80回続けてわかった小さなコミュニティを継続させるコツ

強みの育て方

大阪泡盛の会という泡盛のテイスティング勉強会を月1回のペースで開催しています。82回目の勉強会はその様子を朝日新聞さんに紹介していただきました。

大阪の司法書士 試飲会 人生重ねて@朝日新聞

新型コロナウイルス感染症の影響で現在は休止していますが、かれこれ6年間以上続けてきました。関連|泡盛イベント実績

関西には泡盛マイスター協会が主催する講習会がないので、それなら自主的にやろうと泡盛マイスターの有志が集まり、泡盛マイスターの自主勉強会というスタンスでスタートしました。泡盛マイスターというのは泡盛版のソムリエの資格です、念のため。

振り返ってみると82回を迎えるまでには、会場だけでもこれだけ紆余曲折がありました。

  • メンバーのお店
  • メンバーの会社のセミナールーム
  • メンバーの会社の社長室
  • メンバーの事務所
  • 飲食店

勉強会の後はだいたい懇親会という流れなので、懇親会をするお店で勉強会の場所を借りたこともありました。

しばらく僕の事務所で開催していましたが、最近は新たな試みで会場とスタイルを変えています。泡盛マイスターの有志で始めたテイスティング勉強会が初心者の方にも沢山参加してもらえる会に育って継続の力を実感しています。

大阪泡盛の会 Vol.82@富山ろくちょう

小さなコミュニティを継続するコツ

続けることは何でも難しいわけですが、いくら小さくても会の運営となると相当な労力を取られるし相手がいることなので正直大変です。

小さな勉強会を80回以上続けてわかった小さなコミュニティを継続するコツはこの3つです。

  • ①変化する
  • ②無理はしない
  • ③初心を忘れない

この3つは置き換えれば大きなコミュニティにも使える要素だと思います。なにより肝心なことは主催者自ら楽しむこと。楽しみながらじゃないと続かないですね。

①変化する

スタート当初はどうせやるなら参加者を増やしたいという想いがあって、泡盛に興味がある方に広く声をかけていました。とはいえ1回の勉強会で20分×3銘柄、がっつりとテイスティングをするスタイルなので、それに耐えれそうな方という縛りはありました。

参加者が増えてきた時期もありましたが、いつのまにか固定のメンバーしか参加しなくなったり、そのうち本気で泡盛マイスターを目指したいという人が出てきたり。

途中から会場の関係で5~6人分しか席を確保できないので、泡盛マイスターと泡盛マイスターを目指している方の試験対策の勉強会みたいなスタイルに落ち着きました。

スタート当初、メンバーを増やしたい!という想いでやっていたときは、他の参加者からこんなアドバイスをいただきました。

  • 毎月はハイペースだから2ヶ月に1回でいいんじゃない?
  • テイスティングはハードルが高いからもっと参加しやすい内容にした方がいい

泡盛マイスターの有志が自分達のテイスティングスキルを上げる(保つ)ために始めた自主勉強会なので、月1回くらいやらないと意味がありません。もし参加者を増やしやすい会に方向性を変えていたら確実に続いてないですね。

5名参加の予定が前日に3人キャンセルになって初参加の方と僕の2人だけという日がありました。それでも中止にしないで二人で泡盛テイスティングの初歩からじっくり確認しながらやってみたら僕も新鮮で面白かったし、初参加の方にも喜んでもらえました。

こんな感じでその時々で臨機応変に対応してきたからこそ続けることができたと思います。

②無理はしない

続けることがコミュニティの最大の目的になってしまうのはNGです。惰性で続けても意味がありません。

もうめんどくさい!って投げ出したくなったときが6年間には何度もありました。今だから言えることですが、無理やり理由を作って1回休んだこともあります(苦笑)

大切なことは無理はしない。これですね、無理すると絶対に続きません。

③初心を忘れない

①で変化することを挙げましたが、3つ目は変化しても「初心を忘れない」です。

思うように参加者が増えない時期がありましたが、増やすために気軽な飲み会のスタイルに流れてしまわなくて本当に良かったと思います。ゆるく泡盛を楽しむ会は別のスタイルでやってますしね。

そういう会ならいくらでもあるので、別に僕らがやらなくてもいいんじゃないの?と思ってしまったらもう駄目です。続ける理由がなくなって途中でやめていたと思います。

泡盛のテイスティングを体験できる場所は全国的にほとんどない(と思う)ので、これが僕らの会の価値なんだ!と、周りの意見に流されることなく続けてきました。

今では泡盛テイスティングチャートや香りサンプルを活用した他ではできない勉強会に進化してきた自負があります。

泡盛テイスティングチャートと香りのサンプル

壁にぶつかっては立ち上げた当初のワクワクした気持ちを思い出して、初心を忘れず軌道修正を続けたことが継続できた理由だと思います。

人気記事 お義母さんが遺してくれたエンディングノートは役に立ったのか?