンライン化してリスタートすることになりました。関連|オンラインテイスティング会 vol.1@古酒の日

強みを育てたその先に

1つのテーマを強みを育てるのは第一歩です。その先には強みと強みを掛け合わせて選ばれるレアキャラを目指すという、さらなる挑戦が待っています。

1つのテーマ・分野を強みに育てることができたらもう1つ。できれば、あと2つの強みを目指しましょう。3つの得意分野を掛け合わせて100万人に1人クラスのレアキャラになることが最終ゴールです。

混ぜるな危険の掛け合わせ戦略

泡盛がきっかけでご縁があった方から本業の司法書士・行政書士のお仕事の依頼をいただくことが増えました。またその逆で登記のご依頼をいただいた方がオリジナル泡盛を買ってくださることもあります。まったく異なる業種間では相乗効果とは言わないのかもしれませんが、なぜか起きているんです、ちょっと変わった相乗効果が!

混ぜるな危険の掛け合わせをしてわかった凡人からレアキャラを目指す方法

ひとつひとつの分野が平凡だからこそ、複数の強みを掛け合わせることが価値になります。混ぜるな危険って感じの司法書士と泡盛の掛け合わせを続けてわかった掛け合わせ効果を発揮するために意識しておきたい5つのことを紹介します。

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